ホーム
>>
RSSセンター
>>
<TMC日記 3月22日> バイブル「幸福のメカニズム」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<TMC日記 3月22日> バイブル「幸福のメカニズム」 (2018/3/31 20:36:01)
「○○さん、△△さん、今日は朝から既に2戦ですか。
バトルしてますねえ。何勝ですか?」
茶化す腹心の部下。
「あほっ。3戦目はあなたやっ。私の部屋に来るように。」
「あの仕事の進め方はないやろ。私はあなたに任せたんや」
「それはあなたの力量を信じて、任せられると思って言ったんや」
「それをこの対応、がっかりや」
「いや、時間がなくて」
「そんな事は関係ない。だったらその報告をすれば良い。
状況はXXXだが、期限の何時までには、こうやって出来る、と」
「相手を安心させること。それも大事な仕事術だ。」
「To be right patient その忙しさは本当に必要な忙しさなのか?
Think more して欲しい。徒労は良くない。」
「こんなことで、私は何時になったら飛びに行けるんだ。
何時も飛びに行って「問題ありません」の報告だけを受けること。
これが私の目標なんや。早くそうさせて欲しい。」
八つ当たりは良くない。感情的になるのも。
理由はわからないが、その日は何故か戦闘モードだった。
とは言え、部屋に呼んでのこうした話、滅多にあるものではない。
話は脱線に脱線を重ねる。
「あなたのような有望な若者がこんなことで、この国の未来は大丈夫なのか。」
「能力がある者は、皆ブルネイから資産を移している。」
「あほっ。世界の何処にそんな有望な国があるっていうんや。
中国だって最近は経済的にかなり怪しい。アメリカも迷走中だ。
日本は高齢化問題を抱えている。何処の国も皆それぞれ問題を抱えている。
あなたは私より優秀だが、少なくとも経験では私に劣る。
訪問国数だけで62。あなたよりは世界を知っている。
自分の国で踏ん張れなくて、どこでやって行けるっていうんや。」
「そもそも何を目指して働いているんや。」
「富原さんが今、コーランを読んでいるのは知っている。
でも、私は当の昔にコーランもバイブルも読んだ。
中国の人生の生き方に関する古い書物も読んでいる」
「いろいろな書物を読み、生き方を考えている。思うに・・・・・・・・。」
「で、富原さんは」
「私のバイブルはこれだ。」
先週の優秀なる女性社員2名との会話。話は幸福論にまで及んでいた。
翌日、彼女らに見せる為に持って来たその本が、まだ部屋にあった。
(写真の)「幸福のメカニズム」」
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
本の要点を説明する。
・幸せを感じられる為の4つの因子
① 自己実現と成長
② つながりと感謝
③ 前向きと楽観
④ 独立とマイペース
「私が何時も言っている「Duty Management Creation」
Management能力を上げて欲しい。
これはあなたの幸福の為でもある。
Management能力が上がれば、物事を楽観視できる。
問題が起きても自分は処理できると思えれば気楽なものである。
第三の因子「前向きと楽観」
これは考え方の問題だけではない。
「人生なんとかなる、ではなくてなんとかする。」
何とかできる力量があがれば、幸福度も上がる。
仕事や遊びを通じて、経験を積むこと、能力を上げることは
幸福を感じられる力をあげることだ。」
「何故、我々は会社の改善を図らないと行けないのか。」
競争社会の中で、生き残る為には必要なことだ。
皆が改善に取り組んでいる。
でも、実は、最大の理由は これにより我々は、幸福を感じられるからだ。
第一の因子「自己実現と成長」だ。
恐らくこれは、神様が植え付けたプログラムだろう。進化して自分を追い抜け、と。
でも、これは非常に危険なプログラムだ。
我々はこのプログラムをうまく制御しなければいけない。
ビジネスにおいては、過度な競争は軋轢しか生まない。
会社経営に当たっても同じだ。
例えば私の家業、TOMIHARA Corporation
私には会社を大きくして見たいという思いはある。捨てきれない。
でも、それは本当に正しいのか。
私は持続的に発展させたいと思っているが、それは大きくさせることと必ずしも一致しない。
議論は続く。
この日は2時間だった。
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
<TMC日記 3月22日> バイブル「幸福のメカニズム」 (2018/3/31 20:36:01)
「○○さん、△△さん、今日は朝から既に2戦ですか。
バトルしてますねえ。何勝ですか?」
茶化す腹心の部下。
「あほっ。3戦目はあなたやっ。私の部屋に来るように。」
「あの仕事の進め方はないやろ。私はあなたに任せたんや」
「それはあなたの力量を信じて、任せられると思って言ったんや」
「それをこの対応、がっかりや」
「いや、時間がなくて」
「そんな事は関係ない。だったらその報告をすれば良い。
状況はXXXだが、期限の何時までには、こうやって出来る、と」
「相手を安心させること。それも大事な仕事術だ。」
「To be right patient その忙しさは本当に必要な忙しさなのか?
Think more して欲しい。徒労は良くない。」
「こんなことで、私は何時になったら飛びに行けるんだ。
何時も飛びに行って「問題ありません」の報告だけを受けること。
これが私の目標なんや。早くそうさせて欲しい。」
八つ当たりは良くない。感情的になるのも。
理由はわからないが、その日は何故か戦闘モードだった。
とは言え、部屋に呼んでのこうした話、滅多にあるものではない。
話は脱線に脱線を重ねる。
「あなたのような有望な若者がこんなことで、この国の未来は大丈夫なのか。」
「能力がある者は、皆ブルネイから資産を移している。」
「あほっ。世界の何処にそんな有望な国があるっていうんや。
中国だって最近は経済的にかなり怪しい。アメリカも迷走中だ。
日本は高齢化問題を抱えている。何処の国も皆それぞれ問題を抱えている。
あなたは私より優秀だが、少なくとも経験では私に劣る。
訪問国数だけで62。あなたよりは世界を知っている。
自分の国で踏ん張れなくて、どこでやって行けるっていうんや。」
「そもそも何を目指して働いているんや。」
「富原さんが今、コーランを読んでいるのは知っている。
でも、私は当の昔にコーランもバイブルも読んだ。
中国の人生の生き方に関する古い書物も読んでいる」
「いろいろな書物を読み、生き方を考えている。思うに・・・・・・・・。」
「で、富原さんは」
「私のバイブルはこれだ。」
先週の優秀なる女性社員2名との会話。話は幸福論にまで及んでいた。
翌日、彼女らに見せる為に持って来たその本が、まだ部屋にあった。
(写真の)「幸福のメカニズム」」
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
本の要点を説明する。
・幸せを感じられる為の4つの因子
① 自己実現と成長
② つながりと感謝
③ 前向きと楽観
④ 独立とマイペース
「私が何時も言っている「Duty Management Creation」
Management能力を上げて欲しい。
これはあなたの幸福の為でもある。
Management能力が上がれば、物事を楽観視できる。
問題が起きても自分は処理できると思えれば気楽なものである。
第三の因子「前向きと楽観」
これは考え方の問題だけではない。
「人生なんとかなる、ではなくてなんとかする。」
何とかできる力量があがれば、幸福度も上がる。
仕事や遊びを通じて、経験を積むこと、能力を上げることは
幸福を感じられる力をあげることだ。」
「何故、我々は会社の改善を図らないと行けないのか。」
競争社会の中で、生き残る為には必要なことだ。
皆が改善に取り組んでいる。
でも、実は、最大の理由は これにより我々は、幸福を感じられるからだ。
第一の因子「自己実現と成長」だ。
恐らくこれは、神様が植え付けたプログラムだろう。進化して自分を追い抜け、と。
でも、これは非常に危険なプログラムだ。
我々はこのプログラムをうまく制御しなければいけない。
ビジネスにおいては、過度な競争は軋轢しか生まない。
会社経営に当たっても同じだ。
例えば私の家業、TOMIHARA Corporation
私には会社を大きくして見たいという思いはある。捨てきれない。
でも、それは本当に正しいのか。
私は持続的に発展させたいと思っているが、それは大きくさせることと必ずしも一致しない。
議論は続く。
この日は2時間だった。
execution time : 0.005 sec