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<飛丸日記 2月23日> (社外)代表取締役・会長
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
<飛丸日記 2月23日> (社外)代表取締役・会長 (2018/3/9 20:32:18)
蒲田のホテルにて、更なる考察。
親父が亡くなって「サラリーマン遠隔経営」をするとして、
「代表取締役・社長」はどうするんだ?
私が「代表取締役・社長」?
会社の経営者の立場からすれば、実際の兼業は認められない。
当たり前の話。
まして、「代表取締役・社長」など、以っての他。
とは言え、お袋は79歳。
形だけやってもらうにしても、心労が嵩むのは明らか。
お袋がダウンしたら、何をやっているのかわからない。
私の中で、優先順位は明確である。
んんん、これは困った。
考え付いた打開策。
定款を変更して、代表取締役に二人就任できるようにする。
お袋が「代表取締役・会長」、私が「代表取締役・社長」に就任。
緊急事態には会社の代表としてお袋が対応する。
とは言え、そんな事態は創業56年、一度も起きていない。
私が「(社外)代表取締役・社長」として、会社の経営を見る。
実際の実務は 「COO(最高執行責任者)」 としての工場長以下、
現場で日々、対応する。
これならいけるだろう。
伊藤忠に対してはどうするか。
方針 「こそこそやらない。」「問題が起きたら正面突破を図る。」
蒲田のホテルから、早速伊藤忠の人事部にメイルを打電。交渉開始。
いや、お願いを開始する。
2月14日。名古屋への出張。売上200億の二番目に大きいお客さん。
どう間違ってか、面談には重役が参加されるとか。
こんな零細企業に時間を割いてもらって良いのだろうか。
先ずは礼を尽くそう。久しぶりに、スーツに袖を通す。
さて、どうしたものか。まあ、商談自体は慣れたものではあるが・・・。
そんな大事な時に、人事部からの電話。長らく話し合い。
2月16日。最初に訪問した売上二兆円のお客さん。もう一度話がしたいと言う。
何だろう。やっぱり駄目です、という話かなあ。不安が過ぎる。
その直前に人事部と電話。また長らく話し合い。
んんん。どうも間が悪い。縁起を担ぐわけではないが
・・・いや、交渉において「流れ」というのは大事である。
この話はうまくいかないのかも。
何度かのやり取りの末、やっと頂いた答え「二ヶ月だけなら許可する」
んんん、これは禅問答か。
「二ヶ月で、一体どないせいって言うんですか?」
思わず反駁。
いやいや冷静になろう。この方に文句を言っても仕方がない。
そもそも無理なお願いをしているのは、明らかにこちらだ。
更なる打開策を検討。
私が「会長」、お袋が「社長」、これならいけるだろう。
お袋の上に私というのも気が引けるが、まあ、已む無し。
まだまだ元気、伴侶を失い、ちょっと暴走気味のお袋。
実はこの方が良いかも。
ものは考えようである。
あれっ、これってそもそも、ブルネイでゴルフをしながら
勝手に任命したサポーター「チーム・ブルネイ」と議論していた奇策ではないか。
「CEO (最高経営責任者)代表取締役・会長」。
回りまわって、結局ここに辿り着いた。
世の中、不思議なものである。
その後、また紆余曲折。最終的に この案でご了解を頂く。
株式会社 トミハラ 代表取締役・会長
TOMIHARA Corporation Chairman & Representative Director
様々な経験を積ませてもらい、ここまで育てて頂いた伊藤忠。
その経験があるからこそ踏み切れる「サラリーマン遠隔経営」
人生の多様化に伴い、柔軟に対応してくれる伊藤忠。
FB上ではございますが、改めてお礼を申し上げます。
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<飛丸日記 2月23日> (社外)代表取締役・会長 (2018/3/9 20:32:18)
蒲田のホテルにて、更なる考察。
親父が亡くなって「サラリーマン遠隔経営」をするとして、
「代表取締役・社長」はどうするんだ?
私が「代表取締役・社長」?
会社の経営者の立場からすれば、実際の兼業は認められない。
当たり前の話。
まして、「代表取締役・社長」など、以っての他。
とは言え、お袋は79歳。
形だけやってもらうにしても、心労が嵩むのは明らか。
お袋がダウンしたら、何をやっているのかわからない。
私の中で、優先順位は明確である。
んんん、これは困った。
考え付いた打開策。
定款を変更して、代表取締役に二人就任できるようにする。
お袋が「代表取締役・会長」、私が「代表取締役・社長」に就任。
緊急事態には会社の代表としてお袋が対応する。
とは言え、そんな事態は創業56年、一度も起きていない。
私が「(社外)代表取締役・社長」として、会社の経営を見る。
実際の実務は 「COO(最高執行責任者)」 としての工場長以下、
現場で日々、対応する。
これならいけるだろう。
伊藤忠に対してはどうするか。
方針 「こそこそやらない。」「問題が起きたら正面突破を図る。」
蒲田のホテルから、早速伊藤忠の人事部にメイルを打電。交渉開始。
いや、お願いを開始する。
2月14日。名古屋への出張。売上200億の二番目に大きいお客さん。
どう間違ってか、面談には重役が参加されるとか。
こんな零細企業に時間を割いてもらって良いのだろうか。
先ずは礼を尽くそう。久しぶりに、スーツに袖を通す。
さて、どうしたものか。まあ、商談自体は慣れたものではあるが・・・。
そんな大事な時に、人事部からの電話。長らく話し合い。
2月16日。最初に訪問した売上二兆円のお客さん。もう一度話がしたいと言う。
何だろう。やっぱり駄目です、という話かなあ。不安が過ぎる。
その直前に人事部と電話。また長らく話し合い。
んんん。どうも間が悪い。縁起を担ぐわけではないが
・・・いや、交渉において「流れ」というのは大事である。
この話はうまくいかないのかも。
何度かのやり取りの末、やっと頂いた答え「二ヶ月だけなら許可する」
んんん、これは禅問答か。
「二ヶ月で、一体どないせいって言うんですか?」
思わず反駁。
いやいや冷静になろう。この方に文句を言っても仕方がない。
そもそも無理なお願いをしているのは、明らかにこちらだ。
更なる打開策を検討。
私が「会長」、お袋が「社長」、これならいけるだろう。
お袋の上に私というのも気が引けるが、まあ、已む無し。
まだまだ元気、伴侶を失い、ちょっと暴走気味のお袋。
実はこの方が良いかも。
ものは考えようである。
あれっ、これってそもそも、ブルネイでゴルフをしながら
勝手に任命したサポーター「チーム・ブルネイ」と議論していた奇策ではないか。
「CEO (最高経営責任者)代表取締役・会長」。
回りまわって、結局ここに辿り着いた。
世の中、不思議なものである。
その後、また紆余曲折。最終的に この案でご了解を頂く。
株式会社 トミハラ 代表取締役・会長
TOMIHARA Corporation Chairman & Representative Director
様々な経験を積ませてもらい、ここまで育てて頂いた伊藤忠。
その経験があるからこそ踏み切れる「サラリーマン遠隔経営」
人生の多様化に伴い、柔軟に対応してくれる伊藤忠。
FB上ではございますが、改めてお礼を申し上げます。
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