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クラウドの失敗とお礼。人生初のドーピング検査
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
クラウドの失敗とお礼。人生初のドーピング検査 (2018/5/21 8:47:29)
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クラウドの失敗とお礼。人生初のドーピング検査 (2018/5/21 8:47:29)
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== 応援ありがとうございました
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ブラジルへの挑戦のために始めたクラウドファンディングでしたが、
たくさんの方の応援を頂きましたが、目標額に達することができず、失敗となりました。
応援してくれていた方、大変申し訳ありません。
しかし!諦めていません!!
資金調達をほかの方法で行い、実行していこうと思っております。
皆様方には引き続き応援お願いしていきたいと思っております。
ブラジルとも連絡を取りながら勧めております。
個別の応援に関してもこれから何かしらの方法をとっていこうと思って準備していきます。
よろしくお願いいたします!
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先日、私はこんな場所へと赴きました
東京の都心にあるそれはそれは立派なスポーツアスリートたちのための施設。
何を市に行ったかというと、「アジア競技会」の参加する選手が必ず受ける
チェック、支給される公式ユニフォームの採寸、そしてドーピング検査です。
パラグライダーでドーピング検査は初めてのこと。
国の代表としてのこの大会では全ての選手がドーピング検査対象になります。
さて、この日、航空協会のかた、JHFから岡さんとともに出向いていった私。
なんだか学校の面接を受けに行く学生になったような気分・・・・。
スケジューリングの関係で、今回パラグライダー選手で受けるのは私だけ。
残りの選手たちは別日程で受けることになっています。
この日私と同じく受けることになった選手たちは、卓球、新体操、スカッシュ、
トライアスロンと言った日本代表選手たち。どこかでテレビで見かけたような
選手もちらほら。
さて、ここに入るためにはIDが必要です、
受付でIDをもらってその先に進めるのですが、このIDがないと施設の中に入っても、更衣室、
トレーニングルーム、別の部屋への移動、全てにおいてIDをかざしていかないと
ドアがあきません。出るにも必要な場所もあったりします。
映画で見る研究施設のようなところです。
しかし、ここにいるのは脂肪って何?みたいな人たちがほとんど。
さて、午前中は、内科、整形外科、眼科、歯科、精神科と言った検査と問診に追われます。
その間に自分の個人情報を記入する用紙を埋めていかないといけません。
携帯電話を持っていましたが、流石に写真を撮るのははばかれたので写真はありませんが・・・。
心身ともに選手のプライベートは裸にされていきます。
私は過去の怪我がまぁ、多いので、整形外科の問診には時間がかかります。
怪我がいつ起きてどこを怪我したのか、どういう内容だったかすべてきかれるので・・・・・。
また、困ったのはやはりドーピングに関わる問診。
1年以内に飲んだ薬(漢方薬や目薬と言ったものも含む)を記載していく必要があり、
またほかにもサプリ、栄養補助食品についても1年以内摂取のものは記載していかないといけません。
(メーカー名と商品名も)
これはなかなか時間がかかる・・・・・。
午前中いっぱいは検査と問診に追われ、昼食。
昼食はこの施設内の食堂でとりましたが、これが美味しい!!
しかも食べ放題。
食堂には合宿できているらしい中学生ほどのグループや、やたらガタイのいいラグビーの実業団らしき選手たちや、
ほかにも見たことのある選手たちがうろちょろしていました。
さて、午後は採寸、そしてドーピング。
日本選手団にはトレーニングウェア、帽子、靴、ユニフォームの全てが支給されます。
アジア競技会中とその前後はこれらの着用が義務付けられます。
さて、ドーピング。
待機所に行き、まずは用紙が渡されます。
そこには私の情報を記載。その後、検査員がやってきます。
自己紹介のあと、その検査員のIDを確認、検査開始の時間を記入。
そしてトイレのある検査室へ。
そこでビニールにパッキングされた検査用のコップがいくつも置いてある中から
一つを自分で選びます。検査員は指示はしますが、一切手を出してきません。
そしてトイレへ移動、
便器の前で検査員が優しい口調でズボンとパンツを下ろすように促してくれます。
そして検査員が優しい目で見る中の方尿。そのカップには検査員は触れません。
目に見える位置に黄金水を起き、丁寧にスボンを戻したあと、検査員の後について黄金水を机へ。
そこにパッキングされた検査きっとがいくつかあるので、どれでも自分で選択し箱を開けます。中には瓶が2本。
それもパッキングされているので異常がないかを確認してくれパッキングをほどき、
黄金水をその二瓶に化学者のような手付きで注ぎ込みます。
そして瓶に付属の金具付きの蓋で閉めます。これは閉めたら壊さない限り開かないそうです。
そこで初めて検査員が瓶に触れ、確認をして書類を書き、その書類を貰って終了。
ちなみにその書類は選手をやる限り保管することだそうです。
なんだか自分の尿を価値ある商品にしていくような変な気分。
しかしここまでやっているのだと聞いてはいたものの、体験すると驚きます。
あとは、検査員を含め、全ての人を疑いながら自分の身を守るのも現代の選手に課せられたあり方なのだと
言うことも感じさせられました。
先日お会いした方からも、飲料水は買ってから一度でも目を離したらそれを捨てるよう言われました。
そこまで注意しないいけないのだ。
選手は日常からも気をつけないといけません
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