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3月17日(土曜日) (2018/3/19 20:28:09)
◆第2工場
中澤です。
飛行場からダイレクトに土手を超えられる第2工場はもっぱら分解が出来にくい飛行機の作業が行われる整備工場です。
今は、旧富士重工(現、スバル)が製造したエアロスバルの最後から2機目の機体であるFA200-180が入っています。
今日、第2工場の主、大曽根はものすごくレアーな部品をFA200に取り付けていました。
夜間飛行時、翼端灯がついていることをパイロットが確認できる反射板を新品に取り替えていました。今後、絶対入手不可能な部品です。
第2工場の片隅には整備を待つ本邦2機目のスピードカナードが入っています。
そろそろ、本腰を入れて作業が始まります。
後退角、下半角がついた主翼と先尾翼、サイドスティックの機体です。
後退角が如実に上反角効果があると実感できる機体です。
操縦席より後方に翼端があり、その主翼は下半角が付いています。
着陸時に引き起こしの操作をすると、翼端はどんどん地上に近づきます。
編者注:ご存知の通り、プロペラがついているこちらが後部です。
グライダーなのか飛行機なのかはっきりしてくんない‼️と言われているような機体です。
ドイツ製ですので、そこかしこにドイツ製の部品が使われています。主車輪はアメリカのクリーブランド製ですが、前輪はグライダーによく使われているドイツ・トースト社製のホイールが使われています。
インチとミリが混在している、極めて稀有な機体です。
マー、胴体はグローブ社製のグライダーの胴体ですからね。
どこまでも素敵な機体です。
◆一方、飛行場では。
垣内です。
飛行場はいつもどおり、午前中からクラブフライトが始まりました。
まずはじめは、最近ぐんぐん腕を上げている小牧さん。
目指すは初ソロ。がんばってくださいね!!
空を見ると、美味しそうな雲が出始めています。
そんな空へ、今日も高橋さんが出撃!!!
計器盤には実施課目のメモが貼ってあります。
アクロでもやるのかと思いました(笑)。
シーズン間近とみるや、クラブハウスにはグライダー乗りが集合中。
井上さん、なに食ってんすか?
外ではさわやかな日差しの中、満面の笑みをたたえた悪そうなおじさんがたってました。
特操審受けるそうです。
さすがのこの人も免許制度には勝てません。
◆飛べる、という事。
いつも通り集まって、くだらない冗談を言って、楽しく飛べる・・・
今日は、そんなあたりまえの幸せを改めて噛みしめる一日でした。
地域、環境、そしてこの空に関係する全ての方へ感謝。
(編集・垣内)