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ある日、ウチの薪棚を眺めているおじいさんがいました。

このおじいさんに話しかけてみると…。

ウチの薪をもらってもらえませんか…？

と言われるではありませんか！

話を聞いてみると、以前、薪風呂にとたくさん薪を作られたそうなのですが、灯油ボイラーに変えてしまったので、せっかく作った薪がいらなくなった

そうなのです。

ウチも少しだけほしかったのですが、先日、薪ストーブの設置をお手伝いした方に聞いてみると、やはり、薪が足りないので欲しいということでした。

そういうことで、二人しておじいさんの薪をいただくことになったのです。

おじいさんの薪は風呂用なので、針葉樹が多いのですが、焚き付けや火力の調整用として十分に使えます。

二人でおじいさん薪の運び出し作業です！

よく乾燥している薪を運び出します。

その乾燥具合から、おそらく十年くらいはたっているでしょう。

作業をしながら、何気なくおじいさんのお年を聞いてみると、なんと、御年９０歳！！

ものすごくお元気です！

１０年前とは言え、これだけの量の薪を作られるとは！

しかも、使いやすいように、結構細かく割られています。

これだけにするには大変な労働力だったことは間違いありません！

笑顔が素敵なおじいさんではありますが、きっと、現役時代は働き者だったのでしょう…。

９０歳おじいさんの薪を、我が家の薪積みの上に積み上げます。



色が濃い部分が、すべておじいさん薪です。


そして今…。

このおじいさんからいただいた薪を、ありがたく焚かせていただいています…。

おじいさん薪は、その気持ちも入りとても暖かく感じます。


自分が苦労して作った薪を、躊躇なく人にあげてしまうなんて、本当におじいさんには頭が下がります…。

この冬、私の薪ストーブライフに、このおじいさん薪を焚く楽しみが加わりました！

おじいさん。いつまでもお元気で！