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2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート 6/28 Task4 タスクキャンセル
Team Maru-WGC
(2024/12/25 18:57:23)
2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート 6/28 Task4 タスクキャンセル (2018/4/21 17:35:25)
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2017プレグライダー世界選手権大会 パイロットレポート 6/28 Task4 タスクキャンセル (2018/4/21 17:35:25)
この日は結果的にはオープンクラスは全機曳航後タスクキャンセルになりましたので、経緯をメモ。
朝は霧が発生し視程 100m 。 チェコの衛星写真 と チェコ全土のライブカメラ を見るとプラハの南から西にかけてブルタバ川沿いのエリアのみFog が出ているのが分かります。(上の Mapa Webovych kamer をクリックするとgoogle map 上でチェコ全国のライブカメラが見えます。これとても便利です。ウエザーニュース様、日本でも是非!)。 topmeteo の cloud distribution 予報を見ても Low Layer Clouds に 500ft 以下の 黄色の Fog が出ていました。(初めて見ました)
霧は次第に晴れる予報になっていますが、霧の影響でリフトが弱まることが予想されるので今日は厳しい一日になりそうなことを予想しました。
ブリーフィング後は予報は良い方向に外れ、全体としてはヨーロッパに低気圧の中ですが不安定ながらも隙間の晴れ間はある状況になりました。。
ただし湿った空気の中で昇温するのでサンダーストームになりやすい。2016年のチェコ選手権のような感じになります。
11:30曳航開始予定が12:00, 12:15, 12:30, 12:45 と遅れていき、12:30 頃からローカルも積雲ができはじめて、13:00曳航開始が fix しました。発達しはじめるとどんどん過剰発達してしまうのも予報通りです。
今日は15m (16機)、open (23機)、Club (25機)の順番での曳航です。初日実績で曳航機5機で 66機を 90分でしたので、大体10機で 15分計算です。13:00曳航開始で15mクラスが15分、オープンクラスはさらに35分なので、オープンクラスの曳航終了は13:50, 14:10 がゲートオープンと予想してほぼぴったりでした。
13:00曳航開始時は雲量 2/8 の空だったのですが、数値予報の通り次第にオーバーキャストになり始めました。
私はオープンクラス23機の5機目(2列目)の曳航順でした。オーバーキャストなので離陸直前に iphone版の topmeteo で衛星写真を確認すると(15分刻みの最新が見れます)南からやってきているオーバーキャストが抜ければ更に南に好天エリアがあることが分かったので、「ここはしのぎ時」、と覚悟して、まずは丁寧にあげて南に移動する方法を模索しました。
あがってみると確かにリフトは無いですが、リフトが無いときはあるところ(オーバーキャスト前に貯まった熱が放出されるところ)に皆さん集まるので、注意して探すと真後ろの曳航経路上の積雲のカスの下で上がり始めました。対地1000mまであげたところで、南に晴れ間が近づいてきたので、南へ移動、なんどかトライを外しながらようやく上げ始めました。この時点でダウンウインドの無線が聞こえ、ベテラン選手が下で上がらずに苦労しているのをみると、曳航順番でかなりコンディションに差があったことが分かりました。
結局ゲートオープン2分前にopen クラスはタスクキャンセルの無線が入りました。すでにゲートオープンしていた 15m クラスは続行となりました。タスク継続か、キャンセルか、曳航を途中で中断して悪いエリアの通過を待てば、タスクが出来たかも知れません。なかなか判断が難しいところですが
朝は霧が発生し視程 100m 。 チェコの衛星写真 と チェコ全土のライブカメラ を見るとプラハの南から西にかけてブルタバ川沿いのエリアのみFog が出ているのが分かります。(上の Mapa Webovych kamer をクリックするとgoogle map 上でチェコ全国のライブカメラが見えます。これとても便利です。ウエザーニュース様、日本でも是非!)。 topmeteo の cloud distribution 予報を見ても Low Layer Clouds に 500ft 以下の 黄色の Fog が出ていました。(初めて見ました)
川沿いの低地、湿ったエリアで霧予報(黄色) |
霧は次第に晴れる予報になっていますが、霧の影響でリフトが弱まることが予想されるので今日は厳しい一日になりそうなことを予想しました。
ブリーフィング後は予報は良い方向に外れ、全体としてはヨーロッパに低気圧の中ですが不安定ながらも隙間の晴れ間はある状況になりました。。
ただし湿った空気の中で昇温するのでサンダーストームになりやすい。2016年のチェコ選手権のような感じになります。
11:30曳航開始予定が12:00, 12:15, 12:30, 12:45 と遅れていき、12:30 頃からローカルも積雲ができはじめて、13:00曳航開始が fix しました。発達しはじめるとどんどん過剰発達してしまうのも予報通りです。
12:00 PLZ(プルゼニ) でローカルサンダーストーム |
14:00 更に広がる |
今日は15m (16機)、open (23機)、Club (25機)の順番での曳航です。初日実績で曳航機5機で 66機を 90分でしたので、大体10機で 15分計算です。13:00曳航開始で15mクラスが15分、オープンクラスはさらに35分なので、オープンクラスの曳航終了は13:50, 14:10 がゲートオープンと予想してほぼぴったりでした。
13:00曳航開始時は雲量 2/8 の空だったのですが、数値予報の通り次第にオーバーキャストになり始めました。
私はオープンクラス23機の5機目(2列目)の曳航順でした。オーバーキャストなので離陸直前に iphone版の topmeteo で衛星写真を確認すると(15分刻みの最新が見れます)南からやってきているオーバーキャストが抜ければ更に南に好天エリアがあることが分かったので、「ここはしのぎ時」、と覚悟して、まずは丁寧にあげて南に移動する方法を模索しました。
あがってみると確かにリフトは無いですが、リフトが無いときはあるところ(オーバーキャスト前に貯まった熱が放出されるところ)に皆さん集まるので、注意して探すと真後ろの曳航経路上の積雲のカスの下で上がり始めました。対地1000mまであげたところで、南に晴れ間が近づいてきたので、南へ移動、なんどかトライを外しながらようやく上げ始めました。この時点でダウンウインドの無線が聞こえ、ベテラン選手が下で上がらずに苦労しているのをみると、曳航順番でかなりコンディションに差があったことが分かりました。
結局ゲートオープン2分前にopen クラスはタスクキャンセルの無線が入りました。すでにゲートオープンしていた 15m クラスは続行となりました。タスク継続か、キャンセルか、曳航を途中で中断して悪いエリアの通過を待てば、タスクが出来たかも知れません。なかなか判断が難しいところですが
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