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2018 グライダー世界選手権大会 公式練習
Team Maru-WGC
(2024/12/25 18:57:23)
2018 グライダー世界選手権大会 公式練習 (2018/9/1 12:37:08)
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2018 グライダー世界選手権大会 公式練習 (2018/9/1 12:37:08)
3日間のOfficial training day(公式練習日)が行われました。
July.25(Wed)/ Official training Day1
天気は快晴ですが昨日よりはやや湿度を感じる空気の朝でした。サンダーストームの予報もある中、今日も600キロを超えるタスクが設定されました。グライダーレースにとってはサンダーストームに巻き込まれなければ上昇気流の強い良いコンディションとなります。* サンダーストーム は夏のヨーロッパの大会中によく発生します。
今日も11時から曳航開始。
ベテランクルーの福崎と今日の空の様子について話しながらの戦略会議。条件は申し分なさそうです。
6時間以上のフライトを終え、丸山が帰ってきました。途中チャンピオンクラスの選手に遅れることなくついていけた反面、昨日の反省点を意識しすぎた結果、今ひとつ乗り切れなかったようです。(練習日のためランキングなし)
・
July.26(Thu) / Official training Day2
天気は今日も快晴、気温は20度後半まで上がりますが湿度は少なく、雲がかかると涼しい気候です。
今日も446.9キロと昨日までよりは短めのタスクが設定されました。昨日同様西に向かいドイツ国境を少しだけ超えるタスクです。参加者や参加チームがすこしづつ増え始め、会場もにぎやかになってきました。
今日も11時から曳航開始。この大会でも若いラインボーイ(女子もいます)が入っています。「ラインボーイ」はグライダーを発航する際のサポート係です。曳航機に次に発航されるグライダーに位置を教え、グライダーと曳航機を繋ぐ曳航索を拾ってグライダーの近くにまで運ぶのか今回の彼らのミッションです。ラインボーイ(ガール)の一人は笑いながら「いいエクセサイズになるわ!」と言っていました。100機以上のグライダーを3グループぐらいでコントロールしていますから、単純計算でも1チームで30回ぐらいダッシュすることになります。
だいたい中学生ぐらいから大学生くらいまでの年齢層で、中にはグライダーの経験が無いように見受けられる人もいますが、(お父さんがグライダーパイロットでそのお手伝いに来ているのではないかと思われます)
そんな彼らのサポートを受け、丸山は出発しました!
丸山は「1.あせらずに待つ 2.安易に決めずに確実に考えること」ということを意識しての本日の練習を行いました。昨日、一昨日ともに最後で安易な選択をしてしまったことで不本意な結果となってしまったことから、これらを今日の目標としました。本日はこのことを意識して飛ぶことで、本番の飛び方のイメージを作りました。
Official training Day3 /Official training Day3
朝は少し靄がかった天気でしたが、時間が経つにつれ快晴となりました。日差しは痛いくらいですが、雲がかかると涼しくなるような気候が続いています。
今日は405.3キロのタスクです。会場から東側はサンダーストーム予報が毎日出ていたため、西側を中心とした練習が続いています。
クルーの福崎は本日が最終日。地上作業もルーティン化され、スムーズに進んでいます。
クルーの朝の作業はいろいろあります。
グライダーのターポーリンを外し、 水バラスト を入れ、グライダーを発航点まで運んでセット( グリッド )します。そして発航前にはグライダーの手入れをし、発航のサポートを行い、グライダーとパイロットを送り出します。
写真はグライダーをよく拭き、ワックスをかけているところです。これを行うことでフライト中につく虫(バグ)がつきにくくなり、滑空比が良くなります。このバグがついたままの状態とついていない状態ではサーマル上昇中の上がりが確実に違うのだそうです。各国のクルーもキレイに拭き上げています。
丸山の最後の練習日はとても満足がいくものでした。苦手だった高速コンディションだったのですが、この条件に対応が出来るようになった手応えを感じたようです。1年間の練習成果を実感することができたいい練習になったそうです。
【これまでの練習】
ナミビア合宿のレポート その1 その2
2018 LXnavigation Cup レポート (過去のブログ投稿)
チェコ選手権 (世界選手権準備を優先したため、レポート書けてません...)
明日は開会式です。試合は翌日の7/29(日)から
少し休養をとって試合に備えます。
ご声援、よろしくお願いいたします!
*大会ホームページはこちらです。
https://www.wgc2018.cz/
July.25(Wed)/ Official training Day1
天気は快晴ですが昨日よりはやや湿度を感じる空気の朝でした。サンダーストームの予報もある中、今日も600キロを超えるタスクが設定されました。グライダーレースにとってはサンダーストームに巻き込まれなければ上昇気流の強い良いコンディションとなります。* サンダーストーム は夏のヨーロッパの大会中によく発生します。
今日も11時から曳航開始。
ベテランクルーの福崎と今日の空の様子について話しながらの戦略会議。条件は申し分なさそうです。
11時過ぎに丸山が出発。現地クルーの福崎は無線の届く範囲を確認するため、上空の丸山と適宜無線通信を行いました。まだ、ロングアンテナが届いていないため、無線範囲は10km程度。本番では無線による地上からの情報が重要なカギとなります。
6時間以上のフライトを終え、丸山が帰ってきました。途中チャンピオンクラスの選手に遅れることなくついていけた反面、昨日の反省点を意識しすぎた結果、今ひとつ乗り切れなかったようです。(練習日のためランキングなし)
・
July.26(Thu) / Official training Day2
天気は今日も快晴、気温は20度後半まで上がりますが湿度は少なく、雲がかかると涼しい気候です。
今日も446.9キロと昨日までよりは短めのタスクが設定されました。昨日同様西に向かいドイツ国境を少しだけ超えるタスクです。参加者や参加チームがすこしづつ増え始め、会場もにぎやかになってきました。
今日も11時から曳航開始。この大会でも若いラインボーイ(女子もいます)が入っています。「ラインボーイ」はグライダーを発航する際のサポート係です。曳航機に次に発航されるグライダーに位置を教え、グライダーと曳航機を繋ぐ曳航索を拾ってグライダーの近くにまで運ぶのか今回の彼らのミッションです。ラインボーイ(ガール)の一人は笑いながら「いいエクセサイズになるわ!」と言っていました。100機以上のグライダーを3グループぐらいでコントロールしていますから、単純計算でも1チームで30回ぐらいダッシュすることになります。
だいたい中学生ぐらいから大学生くらいまでの年齢層で、中にはグライダーの経験が無いように見受けられる人もいますが、(お父さんがグライダーパイロットでそのお手伝いに来ているのではないかと思われます)
そんな彼らのサポートを受け、丸山は出発しました!
丸山は「1.あせらずに待つ 2.安易に決めずに確実に考えること」ということを意識しての本日の練習を行いました。昨日、一昨日ともに最後で安易な選択をしてしまったことで不本意な結果となってしまったことから、これらを今日の目標としました。本日はこのことを意識して飛ぶことで、本番の飛び方のイメージを作りました。
Official training Day3 /Official training Day3
朝は少し靄がかった天気でしたが、時間が経つにつれ快晴となりました。日差しは痛いくらいですが、雲がかかると涼しくなるような気候が続いています。
今日は405.3キロのタスクです。会場から東側はサンダーストーム予報が毎日出ていたため、西側を中心とした練習が続いています。
タスクシートは国別ラックにいれてあります。 |
各国このラックからタスクシートをとり、ブリーフィングに向かいます |
クルーの朝の作業はいろいろあります。
グライダーのターポーリンを外し、 水バラスト を入れ、グライダーを発航点まで運んでセット( グリッド )します。そして発航前にはグライダーの手入れをし、発航のサポートを行い、グライダーとパイロットを送り出します。
写真はグライダーをよく拭き、ワックスをかけているところです。これを行うことでフライト中につく虫(バグ)がつきにくくなり、滑空比が良くなります。このバグがついたままの状態とついていない状態ではサーマル上昇中の上がりが確実に違うのだそうです。各国のクルーもキレイに拭き上げています。
グライダーをよく拭くことで滑空比が良くなります |
丸山の最後の練習日はとても満足がいくものでした。苦手だった高速コンディションだったのですが、この条件に対応が出来るようになった手応えを感じたようです。1年間の練習成果を実感することができたいい練習になったそうです。
【これまでの練習】
ナミビア合宿のレポート その1 その2
2018 LXnavigation Cup レポート (過去のブログ投稿)
チェコ選手権 (世界選手権準備を優先したため、レポート書けてません...)
明日は開会式です。試合は翌日の7/29(日)から
少し休養をとって試合に備えます。
ご声援、よろしくお願いいたします!
*大会ホームページはこちらです。
https://www.wgc2018.cz/
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