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2016年の10月頭に初飛んでからいまだ30本に満たないまりこです。
この度ダブルサーフェスのSports3に乗り換えたので徒然なるままに書こうと思います。

まずは霊石LDでグラハン。確かに重たいし、一旦ノーズが上がるとシングル以上にリカバリーがきかない。テイクオフでノーズが上がりがちだったのでさすがに危機感も強まり、目線や確認方法を修正。

そのあとTOでグライダー組んで待機。ひとりでやるとテンションもグラスロッドも一回で入るの何なんだ。
風が収まったころテイクオフ。ノーズ気をつけながら肩入れを急がないように加速…なかなか浮かないのはグライダーが風量に対して重いから。まあいい感じ。

飛んですぐはコントロールの重さに戸惑い、これ左右取られたらめっちゃ嫌なやつだなあと思う。
というか思いっきり体重かけないと操作できないしなんだこれ。繊細って聞いてたのどういうことや。降りるまでに筋肉がお釈迦するっちゃないか…？


それでも400mくらいまでソアリングするとだんだんグライダーの応答を把握する余裕も出てきた。
操作が重たいんじゃなくて(重たいけど)レスポンスの時間間隔をよく分かってなかっただけかぁ。
確かにちょっとベースバー動かしただけで旋回できる。

先にTOしてた軽いシングル機と見比べて全然落ちないし、今日は天気も良くて高度落とす方が難しいくらいだ。
ある程度のお金や睡眠は心の安定に必要だと思ってたけど、高度もなんだな。

LD帰りにヨーイングと360旋回。言われてたのより速く30～40キロでずっと飛んでたけど45くらいから風の音が変わり、55くらいでヨーイング出だした。なるほどなあ。
旋回は浅いバンクでキープは問題なさげだったけど次はもう少し深めにしたり、サーマルの形や風向きに合わせて緩急つけたりしたいなあ。

LDアプローチになると、高度が下がらないことが今まで以上にわかる。
幸いフライトフェスティバルの日だったので上級機のLDお手本も直前にたくさん見られたので、イメージしつつ誘導聞きつつ着地まで。
シングルでフレアがきかない事が悩みだったのにテールヘビーが全部解決してくださった。フレア後のグライダーの重みに耐えられるように脚を鍛えよう。

全体を通して、ポニーみたいなシングル機から馬に乗り換えたみたいだった。どことない安心感。
しかも操作の難しい馬車馬と思ったら、挙動を繊細に教えてくれるし、こちらの操作にも繊細に応えてくれる良い子だった。持ち腐れにならないように精進してもっとグライダーとコミュニケーション取りたいなあ。


誘導してくださったらんぽうさん、テイクオフみてくださったしみずさんとりーさん、無数のヘルメットバシバシ隊のみなさま！
ありがとうございました。