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feed <TMC日記2 月1日> 「全ては自分の為に」 (2018/3/8 19:47:32)
180203  出棺 棺の中へ

品川から乗車、掛川までの新幹線の中、パソコンに向かって頭の中を整理する。

親父から学んだ事。
1. 何事にも一生懸命に取り組み、勤勉であること。
2. 人との付き合いを大切にすること。
3. 自分が出来る範囲で、社会に貢献すること。
4. 人として生まれたからには、一生において何か事を成すこと。

「人として、この世に生を受けたからには、真摯に人生と向き合い、
深く世の中と関わり、自分が出来る範囲で、社会の発展に貢献し、
次世代へとバトンを繋いで行くこと。」

親父が私に教えてくれたものは、正に「人の営み、人の生き様」そのものだった。

経営理念 「社会発展の一翼を担う」かな。

㈱トミハラにも既にある筈だが、まあ、いいや。
「俺は俺流のやり方でやるから。」
親父には了解取得済みである。
そもそも、創業者の親父から学んだこと。
目指すところにそんなに違いはない筈だ。

勝手に命名した「チーム・キナバル」に早速メイルで相談する。
「これって、零細企業にしては、大きく出過ぎかなあ?」
まあいいや。
どんな小さなことでも、何かを変え、新しいことに取り組むこと自体が、
「社会発展の一翼を担う」ことである。
何より重要なことはこれだな。
あれっ?、「サラリーマン遠隔経営」自体がそれかもしれない。
別のサポーターに名付けてもらったこの言葉。
中々の言い得て妙である。
一方で「前代未聞、これが出来たら本が出せる」とまで言われたが・・・。

会社の規模は求めない。
いや「所有」と「経営」の分離。
自分が突然直面した課題、親族から社長を出さないで済むようにするには
また組織として自立する為には、最低限の大きさは必要か。
それは30人位かなあ・・・。

そもそも「冨原家」が会社を所有する事に拘る必要はない。
雇用が維持され、また作り上げた仕組みの何かが引き継がれていくのなら、
それは「社会貢献」であり、そして「社会発展の一翼を担う」ことになる。
会社が何処かに吸収されたりしても、それが良い形なら構わない。
いやこれはちょっと先走り過ぎ。
先ずは社員にとっても、取引先にとっても、また地域社会にとっても
「魅力ある会社」にする事が第一だ。

伊藤忠は辞めない。辞める理由がない。
自分がやりたいことと伊藤忠が与えてくれるフィールドに齟齬はない。
「二兎を追わぬ者は二兎を得ず」である。
いや、「興宝国際工業」社長、「伊藤忠中近東会社」社長、
「ブルネイ・メタノール・カンパニー」執行役員、
今まで経営に携わって来たその経験があるからこそ、
「やれる」と思える「サラリーマン遠隔経営」。
正に「離れ技」
「徹底的に一兎を追いかけるものは、結果的に二兎を得る」だ。

まあ、そもそも、辞めたら「○○届」を受領する羽目になるだろう。
それは望むことではない。

親父の体調、日本への帰任時期を考えて、2019年3月末完成を目標に進めてきた
「サラリーマン遠隔経営」システム。
良し、この2,3週間で、一気に完成させよう。

謝辞の大筋も出来上がり、この2,3週間で気合を入れてやることも明確になった。
親父から学んだ事を礎に、自分がやりたいことをやる。
生きたい人生を「太く長く」駆け抜ける。
綺麗ごとを言っても仕方がない。
「全ては自分の為に」

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