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link Team Maru-WGC Team Maru-WGC (2024/11/1 21:06:03)

feed 2015 ヨーロッパ選手権 Task1 (July.14) (2015/7/21 23:15:37)
07.13(MON)は天気が悪く、ノーコンテストでした。

07.14(TUE)
予想より早く天気が回復しました。今日はイケます!



ブリーフィングが始まっています。赤い屋根の格納庫で行われています。

タスクは当日朝のブリーフィングで発表されます。
今日は アサインド•エリア•タスク です。旋回点が広いサークルになっています。
まず ①東端の円、次いで ②西端の円、そして ③真ん中の円を経由し、最後は ④ゴール直南の「点」を経由して小さな円にゴールします。サークルの最短距離を結んだ距離は234.1km、最も遠い端をつなぐと415.3km、平均して324.6kmのタスクです。
11時半までに機体をグリッドに並べ、発航は12時から。離脱高度は700メーター。競技スタートのコールは同クラスの最後の機体が離陸してから20分後。ゴール通過の最低高度は250m。このタスクシートからこういった情報が読み取れます。
こういったタスクの場合、同一軸線上で行き帰りのグライダーが対面する可能性があります。タスク上ではラインがずれていても、パイロットは条件のいい場所を選ぶからです。その意味で、対空警戒を怠るわけにはいきません。でも、行き帰りのグライダーが近い場所でサーマリングする、という意味では上昇気流が「見える」割合も高くなります。そこをどう利用するか? どの地形を 選び、誰をマークして、どのくらいの距離を飛んでくるか?
このタスクは沢山距離を飛んでくればいい、というわけではありません。あくまで、ゴールした時の平均速度の勝負なので、速度の速いエリアを沢山飛んでアベレージスピードを伸ばした者の勝ちなのです。パイロットはそれを総合的に考えて、旋回点を考えねばなりません。体力や経験はもちろん大切なのですが、このタスクは頭脳戦ともいえるのです。


昨年ポーランドで行われた世界選手権に続き、丸山は18mクラスからの出場です。
今大会はオープンクラスと20mクラス、そして18mクラスの 3クラス がここハンガリーで行われています。
そして今日は18mクラスが第1列目。さらに丸山機がその一番前の左端にグリッドするよう指定されました。そうです。今日は丸山が82機の先頭を切って飛び立って行ったのです。がんばれまる!

丸山が飛び立ったのは12時15分です。
ここで、もう一度、今日のタスクを見て見ましょう。
http://bit.ly/1eZpJEn
地図の中央やや西よりを縦断してい青いラインはドナウ川です。
滑空場はドナウの西側です。タスクマップの中で探す方法は簡単です。必ず、ゴール(半径3kmの赤い小さな円)とスタート(10Kmの直線)の近くにあるので覚えておいてください。
そして、これが丸山の現在位置です。
http://bit.ly/1LezAlX
①東へ行って②西へいって、もう一度③東へ進むタスクのうち、もうすでに第一旋回点と第二旋回点をクリアして再びドナウを渡ろうとしているのがおわかりいただけるでしょうか。
今日の丸山はいまのところ速い気がします。
結果を楽しみに待ちましょう!


耳を疑うコールが!
「ロメオ•インデァア•テンケイ(10km)」
なんと、丸山機から、全機中、2番目のコールです!
早い!
こんなことは、僕の経験で一度もありません。
もちろん、スタートは各機まちまちなので、その時間との 兼ね合いですが、丸山、やってくれたのでは⁉︎
ー 

本人曰く、「アサインドエリアタスクは終わってみなきゃわかんない」とのこと。「でも状況がどんどん悪くなるから早く出発したんだ」と。少なくとも、出発は早めだったようです。

まだ全機のIGCファイル(GPSの記録データ)が提出されたわけではありませんが、丸山の順位は中ほどでした。でも、無事初日が終わってよかったです!


18mクラス Daily 18位相当/32機  Total  18位相当/32機



河村
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