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feed 天才少女 みずほちゃん! (2018/12/14 21:48:56)
今年の夏、私が北海道は知床にある、国営羅臼温泉野営場に泊まっていた時の出来事です。

私は「これは!」と思った天才少女に出会ったのです!

彼女の名前はみずほちゃん。まだ12歳。小学校6年生です。

なぜそう思ったのか…。

今夜はそんなお話をしましょう!




もう一週間ほど連泊していたでしょうか…。

私は、歩いて一分のところに無料で入れる野湯「熊の湯」のある、国営羅臼温泉野営場に滞在していたのですが…。

ある朝、熊の湯の一番風呂をいただき、自分のネグラであるハイエース(私はいつもキャンプ場の駐車場で車中泊)に帰ってきてみると…。

お隣に車中泊されていたお二人が、雨の中、濡れながら朝食を作っていたのです…。

どうやらこのお二人は、普通車のレンタカーで旅をされている中、このキャンプ場に泊まられたようなのですが…。

ちょっと…。さすがに見るに見かねて…。

私のハイエースのリアドアが屋根代わりになるので、そこで、朝食を作るように勧めました。

この中の一人が、天才少女「みずほちゃん」だったのです!


みずほちゃんの他にもう一人、大人の女性がいらっしゃったのですが、彼女はみずほちゃんの母親ではなく、その母親の友人だというのです。

話がややこしいのですが、みずほちゃんを、そのお母さんの友人が連れて、ここ知床まで来たということです。

この方たちと、話をしてみると…。

実は大人の女性の方は学校の先生をしているらしく…。

あっちこっち、よく旅をされているそうです。

そんな彼女が、友達のこどもであるみずほちゃんの非凡な才能に気づき、今回、知床まで連れてきたとのこと。

とにかくこのみづほちゃん。好奇心がハンパでなく、いろいろなものに興味を持ち、学校の勉強だけでは飽き足らず、象形文字が読めるようになった

り、絵を描くことに没頭したり、そして、自然に対してとても興味を持ち始めているということなのです。

今回、そんな自然に興味を持ち始めたみずほちゃんのために、お母さんに話して了解を取り、大自然の宝庫である、ここ知床まで連れてきたと女性は話

されていました。

確かに、みずほちゃんは、木一本見るのにも熱中し、周りに生えている木などの名前もどんどん覚えていました。

連れてきた女性の話だと、ここに来る途中で支笏湖にも寄ったようですが、そこでボートに乗りながら初めて見る魚の名前も瞬く間に覚えてし

まったそうです。


このお二人と話をしていたのは一時間ほどだったのですが…。

確かに、小六とは思えない知識の豊富さに、私自身も驚嘆してしまいました!

このような、好奇心旺盛な子供は、確かにいろいろな経験をさせて、どんどん学ばせるべきだと私も思います。


私は今まで、自分の人生の中で、多くの天才と呼ばれる方たちに会ってきました。

その天才といわれる方たちには、実はある共通点があるのです。

それは…。

天才とは、生まれながらにして高い知能を持っているのではなく、実は、何かにとても興味をもったことをきっかけと

して、脳が活性化し、そして、そこから脳の発達が始まり、非凡な才能を持つようになるということなのです。

しかし…。

非常に残念なのは、そんな「天才」が現れても、周りの人がそれが理解できず、その才能を伸ばすことが現実的にはできていないこと…。

天才を理解するには、周りの人にも、それに近いステージが要求されるからなのです。

例えばゴッホの絵。

彼の絵は、生前はたった一枚の絵しか売れていませんでした…。

それも買ったのは彼の身内…。

当時ゴッホの絵は、世間には全く理解されていなかったのですが、しかし、同じく画家をしていたゴッホの弟は、自分の兄の非凡さに気づき、生涯兄の

ゴッホを保護しています。

実は、天才ってなかなか世には認められず、それを見抜く人の存在があることによって、ようやく世に出てくることができるようなるとに私は思えま

す。


私が知床で出会ったみずほちゃんは、これからどんどん多くのこと学び、きっと将来大切な仕事を成し得る人材に成長していくのではないか…。

短い時間の出会いでしたが、私は彼女たちと話しているうちに、そんな期待を持たずにはいられなくなりました…。

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