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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed ワールドカップ初日 (2018/2/19 5:22:03)
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今日からワールドカップの試合です。
先週からとは全く違うメンバーとの試合。
気合の入れ直しです。

大会初日ということで、試合前に選手ブリーフィングが行われました。


内容は先週聞いた内容と同じ、チャンク陸禁止エリアや、注意事項等々の説明です。
気象ブリーフィングが行われ、この日は条件のいい気象だということ。ただ、天気は
下り坂。今回の大会は、何日間成立するか、気象が安定しない予報。一本一本大切に飛ばないとです。

この日、エリアはまた1時間ほど移動するGundowringのエリアに決定。
大会側の用意した車での移動。


まるで兵員輸送車です。
しかも乗った車を運転してくれていた女性が、どうも大きい車は慣れていないらしく、
終始全員暴れ馬に乗ったような状態。
山頂に到着した時には全員思わず拍手をしたくらい。


この日のタスクは87.51km。
谷を往復するレース。


先週のタスク1に似たタスク。
先週から飛んでいるので、情報を持っているという分だけ有利なところがありますが、
それだけに固定概念が付かない用意しないといけません。
気象条件が同じ日はないわけです。

T.O.がオープンになり、すぐに離陸。
無難に高度を上げていきます。

途中から強いサーマルに入り、一気に2000mを超える高度。
やはり情報修正。今までで一番サーマルが活発に高度を上げてくれます。


スタートを慎重に。
そう心がけていたので、今回、スタートは理想的な形で切れ、
トップで一番高い。

ここでのフライトは山に近づきすぎない。
そう決めてぐんぐん進みます。

私よりも下方でここのところ世界王者に近くなりつつあるオノラン選手が同じく進んできています。
予想通りに強いサーマルにつき、上げていきますが、オノランはそのまま低い高度で先に先に
行きます。


人を見すぎる。これはよくない。
ここでしっかり高度を上げていけばいいのに中途半端に追ってしまいました。

もう先をいくオノランとは差ができているし、振り向くと私が当てたサーマルで遥か高い高度の
集団。自分のリズムを崩してしまったポイント。

そうなると、一度リズムを取り戻すのが大変。
高度が一番低くなり、それこそ100機近いグライダーに抜かれていきます。

はぁ、いかんいかん。
気持ちを入れなおしリセット。
高度を上げて追撃します。


リズムに乗っていくと面白いくらい良いラインで飛べます。
もうトップには追いつけませんし、そうなると、リーディングポイント(先行ボーナスポイント)は
絶望的になりましたが、一番でも先にゴール。

最終的には90機近いグライダーを抜き返してゴール


この日のゴールは10番でしたが、結局リーディングポイントが取れず17位。
自分のリズムを見極めて、人に左右されない飛びを。
これが課題ですね。

大会は始まったばかり。
これからです!!


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