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feed 車中泊ハイエースの断熱化!その2 (2018/12/31 18:57:20)
ハイエースの断熱化を進めるにあたり、問題になるのはそれに使う断熱材…。

しっかりとした断熱材を施工すれば、当然車内は快適となりますが…。

我が家のハイエースは、仕事に、そして、薪ストーブの薪集めにと多目的につかっています。

断熱だけを考えて作業を進めてしまうと、上に紹介した目的でハイエースを使うとき、どうにもならなくなってしまうのです…。

そのため、私はうちのハイエースの断熱化に最も適したものとして、下の断熱材を選択しました。



ハイエチレンSというホーム材です。

家屋に使用されているようなスタイロホームなら、当然断熱効果が高くなりますが、厚みがありすぎ、仕事や薪集めに使う特に不便になってしまうので

す。

上のハイエチレンSは厚み5ミリ足らず…。

その割には断熱効果があり、感覚的には「ダウンジャケットを一枚羽織ったくらいの保温性」があります。

我が家のハイエースで、ダウンジャケット一枚車の周りに羽織らせることができたら、相当快適になります!

実はこのハイエチレンS。私がいつも仕事で使用しているものなんです。

私の本業は「ハンググライダーの飛行装着具、ハーネス」をオーダーメイドで作ることなのですが、これに、ハイエチレンSを使用しているのです。

そのため、大量の在庫があったのです。

私は、このハイエチレンという断熱材の性能をフルに生かして、他の材料とうまく組み合わせることにより、我が家のハイエースに最も適し

た断熱化を目指すことにしました。

さて…。

もう一つどうしても解決しなければいけない問題があります。

それは…。

最終目的としているバイオエタノール暖炉を設置した場合、その排気をどうするか?ということです。

いくらバイオエタノール暖炉が安全だからといっても、狭い車の中で焚き続ければ危険です!

そのため、何らかの方法で排気を考えなえればいけないのですが…。

車の横に煙突穴を明けるのは大工事になりますし、後々使い勝手が悪くなりそうです…。

何か良い方法はないものか……。

そんなことを考えているうちに、良い考えが思いつきました!

バイオエタノール暖炉は、エタノールを燃やしているため煤が出ず、その排気は二酸化炭素と水だけです。

ならば、無理に社外に排出しなくても、運転席に排出してやればいいんです!

どうせ断熱効果を高めるために、運転席と居住空間の間には敷居を設ける予定でした。

ならば、運転席側にバイオエタノール暖炉の排気を出してやって、運転席の窓をほんの少し開けてあげれば、換気も出来て問題ないはずで

す!



ハイエチレンSの断熱性に少々不安はありますが、我が家のハイエースの使い方としては、これで行くしかないでしょう!

足りない分の「暖かさ」は、バイオエタノール暖炉に頑張ってもらいましょう!

排気が居住空間から外に出せれば、ガンガンに焚けるはずですから何とかなるでしょう!





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