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調子を戻していく過程
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
調子を戻していく過程 (2018/8/27 9:09:56)
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調子を戻していく過程 (2018/8/27 9:09:56)
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アジア大会クロスカントリー2日目
朝から曇天
少し嫌な昨年を思い出させるイメージ。
昨日あまりに悪い出来事が重なった日本チームは
ゆっくり休養を取ってそれぞれに頭を冷やしてきたように
挑戦者としていこうという気持ちで今日を迎えた。
今までチームとして何かをしてきていない我々に
チームとして飛びをまとめる、そしてメダルを意識する
というのは、いつも出ない自分たちの行動をとらせているだけ。
とにかくいつも通り飛べば確実に結果がでる。
それだけのメンバーで来ています。
このエリアは、遅くなればなるほどコンディションが好転してくる傾向があります。
この日もタスクは発表されますが、選手たちは昨日のこともあり、さらに離陸しようという選手が
現れません。
我々も同様。
この日もクロックスタートという方式のスタートが使われ、選手たちは空中で、
12:00、12:15、12:30、12:45という時間の中から自分のタイミングで
スタートを切れます。
・・・・しかし、コンディションがそろわなければ意味のないこのスタート設定。
結局12:45の時間で飛ぶ選手もおらず、スタート時間は経過していきます。
しかし、離陸時間は13:30までと決まっているので、コンディションはどうあれ離陸しないといけません。
上昇はできそうですが、タスクをコンプリートするだけのコンディションになっていない。
そうもいっていられなく、しかもほかの国は日本チームが出ないと自分たちから離陸しようとはしません。
ということで先陣を切っての離陸。
弱い上昇に翼をのせて、少しずつ高度を取っていきます。
そうすると選手たちは次々に離陸してきます。
雲が多い。
高度を1800mまで上げましたが、もうこれ以上は雲の中。
前のほうでは雲の塊が上がってきている。
待つよりも行く選択。
最初のターンポイントまでは雲の弱い上昇に乗りながら高度を落とすことなく取り、
引き返していきます。
しかし、その先はまたどこも曇ってくらい。
上昇のある可能性のある山に何とかつけていくつもりで飛びます。
一緒に飛ぶ廣川選手は次のターンポイントに向けまっすぐ突っ込んでいきます。
その選択もあるのですが、少しでも可能性のある日の照る山へ。
しかし、まだ日が照り始めたばかりなのか上昇せず、そのまま着陸することに。
あとから来た集団もほとんどが同じ様子で着陸してきます。
さらにこの後、遅く来た数機が、同じ場所に来たのですが、そのタイミングでは
サーマルが発生し、距離を延ばすことに成功していきました。
しかし、そんなラッキーを考えても仕方ない。
今日は特別なトラブルもなく、終えてきました。
明日からです。
巻き返していきます
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