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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed スカイグランプリASHIO最終日 (2018/4/23 9:24:42)
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【世界記録への挑戦にご支援お願いいたします!】

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以前からFacebookでも告知しているクラウドファンディングですが、ついにあと残り一ヶ月を切ってしまいました…!
https://readyfor.jp/projects/kuremoto

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9kmの朝トレから始まった朝。
朝山を走り、離陸上まで行き、誰もいない空をぼーっと飛ぶ。
朝の幸せな過ごし方です。


今回から使用しているLasportivaのAKIRAは走っていてもクッション性がよくて走るのが気持ちいい。
飛ぶときに使いましたが、アクセルもしっかり食いつくのでアクセルワークもよくて使い勝手がいい!!

大会2日目も天気は最高!
気温減率が悪く高度が稼げないかもしれない予報。それでも昨日よりは良さそう。

この日は筑波山の裏にある足尾山から北上し黒羽という土地まで約70kmを飛ぶコースはいたってシンプルなレース。
飛ぶことだけを考えて、余計なことを考えずに飛ぶ。
まさにこれがこの日決めたこと。


予報データ通り、この日は全く雲が発生せず、こうなると、なかなかサーマルを予想して飛ぶのが
難しい。距離もあるので1機で飛ぶより複数で飛ぶのが確実です。

12時の空中スタートから60機のグライダーが筑波山を後ろにして北へ飛んでいきます。
スタートは少し低かったもののその先は確実にサーマルが強いのが分かっていたので、フルスピードでまずは
先頭に出て強いサーマルまでいく。
毎秒3m/sのサーマルで1300mまで稼いでまた先へ。
最初の難関は燕山から平野に出て長峰山に取っ付くこと。

先にフリーで飛んでいるグライダーの動きを見ながらグライド。
ここから若手で成長株の荒井選手と先頭を切って飛ぶ


長峰山に取り付くも最初はサーマルがなかなか定まらない。
しかしうまいこと合わせていくことができて高度は1500m

さぁ、先へ進もう。

ここから私、荒井、そして上山が抜け、3機で助け合いながらの先頭集団を築く。


さぁ、旅の始まりです。
今回、早く行き過ぎてもサーマルがしっかりできる前に行くのはゴールまでたどり着けない
可能性もあると考え、慎重に進みます。
それはほかの二人も同じ考えだったようす。

進み、サーマルに誰かがヒットすればそれを確実に拾っていく。
それを繰り返して先に進みます。
そうは言っても遅く飛ぶわけではありません。
移動するときにはしっかりアクセルでスピードをかけていきます。


そうしてひたすらいいリズムで進む3機。
このままゴールまで行けるのではないか?そうとさえ考えていた先に
落とし穴はありました。

残り5kmというところに来て、自分たちを浮かび上がらせるほどのサーマルが見つからず、
高度をひたすらにロスしていくだけの空域。

距離はもう5km。
高度もあと300m稼ぐことが出来ればゴールができるというところ。
必死であがいて探します。

ようやくなんとか高度を下げずにいられるサーマルで粘っていると
後ろから高くくる3機を視界に捉えます。

そしてそのあとも何機もの後続機。
悔しいけれど、それらよりも先に行くことは難しい。
ここまで順調なのに!!

しかし、ここは確実にゴールしないといけない。
そう信じてなんとか最後のサーマルに乗ってゴールへ。

そして結果は・・・・・



総合2位で試合を終えました。
あのまま行ければ逆転優勝もあっただけに悔しい準優勝。


それでもいい飛びの出来た2日間。
選手、スタッフの皆さんお疲れ様でした。

明日からはまた大観峰です。

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