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<TMC日記 3月17日> 「サラリーマン遠隔経営」 第二章 始まり
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
<TMC日記 3月17日> 「サラリーマン遠隔経営」 第二章 始まり (2018/3/21 19:52:05)
昼過ぎ、メンバーとなっているいつものゴルフ場へ。
行われている女子プロ・トーナメントの観戦。
さて、ここで何を見るみるか。何を学ぶのか。
永遠の課題その4「ブレーク・スルーはどうやったら起きるのか」
物事を一変させるブレーク・スルー
飛躍的な進歩、発展、現状打破、躍進とでも訳せば良いのか。
この「ブレーク・スルーはどうやったら起こすことができるのか。」
伊藤忠中近東会社の社長をやっていた時に、
半年毎に自発的に全社員総会を行っていた。
そこで常にブレイン・ストーミングの時間を設け、
議論していた課題である。
ドバイに赴任する際、向かう機中で考えた事。
さて自分はここで何をすべきか。
まあ、何か商材をみつけて注力すれば、2,3年あれば
ブレークスルーするだろう。
それをまたここでやればいいのかな。
で、商材は?
赴任したのは伊藤忠の支社。担当商品は全てである。
担当エリアは中近東全体。
トルコ、エジプト、サウジ、イランからパキスタンまで。
選り取り見取り。まあ、なんとかなるだろう。
ワクワクである。
そんな中、社内で一番稼ぐ営業マンから突きつけられた挑戦状。
「貴方がどんなに優秀な営業マンか、私は見ているから」
天邪鬼の私。そう言われて、その場で方針変更した。
「それは違う。私は社長なんだ。
あなたと同じ土俵で競うつもりは無い。」
不遜な物言いながら、嘗て自分が営業担当していた商品の内、
4つをそのビジネスにおいてブレーク・スルーさせる事ができた。
商売が急拡大する等して、日本一、アジア一、業界一になれた。
それもどんどん早い時期に出来る様になっている。
五つ目をここでやるだけのことだ。
でも自分がやるべきことは それなのか?
私自身、また同じことをやって、それで面白いのか。
良し、決めた。
全社員にブレーク・スルーのやり方を教え、
全社員がそれぞれの分野でブレークしたら、
この会社自体がブレーク・スルーできる。
やるべきこと
「ブレーク・スルーの研究と社員全員による応用」
私がやってきた商売で、過去のブレーク・スルーは何故起きたのか。
他に容易に当てはめられる「成功の方程式」は組み立てられないのか。
私の過去の商売をプレゼンし、分析し、議論を尽くした。
だが、答えは出なかった。
様々な要因は挙げられた。
だが、明確ではない。その時その時で特殊すぎる。
マニュアル化できない。
ただ、一つだけ言える事。
その商品に入れ込み、気合を入れ、徹底的に取り組む事である。
私が任期中にはブレークスルーは起きなかった。
離任して数年。研修で本社に来た営業マンと話す機会を得た。
誇らしげに見せてくれたそのグラフ。
二次曲線の様に拡大していくビジネスの量を表していた。
さて、目の前のプロのトーナメント。
「自分より遥かにうまい人の技術に接すること」
これも明らかにブレーク・スルーのきっかけとなる要因である。
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<TMC日記 3月17日> 「サラリーマン遠隔経営」 第二章 始まり (2018/3/21 19:52:05)
昼過ぎ、メンバーとなっているいつものゴルフ場へ。
行われている女子プロ・トーナメントの観戦。
さて、ここで何を見るみるか。何を学ぶのか。
永遠の課題その4「ブレーク・スルーはどうやったら起きるのか」
物事を一変させるブレーク・スルー
飛躍的な進歩、発展、現状打破、躍進とでも訳せば良いのか。
この「ブレーク・スルーはどうやったら起こすことができるのか。」
伊藤忠中近東会社の社長をやっていた時に、
半年毎に自発的に全社員総会を行っていた。
そこで常にブレイン・ストーミングの時間を設け、
議論していた課題である。
ドバイに赴任する際、向かう機中で考えた事。
さて自分はここで何をすべきか。
まあ、何か商材をみつけて注力すれば、2,3年あれば
ブレークスルーするだろう。
それをまたここでやればいいのかな。
で、商材は?
赴任したのは伊藤忠の支社。担当商品は全てである。
担当エリアは中近東全体。
トルコ、エジプト、サウジ、イランからパキスタンまで。
選り取り見取り。まあ、なんとかなるだろう。
ワクワクである。
そんな中、社内で一番稼ぐ営業マンから突きつけられた挑戦状。
「貴方がどんなに優秀な営業マンか、私は見ているから」
天邪鬼の私。そう言われて、その場で方針変更した。
「それは違う。私は社長なんだ。
あなたと同じ土俵で競うつもりは無い。」
不遜な物言いながら、嘗て自分が営業担当していた商品の内、
4つをそのビジネスにおいてブレーク・スルーさせる事ができた。
商売が急拡大する等して、日本一、アジア一、業界一になれた。
それもどんどん早い時期に出来る様になっている。
五つ目をここでやるだけのことだ。
でも自分がやるべきことは それなのか?
私自身、また同じことをやって、それで面白いのか。
良し、決めた。
全社員にブレーク・スルーのやり方を教え、
全社員がそれぞれの分野でブレークしたら、
この会社自体がブレーク・スルーできる。
やるべきこと
「ブレーク・スルーの研究と社員全員による応用」
私がやってきた商売で、過去のブレーク・スルーは何故起きたのか。
他に容易に当てはめられる「成功の方程式」は組み立てられないのか。
私の過去の商売をプレゼンし、分析し、議論を尽くした。
だが、答えは出なかった。
様々な要因は挙げられた。
だが、明確ではない。その時その時で特殊すぎる。
マニュアル化できない。
ただ、一つだけ言える事。
その商品に入れ込み、気合を入れ、徹底的に取り組む事である。
私が任期中にはブレークスルーは起きなかった。
離任して数年。研修で本社に来た営業マンと話す機会を得た。
誇らしげに見せてくれたそのグラフ。
二次曲線の様に拡大していくビジネスの量を表していた。
さて、目の前のプロのトーナメント。
「自分より遥かにうまい人の技術に接すること」
これも明らかにブレーク・スルーのきっかけとなる要因である。
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