ホーム
>>
RSSセンター
>>
(飛丸日記7月19日) フランス留学記 「一生に一度 x 2 」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
(飛丸日記7月19日) フランス留学記 「一生に一度 x 2 」 (2018/9/20 19:15:06)
いよいよ待望のSwift Towing Flight。
イメージ・トレーニングもばっちり。
グライダーとは違い、プロペラ後流を避けて、直ぐに15mまで上がり待機する。
それから曳行機の上昇に合わせてPulse Control(ゆっくりではなく一瞬の操作)
因みにランディングもPulse Control
グライダーでは「やってはならない悪い癖」の操縦方法ばかり。
成る程、こうも違うものか。
「センターリング中は前を見ないといけないの?」
「グライダーの事は忘れろ!ATOSだと思え。」
涙の出る一言でした。
巡行速度の速さから、上がってしまえばATOS以上に楽なTowing。
途中から余裕をかまし、横を見たり・・・と油断した時に、強いサーマルにヒット。
曳行機との落差が出来過ぎて、修復できず、最後はWeak Linkが切れて自動離脱。
(強い荷重が掛かると自動的に繋いでいるロープが切れる安全装置)
何故、あんなサーマル・ゾーンに言ったんだ、とパイロットさんが指導されていましたが、
私の油断も明らか。
「今日はここまで」と講師の方が悲しいご決断。
その後、今日は4時半まで待って、それからグライダー講習に。
昨日とは別方向へのフライト。また何度も何度も谷を渡る。
昨年は取れなかったパイロンを超え、遂にはまたイタリアへ。
国境の稜線を境に、海風で雲が発生している。
それにしても的確な指示。
「あの雲のあそこを目指せ。もう少し右。こらえてこらえて、ハイ、右ターン。」
狙った雲でサーマルを見つけられなかったのは2,3回のみ。
持論「ハングと’グライダーの最大の違いは視点である。
ハングは下を見て飛ぶ、グライダーは上を見て飛ぶ」
確かに毎日これだけ雲を観察しながら飛んでれいば、確実に技術は向上するだろうなあ。
巡行速度の違いも、雲を捉えるのに大きな差がつく。
ハングでは、到着までに時間が掛かり、狙った雲が、
着いた時には崩壊期を迎えていたりするものだ。
こちらはあっという間に目標地点に到達する。
うらやましい限りである。
帰りのファイナルは私にはハラハラ・ドキドキ。
ハングではとても越えられない目線で次の稜線を目指す。
下が見えないので高度差が良くわからない。
私の感覚では、ギリギリで越えて行く。
時速130kmでのファイナルは流石である。
「グライダーは巡航速度の速さが命である、Swiftは遅すぎて駄目だ」
4月に真壁の滑空場にお邪魔した時に、教わったお話が実感として良くわかる。
それにしても・・・
「一生で一度で良いからやって見たい」を二日連続で達成してしまいました。
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
(飛丸日記7月19日) フランス留学記 「一生に一度 x 2 」 (2018/9/20 19:15:06)
いよいよ待望のSwift Towing Flight。
イメージ・トレーニングもばっちり。
グライダーとは違い、プロペラ後流を避けて、直ぐに15mまで上がり待機する。
それから曳行機の上昇に合わせてPulse Control(ゆっくりではなく一瞬の操作)
因みにランディングもPulse Control
グライダーでは「やってはならない悪い癖」の操縦方法ばかり。
成る程、こうも違うものか。
「センターリング中は前を見ないといけないの?」
「グライダーの事は忘れろ!ATOSだと思え。」
涙の出る一言でした。
巡行速度の速さから、上がってしまえばATOS以上に楽なTowing。
途中から余裕をかまし、横を見たり・・・と油断した時に、強いサーマルにヒット。
曳行機との落差が出来過ぎて、修復できず、最後はWeak Linkが切れて自動離脱。
(強い荷重が掛かると自動的に繋いでいるロープが切れる安全装置)
何故、あんなサーマル・ゾーンに言ったんだ、とパイロットさんが指導されていましたが、
私の油断も明らか。
「今日はここまで」と講師の方が悲しいご決断。
その後、今日は4時半まで待って、それからグライダー講習に。
昨日とは別方向へのフライト。また何度も何度も谷を渡る。
昨年は取れなかったパイロンを超え、遂にはまたイタリアへ。
国境の稜線を境に、海風で雲が発生している。
それにしても的確な指示。
「あの雲のあそこを目指せ。もう少し右。こらえてこらえて、ハイ、右ターン。」
狙った雲でサーマルを見つけられなかったのは2,3回のみ。
持論「ハングと’グライダーの最大の違いは視点である。
ハングは下を見て飛ぶ、グライダーは上を見て飛ぶ」
確かに毎日これだけ雲を観察しながら飛んでれいば、確実に技術は向上するだろうなあ。
巡行速度の違いも、雲を捉えるのに大きな差がつく。
ハングでは、到着までに時間が掛かり、狙った雲が、
着いた時には崩壊期を迎えていたりするものだ。
こちらはあっという間に目標地点に到達する。
うらやましい限りである。
帰りのファイナルは私にはハラハラ・ドキドキ。
ハングではとても越えられない目線で次の稜線を目指す。
下が見えないので高度差が良くわからない。
私の感覚では、ギリギリで越えて行く。
時速130kmでのファイナルは流石である。
「グライダーは巡航速度の速さが命である、Swiftは遅すぎて駄目だ」
4月に真壁の滑空場にお邪魔した時に、教わったお話が実感として良くわかる。
それにしても・・・
「一生で一度で良いからやって見たい」を二日連続で達成してしまいました。
execution time : 0.005 sec