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feed 羽州街道、佐渡のみち (2018/9/24 19:56:35)

10_2 『羽州街道、佐渡のみち-街道をゆく10-』

司馬遼太郎 朝日文庫 単行本は1978年刊

かなり昔に半分だけ読んで放置してたのを見つけたので、残りの半分を読んだ。

おそらく、山形へ行く前に半分読んで、佐渡へ行くときに残りを読もうと思って放置してたんだろうけど、行く予定もないのでとりあえず読んでおいた。

羽州街道の方の記憶はまったくなく、ページを折り曲げたりの目印もないので、そっちの感想は省略。

佐渡のみちについて、以下一ヶ所抜書き。

「江戸幕府では、勘定畑(長官は勘定奉行)が、もっとも優秀な人材をあつめるしきたりになっている。それが明治政府の大蔵省にひきつがれ、こんにちなお、各省を超越して人材をあつめる優先権をこの省が持っているというのはおもしろい。・・・江戸幕府が二百数十年もつづいたという理由の多くは、勘定機構の人材がそれをささえたということさえ言える。この勘定機構から、幕府直轄領の代官や遠国奉行などがえらばれる。」

佐渡奉行の話から上記の話が出てきたが、大蔵官僚は江戸時代から優秀だったということね。大蔵大臣は別にして。


評価:7点(後半のみ)

 


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