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何か困難に直面したら、逆にその機会を利用して何が出来るか考える。
「転んでもただでは起きない」等と言う生ぬるいものではない。
処世術そのXX「こけたら3倍返し」

「これが常々出来るようになると、トラぶった時に却ってわくわくするんですよね。
さて、この困難から、将来の私はどうやって3倍返しをするのだろうか、と。」
とある方々を前に、饒舌に語る私。ほんの24時間前の出来事だった。
ちょっと調子に乗り過ぎた発言かな。
いやいや実際、今までの人生そんなもんである。

帰路、電話で修理工場に見積もりを聞く。
「新品交換100万弱、中古部品の出物ガ見つかって8万円弱。廃車代はタダ。」
んんん、5年前に確か56万円で買った中古のオデッセイ。既に15年落ち。
ここで8万掛けて修理して、また来年、車検やら保険やらで15万円掛けるのか。
嫁さん曰く、今、廃車にすれば、税金やら保険やらで7万円が戻るという。
そもそも海外駐在中にて、一時帰国時にしか車は使わない。
嫁さんに相談すると、「そんな危なっかしい車、怖くて乗れない」とのお言葉。
確かにその通り。

レンタカー屋を幾つか回り、一時帰国時にレンタカーを利用した場合の費用を試算する。
結果は火を見るより明らか。
「あれっ、何で今まで廃車にしなかったのだろう。」
結局この一件の出来事で、何もなかった時より20万円以上お金が浮いた計算に。
不思議なもので、あっと言う間の「こけたら3倍返し」でした。
それから家と車を7往復、車中の荷物を大移動。

「道路完全封鎖事件」
「25分間のフライト」
「駐在用食料品32kg買い出し、空港への荷物出し、レンタカー屋回り、廃車手続き」
相変わらず、濃い一日でした。
明日からは㈱トミハラの会長業で静岡へ。
良し、気合充填完了。