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ジェモーナ最初のフライト
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
ジェモーナ最初のフライト (2018/6/24 13:59:14)
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ジェモーナ最初のフライト (2018/6/24 13:59:14)
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公式練習日の土曜日。
朝9時集合の時間に行ってみると、昨日までは見かけなかったワールドカップ選手たちがぞろぞろ。
この日の空は快晴。天気もコンディションもよさそう。
ジェモーナの山は迫力満点。
離陸場まで上がる車窓から見てもその迫力に圧倒されます
公式練習日は通常タスク(競技内容)が決められ、各々の判断でそのタスクをこなしていくのですが、
この日はないようで、選手たちは自分の準備をして次々に離陸していきます。
ちなみに思いのほか寒いT.O.(離陸場)。飛ぶともっと寒そうなので、ダウンにアウターを着ていきます。
ここの山は岩盤で形成されているので、日射が当たるとすぐに上昇気流が形成され、まぁ、強いコンディションになります。
がつーーんとくるサーマル(上昇気流)。この突き上げられるような感覚は久しぶりです。
このエリアは初めてなので、上昇をして雲の高さまでいってから、他のグライダーについていきながら
離陸した山から一つ北へ行った尾根を東へ進みます。
時折ガツーン、ガツーンというサーマルにあてられながら、前を行く何機かを追っていきます。
うん。今回のレースは間違いなくこの岩山斜面のスピードレースになるな。
行きには集団とは離れて斜面からも離れながら飛んでいましたが、
10㎞いったところでリターン。
リターン後は聖子選手、シャル選手とともに岩山すれすれをレース感覚で
飛んでいきます。
風も強く斜面にあたる中、スピードを緩めることなく進む。
久々のこれだけの岩盤の中でのスピード。
怖さも出てくる中、グライダーをコントロールしていきます。
しかし、この日はそれでもハーフスピード。
本番はこの中フルスピードで飛ぶことになります。
岩盤の終了まで行って今度は大きな谷を渡っていきます。
2機はフライトはこれまで!という感じでLD(着陸地点)へ戻っていったの
のですが、私はもう一飛び。
ライン交換が終わったグライダーは本当によく飛びます。
谷を渡って別の山並みをしばらく飛んで、空域を確認。
そのあとは山から離れて平野をフライト。
この日のコンディションは山でも沖でもサーマルに事欠くことなく空を満喫。
この日は夜に受付及びブリーフィングが行われました
やる気充分です
さぁ、本番です
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