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まずは日本記録を越える!
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
まずは日本記録を越える! (2018/12/4 20:26:29)
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まずは日本記録を越える! (2018/12/4 20:26:29)
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昨日、日本記録である375kmをフライト!
やりました!まずはいい出だし。
この日はベースのデニクリンから朝6時半に出発して一路北へ
荷物はたんまり。このトラックがトーイングの車にもなります。
北へ100km程走ったところで、だだっ広い農場経入っていきます。
ここがこの日のスタート地点。
風速は6メートル程。
強めの風。普段なら飛ぶか考える強さですが、記録には必要な風。
聖子、シャルが飛び、そして私の番。
トーイングの車は2台なので、二人が飛んでから私のフライトタイムには時間差ができてしまうので、私が飛ぶときにはもう2機は見えません。
今日は一人旅決定。
風が強い中、準備ができると、ドライバーに、準備完了の合図をだします。
そして立ち上げ、車に進むよう合図を出します。
凧揚げ宜しく高度をあげて行く姿はまさにこんな感じ
約500mで切り離し、まずは風下に行きながらサーマルを探していきます。
が、なかなかない。
飛んですぐ降りるのは嫌じゃ!!
と必死で探してサーマルを捕まえますが、なんせ低くて風が強い。
サーマルの形も乱れている中、なんとかドリフトしながらサーマルを捕まえてはすすみ、捕まえては進みを繰返します。
でもどうしても1000mまで上がりません。
広大なこの大地でこの高度だと、もうすぐに降りてしまいそうな雰囲気。
そんな恐怖と戦いながらの3時間。
離陸は11時だったので2時頃には場も温まり、サーマルが活発になってきます。
しかしこの日の条件は高度1600mといったところ
前日のように2000mを越える上昇があれば少し余裕があるのに、常にサーマルを探すことを考えて飛んでいきます。
もう上昇をバリオ(昇降計)が感知すると自動的に体がセンタリングしている感じ。
途中、低い丘のような山が現れ、ユーカリの木が生い茂るその山を越える前には高度300まで落ち、危うくランディングしそうになることもありながら。
そしてその先では地上で大きな旋風ができ、そのサーマルに入ってしまい、グライダーを必死でコントロールしてまた高度を取り戻すということもありながら先に進みます。
ひたすら広い大地。
gpsの高度と距離を見る時間が多くなります。
気がつけば300kmを越え、時間も6時をまわっていました。
自分の先日の記録は楽に越えられそう。
なんとか400kmなら日が落ちる前に行けるか?
そんな感じで進みます。
しかし日の力は弱くなってきます。
最後に残りの力を振り絞ったようなサーマルにのり、最後に現れた山を越えるも、その先にサーマルの気配はありませんでした。
もう何もない場所に降りるしかないか。と考えていると、素晴らしくきれいな庭の家を発見。
そこにランディング。
距離は375km!!
日本記録です!!
この家に住むAtkinson一家が暖かく迎えてくれ、ドライバーが迎えに来るまで食事までご馳走になってしまいました。
こういった人が、その国をよく見せるんだな。つくづくそう思いました。
オーストラリアは物価が高すぎるけどいい国!!
そして、ドライバーに迎えられ、この日の滞在キャンプ地まで三時間かけて行き、到着するやテントになだれ込んで寝たのでした。
やりました!まずはいい出だし。
この日はベースのデニクリンから朝6時半に出発して一路北へ
荷物はたんまり。このトラックがトーイングの車にもなります。
北へ100km程走ったところで、だだっ広い農場経入っていきます。
ここがこの日のスタート地点。
風速は6メートル程。
強めの風。普段なら飛ぶか考える強さですが、記録には必要な風。
聖子、シャルが飛び、そして私の番。
トーイングの車は2台なので、二人が飛んでから私のフライトタイムには時間差ができてしまうので、私が飛ぶときにはもう2機は見えません。
今日は一人旅決定。
風が強い中、準備ができると、ドライバーに、準備完了の合図をだします。
そして立ち上げ、車に進むよう合図を出します。
凧揚げ宜しく高度をあげて行く姿はまさにこんな感じ
約500mで切り離し、まずは風下に行きながらサーマルを探していきます。
が、なかなかない。
飛んですぐ降りるのは嫌じゃ!!
と必死で探してサーマルを捕まえますが、なんせ低くて風が強い。
サーマルの形も乱れている中、なんとかドリフトしながらサーマルを捕まえてはすすみ、捕まえては進みを繰返します。
でもどうしても1000mまで上がりません。
広大なこの大地でこの高度だと、もうすぐに降りてしまいそうな雰囲気。
そんな恐怖と戦いながらの3時間。
離陸は11時だったので2時頃には場も温まり、サーマルが活発になってきます。
しかしこの日の条件は高度1600mといったところ
前日のように2000mを越える上昇があれば少し余裕があるのに、常にサーマルを探すことを考えて飛んでいきます。
もう上昇をバリオ(昇降計)が感知すると自動的に体がセンタリングしている感じ。
途中、低い丘のような山が現れ、ユーカリの木が生い茂るその山を越える前には高度300まで落ち、危うくランディングしそうになることもありながら。
そしてその先では地上で大きな旋風ができ、そのサーマルに入ってしまい、グライダーを必死でコントロールしてまた高度を取り戻すということもありながら先に進みます。
ひたすら広い大地。
gpsの高度と距離を見る時間が多くなります。
気がつけば300kmを越え、時間も6時をまわっていました。
自分の先日の記録は楽に越えられそう。
なんとか400kmなら日が落ちる前に行けるか?
そんな感じで進みます。
しかし日の力は弱くなってきます。
最後に残りの力を振り絞ったようなサーマルにのり、最後に現れた山を越えるも、その先にサーマルの気配はありませんでした。
もう何もない場所に降りるしかないか。と考えていると、素晴らしくきれいな庭の家を発見。
そこにランディング。
距離は375km!!
日本記録です!!
この家に住むAtkinson一家が暖かく迎えてくれ、ドライバーが迎えに来るまで食事までご馳走になってしまいました。
こういった人が、その国をよく見せるんだな。つくづくそう思いました。
オーストラリアは物価が高すぎるけどいい国!!
そして、ドライバーに迎えられ、この日の滞在キャンプ地まで三時間かけて行き、到着するやテントになだれ込んで寝たのでした。
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