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今回のダイビングの特色は、クルージングと対象的に、人の入れ替わり。
スロバキア人、ドイツ人、香港人、韓国人。
いろいろな方とお会いし、各国ダイビング事情やら、新鮮なお話が沢山聞けた。
一人旅が多い私。よく「寂しくないの？」と聞かれるが、
何時も刺激的な出会いがあって、楽しいばかりである。

一方で、二日間は、ガイドさんと二人だけ。
ボート貸し切りツアーが二日もあった。
最終日、私の技量をある程度認めてくれたのか、普段は行かないという
海底に眠る戦闘機ツアーに連れて行ってくれるという。
ダイビングで通常潜る水深は18m。まああっても20ｍ台。それが40ｍとのこと。

「過去何mまで潜ったことがある？」「61m」「・・・（絶句）」
スーダンに潜りに行った時のこと。
深海に潜るハンマーを追っ掛け、先ず一気に40mまで潜る。
そこで待機。それからハンマーを見つけたら、更に深度を増す。
その時に叩き出してしまった最大深度61ｍ。
今思うと、とんでもないダイビングだった。
一緒に潜った4人は皆、ダイビング歴1500回以上のツワモノばかり。

とは言え、それは昔の話。
今は血管の老化も起きているだろうし、血液もドロドロの筈。
水を一杯飲んで、コトに臨む。

辿り着いた水深40ｍの世界。
ほぼ損傷のない戦闘機。窓は思いの外狭い。
なかなか見ごたえのある光景だった。
二本目は沈船ダイビングへ。
これにて　El RIO　HOTELでの12本のダイビングは無事終了である。