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<飛丸日記 12月31日> 「経営理念とは」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 12月31日> 「経営理念とは」 (2019/1/11 22:38:41)
今回、持ってきた本は17冊。
ブルネイ駐在期間中の4年間、いろいろなのテーマで本を読み進めている。
「幸福学の研究」から始まって、「生物の多様性と進化」、
「イスラム教、上座部仏教とその歴史」等など。
最近のマイブームは(株)トミハラの経営に関連して、実用書の類。
「年輪経営」「経営計画の作り方」「就業規則の作り方」等など。
何れも中小企業経営者向けに書かれた本だ。
サラリーマンなら、経営計画はお上の指示で作らされる。
経理理念、経営方針なんて、あまり気にしないもの。いや、普通は知りもしない。
就業規則に至っては、私自身、新入社員の時の説明会以来、見た記憶はない。
今年の1月に親父が他界し、零細企業、町工場の会長になった。
そうした中、全てを一から考え、作り直すことを決意した。
自分で作ろうと取り組むと、こうした本も全く違って見えてくる。
興味深いことばかり。何事も主体的に。そして世の中、勉強、勉強である。
会社の経営理念、経営方針というのは、何の為にあるのか。
経営者が会社という器を使って何をしたいのか。
経営理念はそのメッセ―ジであり、経営方針は社員への決意表明である。
その実現の為の計画が経営計画。社員さんへの具体的なお願いの書。
大企業はさておき、中小零細企業では、こんなに大事なものはない。
フライトの3時間以上前に空港着。過去最高の余裕を持った到着である。
ゆったりした旅行の最後にふさわしい。
余韻に浸りながら、のんびりとゲートの前でブログを書き綴る。
だが、これが甘かった。人生は最後まで何が起きるかわからないものである。
突然、機体故障によるフライト・キャンセルのアナウンス。カウンターに人が殺到する。
「代替のフライトは1月3日になります。」
「えっ、何言ってんの? 明日ではなく、明後日でもなく、3日後???」
ピーク・シーズンの今、満席のフライトが続き、空席がないのだという。
このままでは、ブルネイ着は1月4日。3日間の休暇延長。拙い。
兎に角、この南海の孤島から脱出しなくては。
「大丈夫です。心配しないで下さい。必ず最終目的地まで送り届けますから。」
「ふざけんじゃねえ。そんなのIATA(国際航空運送協会)のルールで決まっていることだろう。
大事な事は、予定通りのスケジュールで最終目的地に着けるかつけるかどうかだ!」
あなたの会社のMISSIONを知っているか?
The Heart of the Filipinoだ。心意気を見せてくれ」
目についた会社のロゴ。無茶苦茶な攻めで話を続ける。
2時間後、機体の修理の目途がつき、翌日6時発のフライトが約束された。
その後の3回のフライトにも乗り継げるという。
元々は乗り継ぎで、またあの固いベンチで一夜を過ごそうと覚悟していた。
幸い、航空会社の手配で、立派なホテルにチェクイン。
ふと気づくと今日は大みそか。無料のディナーから始まり、カウント・ダウン・パーティまで。
世の中はうまく出来ている。
「こけたら3倍返し」今回も成功である。
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<飛丸日記 12月31日> 「経営理念とは」 (2019/1/11 22:38:41)
今回、持ってきた本は17冊。
ブルネイ駐在期間中の4年間、いろいろなのテーマで本を読み進めている。
「幸福学の研究」から始まって、「生物の多様性と進化」、
「イスラム教、上座部仏教とその歴史」等など。
最近のマイブームは(株)トミハラの経営に関連して、実用書の類。
「年輪経営」「経営計画の作り方」「就業規則の作り方」等など。
何れも中小企業経営者向けに書かれた本だ。
サラリーマンなら、経営計画はお上の指示で作らされる。
経理理念、経営方針なんて、あまり気にしないもの。いや、普通は知りもしない。
就業規則に至っては、私自身、新入社員の時の説明会以来、見た記憶はない。
今年の1月に親父が他界し、零細企業、町工場の会長になった。
そうした中、全てを一から考え、作り直すことを決意した。
自分で作ろうと取り組むと、こうした本も全く違って見えてくる。
興味深いことばかり。何事も主体的に。そして世の中、勉強、勉強である。
会社の経営理念、経営方針というのは、何の為にあるのか。
経営者が会社という器を使って何をしたいのか。
経営理念はそのメッセ―ジであり、経営方針は社員への決意表明である。
その実現の為の計画が経営計画。社員さんへの具体的なお願いの書。
大企業はさておき、中小零細企業では、こんなに大事なものはない。
フライトの3時間以上前に空港着。過去最高の余裕を持った到着である。
ゆったりした旅行の最後にふさわしい。
余韻に浸りながら、のんびりとゲートの前でブログを書き綴る。
だが、これが甘かった。人生は最後まで何が起きるかわからないものである。
突然、機体故障によるフライト・キャンセルのアナウンス。カウンターに人が殺到する。
「代替のフライトは1月3日になります。」
「えっ、何言ってんの? 明日ではなく、明後日でもなく、3日後???」
ピーク・シーズンの今、満席のフライトが続き、空席がないのだという。
このままでは、ブルネイ着は1月4日。3日間の休暇延長。拙い。
兎に角、この南海の孤島から脱出しなくては。
「大丈夫です。心配しないで下さい。必ず最終目的地まで送り届けますから。」
「ふざけんじゃねえ。そんなのIATA(国際航空運送協会)のルールで決まっていることだろう。
大事な事は、予定通りのスケジュールで最終目的地に着けるかつけるかどうかだ!」
あなたの会社のMISSIONを知っているか?
The Heart of the Filipinoだ。心意気を見せてくれ」
目についた会社のロゴ。無茶苦茶な攻めで話を続ける。
2時間後、機体の修理の目途がつき、翌日6時発のフライトが約束された。
その後の3回のフライトにも乗り継げるという。
元々は乗り継ぎで、またあの固いベンチで一夜を過ごそうと覚悟していた。
幸い、航空会社の手配で、立派なホテルにチェクイン。
ふと気づくと今日は大みそか。無料のディナーから始まり、カウント・ダウン・パーティまで。
世の中はうまく出来ている。
「こけたら3倍返し」今回も成功である。
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