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そこに勝機はあったのか?いや、ない
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
そこに勝機はあったのか?いや、ない (2018/2/22 5:21:18)
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そこに勝機はあったのか?いや、ない (2018/2/22 5:21:18)
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天気予報は週末に向けて下り坂。
そんなパラグライダーにとってうれしくいないニュースがあさのウェザーブリーフィングで
伝えられます。
だからこそ、飛べる日は大切に!!
そう決めていたのです。
決めてはいたんですけどね。
この日もミスティック(ブライト)のT.O.になるということで、
少し余裕のある朝。
T.O.に上がってみると、今日は高層雲が張り出しています。
なので太陽の光も力が弱い・・・・・。
地元のパイロットも飛んでいますが、なんとか上昇できるといった具合。
パイロットが集められ、T.Oでのブリーフィング。
しかし、コンディションが揃わず待機
しばらく空のコンディションが良くなるのを待ちます。
しばらく待って少しずつ気温が上がり、50㎞程のタスクが発表されました。
このエリアで50㎞はショートタスクです。
入力し、空へ。
レーススタートまで1時間空で待機ですが、まぁ、高度が上がらない。
せいぜいT.O.から300mの高度にグライダーが溜まっていきます。
まさに空中渋滞。
高度を落とさないように、他のグライダーも見ながら、でもサーマルをつかむ。
もう忙しいし神経使うし。
それでもレース前には少し高度が上がり、レーススタート。
上昇は弱いので慎重にと自分に言い聞かせながら・・・・・。
この日は同じ三角点にあるパイロンを2周して最後に10㎞先のゴールというレース的には単純なもの。
ただし、この弱いコンディションをどうしていくかが課題です。
山の奥に行くと少しずつ上がる高度。
それでも途中は降りてしまうかというほどに低くなる場面。
それを切り抜け一周を終える。
そのころには少しまたサーマルが強くなっていて、高度が取れやすくなる。
特に山でのサーマルは育ち始める、
少しスピードを上げると、トップに躍り出す。
高度も十分に稼いで先に進む。
この先には先ほどのサーマル・・・がない。
まぁ、その先のポイントもあると冷静に考えていたつもり。
なのに、ここにきて先を急いでしまう・・・・。
山の深い場所を低く行き、何とかサーマルをつかもうとするが弱いものばかり。
そうしていると、尾根を越えられそうになる。
そしてその尾根をかすりそうに超えてしまった。
その先にはターンポイント
しかし、その谷にはもう何もサーマルはなかった・・・・・。
一緒に来た4機(そのうち3人は日本人選手だった・・)
4機ともにその谷に轟沈・・・・・。
その手前のサーマルで我々を見送り弱いサーマルで上げていった選手たちがゴールへと向かっていきます。
やってしまった。
慎重にと思っていたのに・・・・・・。
明日に挽回するしかありません!!
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