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feed (ボルネオ日記 7月12日) ニア・ケイブ物語 「信じる者は騙される」? (2015/7/21 15:51:03)
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・10時過ぎになって、やっとサイクリングに出発。
・果たして購入したバイクはロード・バイクで良かったのだろうか?という疑問を持ちながら
 林間の道を走る。遠出中のパンクが不安。帰ったら自転車マスターの吉野さんにFBで相談しよう。
・3km 行ったところにある街にてブランチ。

・中華料理屋に入り、注文。
・出て来た料理を見て反省。
・あれっ、ヌードルを二つ注文してしまった。
・考えてみたら「Mee」は麺である。
・数字や、それ位の基本単語は覚え始めたマレー語。
・頭を使っていない証拠。情けなや。
教訓そのXX 「語学習得の一つの方法は、実践、実践、実践」
・良し、覚えた、Ikanは魚、Udangはエビ。
 
・食べていると、華人のオーナーがやって来る。中国語が出来そうだ。
・下手くそな中国語で話掛ける。談笑。
・こういう時、中国語ができるのはありがたい。
人生訓そのXX 「人生の楽しみの一つは、人と交流を深めること。
            その為には、直接のコミュニケーションを図ること。
            その機会を増やすには、語学を学ぶこと。」


・清算、若い兄ちゃんがマレー語で対応。「これが3リンギット、これが5、・・・合計20」
・マレー語でそれ位は分かるようになってきた。なんで3+5+?=20なんや。
・おかしいやろ。適当に丸めたんだろう。
・合計600円の話だが、幾らであろうと、不当にぼったくられるのは嫌いである。
・と言ってここで文句を言うのも、雰囲気ぶち壊し。
・別の人にさりげなく、ウナギ・プロジェクトの為に市場調査。
・写真の真ん中のナマズと思しい料理の値段を聞く。
 (実はナマズではなかったが)そして上下のメニューも確認。
 上が5、下が12、成る程、ジュースが3だから合計20だ。騙されていなかった。

・どうも猜疑心の塊。人を信じる心に欠けている。まあ、海外では一定の警戒心は必要ではある。
 実際、それだけ、ひどい目に合ってきたのも事実だ。
・写真を指差して頼んだ今回、多分最初に一つづつ値段を確認して頼むべきだった。
・そうすれば、不要な不快な思いはしないで済む。
教訓そのXX 「海外でオーダーする時は、一料理づつの値段を確認せよ」
 例え覚えていなくても、それで相手が警戒する。
  教訓そのXX 「交渉において置石は大事である」
 将来、予見される状況を想定して、何気ない一言を、予め言っておく。
 実は相手に与える心理的影響、抑止力は絶大である。
  教訓そのXX 「交渉は、その場のやり取りと同じ位、置石が大事」
 過去の経験から考える交渉の極意である。

・中国語を習いだしてから、一度とんでもない経験をした。
・北京に出張、伊藤忠の現地スタッフと二人で客先訪問。
・「この商品Aは伊藤忠では○○トン扱っています。」
 (通訳するスタッフ)「商品Bの最近の値段は△△です。」
 「この商品Aは・・・」「商品Bは・・・」
・通訳が何かおかしい。と言ってその場で問いただす程の自信はない。
・面談後、確認。
・「あれっ、冨原さんわかってました?、だって冨原さんの説明、客は前から知っていることばかり。
  時間がもったいないんで、他の商品の話をしていました。」
 「ふざけんな!そうかも知れないけど、交渉には流れというものがあるんや!」
・教訓そのXX 「鵜呑みは危険、必ずなんらかのダブル・チェックの方法を持て」

・そう言えば、昨日、変わった経験をした。
・車で道に迷って、写真の場所に辿り着く。
・写真の家の方に確認。「公園の事務所には、ここを真っ直ぐに行くのか?}
・家の方が返事、「Yes、ここから 3km先だ」
・ところが全く同時に、偶々すれ違った欧米人が、笑いながら「No」と言って去って行く。
・達の悪い外国人だなぁ、と大人になり(?)最近あまり不愉快にならない自分だが、不愉快に。

・そして1分後、自分の愚かさを理解する。
・二人共、間違った事は言っていなかった。
・家の人は、途中から車では行けないが、歩道は公園事務所に通じていると言う意味だった。
・欧米人は、車ではいけないという意味だった。
・答えた相手の、答えた条件を考慮せず、勝手に判断、勝手に不愉快に。
・アホや。まだまだ人生修行がたりない。
教訓そのXX 「人とのやり取りで、不愉快な思いをする原因の殆どの理由は自分にある」

阪大ハング・グライダー部に伝わる名言 そのXX「信じる者は騙される」
 大学時代、無理してハング・グライダーの新機を購入。
 愛着の塊。汚したので、拡げて洗浄。
 「先輩、何で洗えばいいんですか?」 「アルカリ性洗剤や」 「はい、わかりました」
 その後、アルカリ性洗剤で洗った事を報告。
・「あほか! そんなもの、中性洗剤に決まっとるやろ。もっと自分で考えよ。」
 人の言う事を鵜呑みにせず、それが正しいかは自分で考え、判断せよ。
 ・・・って、先輩!いたいけない、純真無垢な後輩をいじるのはいけません。

・お蔭で、偶々道に迷って辿り着いた近くの街と、公園事務所を繋ぐ歩道がある事を認識。
 今朝は、この道を行けば多分、街に行けると、事務所脇から走り出し、見事に辿り着く。
 昨日は、迷いに迷って、最後には、町から公園事務所まで、車で案内してもらった。
 その方とも、暫し談笑。
 改めて自転車で来て、この家の兄ちゃんとも、改めて談笑。
 よし、「こけたら3倍返し」、十二分に実行。
 道に迷ったことで、また存分に楽しめた。
人生訓そのXX 「人生、道に迷うのも、これまた楽し」

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