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2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート Task4 06/30
Team Maru-WGC
(2024/12/25 18:57:23)
2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート Task4 06/30 (2018/4/21 17:34:54)
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2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート Task4 06/30 (2018/4/21 17:34:54)
Task
Results
トラック
前日は低気圧で終日雨。低気圧が抜けて冬型、西南西 10m/s の風(抜けた直後は南寄りの西風になります)。雲底は低いがストリートコンディションになりました。
12:45 曳航開始。
離脱後の1st climb 後に南のスタートポイント付近でローカルサンダーストームが発生してしまい、スタートポイント周辺20kmがまったく対流が無い状態に。仕方が無くスタートポイントから 20km 近く 1st leg 方向に離れたところで上がり直し。(ガグルに付いていったのでここまで行きました、一人ではスタート前に弱いコンディションでここまで離れる判断は出来なかったと思います。スタートポイント周辺が局地的に厳しい場合はこういうことも有りと頭に入れておかないとです。)気象条件が難しい条件なので、ソロスタートではなく、多少悪くてもガグルスタートで確実なクライムを心がけます。スタートポイントの風下で上がっているので、スタートポイントへ戻るのも一苦労です。スタートポイントに戻れましたが高度回復は全く出来ず、仕方が無く1300mで(対地800m)でスタート。ゲートオープン 13:26 からかなり遅れて 14:17 のスタートになりました。不安定な天気なので、リスクマネージメントからガグルとのスタートが必須になり、上がり遅れてしまいましたがガグルから低いスタートになってしまいました。
あとからログを解析すると、皆、スタートゲート周辺のリフトが無いので低いスタートになっていました。状況が悪いのですから、皆一緒、と割り切れず、疑心暗鬼なスタートに。このあたりも無線サポートで他機の状況が分かれば自信をもってスタートできるようになると思います。
1st レグ方向は積雲が出ているので、スタート後の1st サーマルに届けば良くなるはずだけど届くか微妙、、と思っているとラッキーにも積雲の手前のブルーで2.2 m/sで回復できました。ガグルとジョインして1st TPへ。
今日はこれだけ不安なスタートになったにもかかわらず、2nd レグ途中では13分前スタートのパイロットもキャッチして、2nd TP までは上々でした。(ここでもっとちゃんと自信を持って良かった)
3rd leg でガグルリーダーが明らかにコース選択ミス。ここでガグルと離れる決断をするべきでしたが出来ませんでした。
行動目標4 の「自分の判断を試してみる」がスタート前、不安定なコンディションでガグルスタートを選択したことから、コンディションが安定してきたので、自分の判断で飛ぶことに頭の切替が出来ていなかったことが失敗のポイントです。一度決めた判断を変更するのは難しいところですが、ここも根拠を持って(ストリートがはっきりしている、top が1900m まで上がった、ストリート分布は南側に限られるからオフトラックしてもストリートを活用するべき、オフトラックは30度以内なのでメリット大)変更の判断をするべきでした。(後ろに居たオーストラリアは南側の元来たコースを使い9分早くフィニッシュしました。迷って判断できなかった悔いが残ります。)
周りに誰も居なければ腹を決めて進めるのですが、誰かが居ると思うと頼ってしまう、、ここは改善点です。迷ったときは若干ガグル内のポジションを後ろに取り、ガグルの動向を観察するべきですが、1st, 2nd レグがが良かっただけに焦ってしまった気持ちがあります。
(ここで判断できていれば 8分早くフィニッシュできました。タラレバですが。)
今回は練習の場で有り、自分で出来る自信が練習期間で出来てきている段階なので、ガグルを使うとき、使わなくて良くなったとき、の頭の切替を練習ポイントにしたいと思います。
Results
トラック
前日は低気圧で終日雨。低気圧が抜けて冬型、西南西 10m/s の風(抜けた直後は南寄りの西風になります)。雲底は低いがストリートコンディションになりました。
グリッドにて すごいストリート |
12:45 曳航開始。
雲量増えすぎ。低気圧通過直後なので湿っているとこうなること多い |
離脱後の1st climb 後に南のスタートポイント付近でローカルサンダーストームが発生してしまい、スタートポイント周辺20kmがまったく対流が無い状態に。仕方が無くスタートポイントから 20km 近く 1st leg 方向に離れたところで上がり直し。(ガグルに付いていったのでここまで行きました、一人ではスタート前に弱いコンディションでここまで離れる判断は出来なかったと思います。スタートポイント周辺が局地的に厳しい場合はこういうことも有りと頭に入れておかないとです。)気象条件が難しい条件なので、ソロスタートではなく、多少悪くてもガグルスタートで確実なクライムを心がけます。スタートポイントの風下で上がっているので、スタートポイントへ戻るのも一苦労です。スタートポイントに戻れましたが高度回復は全く出来ず、仕方が無く1300mで(対地800m)でスタート。ゲートオープン 13:26 からかなり遅れて 14:17 のスタートになりました。不安定な天気なので、リスクマネージメントからガグルとのスタートが必須になり、上がり遅れてしまいましたがガグルから低いスタートになってしまいました。
あとからログを解析すると、皆、スタートゲート周辺のリフトが無いので低いスタートになっていました。状況が悪いのですから、皆一緒、と割り切れず、疑心暗鬼なスタートに。このあたりも無線サポートで他機の状況が分かれば自信をもってスタートできるようになると思います。
1st レグ方向は積雲が出ているので、スタート後の1st サーマルに届けば良くなるはずだけど届くか微妙、、と思っているとラッキーにも積雲の手前のブルーで2.2 m/sで回復できました。ガグルとジョインして1st TPへ。
今日はこれだけ不安なスタートになったにもかかわらず、2nd レグ途中では13分前スタートのパイロットもキャッチして、2nd TP までは上々でした。(ここでもっとちゃんと自信を持って良かった)
3rd leg でガグルリーダーが明らかにコース選択ミス。ここでガグルと離れる決断をするべきでしたが出来ませんでした。
行動目標4 の「自分の判断を試してみる」がスタート前、不安定なコンディションでガグルスタートを選択したことから、コンディションが安定してきたので、自分の判断で飛ぶことに頭の切替が出来ていなかったことが失敗のポイントです。一度決めた判断を変更するのは難しいところですが、ここも根拠を持って(ストリートがはっきりしている、top が1900m まで上がった、ストリート分布は南側に限られるからオフトラックしてもストリートを活用するべき、オフトラックは30度以内なのでメリット大)変更の判断をするべきでした。(後ろに居たオーストラリアは南側の元来たコースを使い9分早くフィニッシュしました。迷って判断できなかった悔いが残ります。)
周りに誰も居なければ腹を決めて進めるのですが、誰かが居ると思うと頼ってしまう、、ここは改善点です。迷ったときは若干ガグル内のポジションを後ろに取り、ガグルの動向を観察するべきですが、1st, 2nd レグがが良かっただけに焦ってしまった気持ちがあります。
(ここで判断できていれば 8分早くフィニッシュできました。タラレバですが。)
今回は練習の場で有り、自分で出来る自信が練習期間で出来てきている段階なので、ガグルを使うとき、使わなくて良くなったとき、の頭の切替を練習ポイントにしたいと思います。
途中までは良い判断で飛べたのに、最後でチャレンジが出来ず、悔いの残るパイロット MARU |
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