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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/10/31 8:42:30)

feed (BMC日記 6月14日着想) 「Ball Holder」 と 「Grip Holder」 (2015/8/10 1:11:10)
・PCT(Process Control Table) が普及して来た。それも かなり浸透。
・工場なので生産現場が主体だが、私が担当する事務方の2部署だけでなく、
  それ以外の事務方の2部署でも導入。導入していないのは事務方で1部署だけ。

・それぞれ週一の会議。 各1時間。
 現在、担当以外も含め、4つの会議に定期的に参加している。
・最近、悟ったこと。
 「どうも、私のパワーは、何故か人の倍はあるらしい。
  通常の担当分野だけでは、部下が疲弊してしまう。
  その対策には担当業務を増やして、特定の部署への集中攻撃を避けるべき」
  という事で、2部署だけでは飽きたらず、最近は4部署を見ている。

・数週間前、部下からの反撃。
 「冨原さん、今日はPCTに工夫をして、あるものを作りました。提案させて下さい。」
 会議の途中、いきなり見慣れぬ表の提示。
 「 Ball Holder Ranking Table」
 PCTの一つの欄にある 「Ball Holder」 
 ある案件を進める為、次に誰が何をすべきかの記述。
 これを見ると 作業が誰のせいで滞っているか、明白になる。
 そこから一人ひとりが持っているBallの数を数えたらしい。

・「冨原さん。あなたが圧倒的なランキング、トップです。
 他の人は3-5.最大10。 冨原さんだけ、25あります。
 分析の結果、かなりの仕事が冨原さんで滞ってます!」
 「はーい。」
 んんん、一本取られた。返す言葉がない。

・ めくら印は一杯押しても、臭う書類も多々ある。
 それを脇に抜き出しただけでも、かなりの数になる。
  一部署25案件のBall Holderとして 掛ける4、イコール 100.
  んんん。確かに幾ら残業しても終わらないわけだ。

・その2週間後、Rankingの表で部下のBallの数が更に激減、でも作業は進まない。何故か。
 「この案件は 現在別の部署に作業を依頼中。作業が遅れているのは自分のせいではない。
  相手が悪い。どうしようもないんだ。」 と。
 「あほかっ。 この案件では あなたは Grip Holderなんだ。
  あなたが投げたBallを相手がきちんと作業し、投げ返す。次の人にBallが行く。
  その全てをGrip Holderである あなたが観ているべきなんだ。」
ビジネス術 そのXX 「作業の指示を受けてやるだけの、Ball Holder
            案件推進の中心人物となって、全体を取り纏めていく、Grip Holder  
             Ball Holder と Grip Holder を明確に、案件の推進を図ること」

・ 早速 PTCの表を改善。
  勤労者の7割が公務員のブルネイ。どうしてもお役所仕事になりがち。
  「CB2 (CHANGE BRUNEI FROM BMC)」
  先ずは従業員の意識改革から。
  先は長い。
 

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