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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed 最初のフライト (2018/12/1 6:55:03)
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到着の翌日である11月30日。
朝からフライトの為の準備に追われる。

日曜日までは今のMOTELを中心にフライト、あとは諸所の手続きなどを行い、その後、キャンプ生活がスタートする。

この日はテストも兼ねてのフライトだったが、どうせ飛ぶなら記録は狙う。

この日は風が弱く(と言っても通常フライトにはちょうどいいくらいの風。)飛べても400kmくらいだろうと言われていた。

いや、400越えれば日本の記録にはなるから、いい出だしになるかも。
そう思ってのフライトだった。

今回は山から飛ぶのではなくトーイングという方法で離陸していく。
なのでそのための道具を装着しての離陸となる

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簡単に言うと、車で凧揚げ宜しく引っ張って離陸していくわけだ。
実はトーイングは私は初めてだったりするのだが、特に不安はない。フル装備なのでちょっと重いけど…

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離陸は立ち上げ(翼に風を入れ頭上まで持っていき、キープすること)さえできれば問題ない。

最初は練習でもう一度やるつもりだったので、低い高度で切り離したのだけど、サーマルをつかまえてしまったのでそのままフライト。
高度をあげてほかを待つ。

シャル、聖子の2名が離陸してきたのでスタート。

最初は高度1000mまでいくのに苦労する。
何とか高度を保って行くという感じ。

20181201082751955.jpg

しかし進めば進むほど上昇高度は上がってくる。
フライト開始後2時間した頃には2000mを超えた高さになる。

3人でフライト。
誰かが低くなっても次のサーマルで待つといった具合。

その方が効率よく飛べる。パラグライダーも一人より複数というのが距離を伸ばすのによい。

風向きと方向だけを確認して、あとは雲をみてサーマルを探しながらすすむ。

6時間程フライトしたとあるサーマル。
ここで私は少し先行していたのだが、
聖子がサーマルをげっと、今までにない強さ。シャルもそれに入る。

私が入るのに遅れたが故に上昇においていかれる。
二人は2500m以上なのに私は2000mしか獲得できず、ここから離れてしまい、一人旅。

その後空港のある町を目の前に大きくコースを迂回することになり時間と距離のロス。

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長時間フライトなので、予備バッテリーに全ての機器を繋いでとんでます。

完全一人旅。
歌を歌いながらサーマルを捕まえ3000m近くまで上昇してまたすすむ。

景色はもう全然かわりません。
ひたすら広い平野が続く

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300kmを越えて高度は充分ですが、時間は6時をこえています。
このまま雲を伝えば400は行けそう、なのですが、地図上この先しばらく街もメインロードからも離れてしまう。

散々悩んだ挙げ句、近くの街に降りたのでした。

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一緒に飛んでいた二人は400近くまでフライト。うーむ、やはり一人より二人。

問題はここから。
ピックアップされたのは9時をすぎてから。そして帰宅は午前3時。

今日はこれからテストです。


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