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feed <TMC日記 3月17日> 祝・達成「友達15人呼ぶ計画」 (2018/3/23 19:46:49)
180317 ヨットクラブ

2016年11月、元部下の伊藤忠バンコク店駐在員E嬢と共に
「24時間ブルネイ弾丸ツアー」をこなした
クアラルンプール店駐在員M嬢。
(http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-208.html)
昨年の春先に帰任している。
「引継で冨原さんに会いに行きなさいって言われたんですが。」
後任のこれまたM嬢から突然の話。
「えっ、なんやねんそれ。まあ、いいやっ。でも不倫はいけない。
 女性と二人だけでいるのはイスラムでは許されない。
 私は家族持ちだし、必ず誰かと同行で来ること。」
そう話をしたのは昨年の8月。
一年後の遥か彼方でも、取り合えず予定を入れてしまうこと。
私の「友達関係構築術」の一つである。
取引先ともしかり。
お忙しいお偉いさんだろうと、流石に半年、1年先は空いている。
今度のゴルフは半年後の○○にやりましょう。
取り合えず予定を抑えてしまう大作戦。
お陰で私の予定表は数ヶ月先まで何時も埋まっている。

ふと気がつくと、その日にちが近づいていた。
さて、どうしたものか。
「チーム・ブルネイ」にHELPを要請。
今回は、「会員制ヨット・クラブ」やら、
お気に入りの場所「Labi湿地帯」
(http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-142.html)
最後は最近お決まりの「天狗ザル・ツアー」を企画した。
これにて遂に「友達15人呼ぶ計画」目標達成である。

「友達○○人呼ぶ計画」
中国・香港駐在時に始めたこの企画。
フランス世界戦で、ルームメイト。そして大会で亡くなった小林。
小林夫妻が香港に遊びに来てくれたのが企画開始のきっかけだった。
海外というちょっと特殊な環境で、ずっと同じ時を過ごし、思い出を共有する。
我ながら、中々良い企画である。
小林夫妻の時は、彼らから声を掛けてくれた。
それからはこちらから積極的に取り組んだ。
ドバイでは10人の来訪を掲げて11人にて達成。
ブルネイでは、5人を掲げて、直ぐに達成。
その後15人に上方修正し、それも今回で達成だ。

思えばここまで良く来たものだ。
「人との付き合いを大切にすること」親父から学んだ事である。
いやそれより何より、私の幸せの為に。
私の幸福学のバイブル「幸せのメカニズム」
(ご参考 「幸せのメカニズム」)
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
幸福になるための第二因子「つながりと感謝の因子」
(この機会に読み直す。以下、成る程な、を抜粋。)
「友達が多いかどうかがあまり幸福には影響しない」
「友達が多様な人には幸せな人が多い」

そして続けられた理由の一つは明らか。
「人に楽しんでもらうには、先ず自分が楽しむこと」
鉄則である。
マンネリ化せず、常に新しい何かを取り入れた。

今回でお会いするのは三回目。
「友達」と呼ぶには少々早すぎる「後輩のM嬢」
聞けば財務経理畑だとか。
先輩として、何か為になるお話しができないか。
伝えられる事はないか・・・考察。

仕方が無い、あまり思い出したくないがあの話をしよう。
「伊藤忠商事 最大の不正会計事件」
その第一発見者としての体験。
人生で一番忙しかった時。人生で一番辛かった時。
事件後、コンプライアンス(法令順守)活動の一環として、
社内で何度も講演をさせられた話である。

とは言え、そこは私。茶化しながらのご説明。
さて、どれ程伝わったのだろうか。
私の願い。
「次世代に負の遺産を残さない」
「後輩君、わかっているだろうね。
 あなたもその責を負っている。」

人生で一番辛かった時。
「伊藤忠最大の不正会計事件」その第一発見者。
何故、私の様なずぼらな者が、長きに渡って行われていた
不正会計を見つけることができたのか。
それは中国の化学品工場で社長をやっていたからである。
約2万トンのタンク。そこで行われる液体製品の商売。
そうした商売をしたら、帳簿はどう動くのか。
その常識が私にはあった。
別の商品ながら、担当して気づいたこと。帳簿の動きがおかしい。
常に自分の常識を磨くこと。見識を高めること。
勿論、それが正しいとは限らない。いや、先ず間違っている。
何が正しいか、常に考え、研鑽に励むべきである。
ご参考 「徹底的に常識を磨け」
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
ご参考 「常識」を科学する
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-99.html

そう言えば、前回M嬢と会ったのはクアラルンプール。
伊藤忠の小林会長との会食の席だった。
伊藤忠で唯二人、大学が同じ、学部が同じ、学科が同じ先輩。
入社以来、いや、入社前からいろいろなエピソードがある。
90年代後半、伊藤忠が如何に経営上厳しい状況にあったのか。
あの「肩たたき」は何故、必要だったのか。
二時間にわたる気楽な飲み会。
いろいろなお話を聞く事が出来た。

不正会計事件の際には、社長室に呼ばれたことがあった。
秘書室から突然の呼び出し。面談目的は尋ねても教えてくれない。
「一体何の話だろう?」
語られる大学時代の話。
「○○助教授と△△助教授の間には噂があったが、
 その後どうなったの?」
「△△助教授は、私が配属された研究室の教授でしたが・・・」
拍子抜けの話。
事件の事は殆ど触れられない。
流石である。
人生で一番辛かった時。
「私はあなたのことをちゃんと見ているからね」
そのメッセージだけで、私には十二分の励ましだった。
なんて暖かい方なんだろう。
私もそうありたいものだ。

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