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feed <TMC日記 1月19日> 「Project SCRATCH」 始動 (2019/1/22 21:51:40)
190119 ドローン 本社工場 撮影
サラリーマン遠隔経営 第一章
2018年2月。急遽、親父から譲り受けたバトン。46社との面談をこなす。
ここまでは、気合さえあれば、普通の「商社マン」なら誰でも出来る事だ。
問題はこれからである。

サラリーマン遠隔経営 第二章
次は何処に向かって走るべきか。
ゴールが決まってる競技は簡単である。そこに向かって走ればよい。
より難易度が高いのは、ゴールを自分で設定しないといけない競技だ。
ハング・グライダーのクロすカントリーが正にそれである。
インターネット、観天望気、人とのやり取り。
気象条件の変化に関わる情報を可能な限り入手し、予想する。
その条件の中で、どうしたら最も長く飛べるか、自身でコースを考える。
飛び出しからも、常に情報収集と臨機応変に判断の修正を繰り返す。
大どんでん返しのコース変更も含めて。
正に「未来を予見し、やるべき事をやる、やれる事をやる。」である。
そして「遠くまで飛びたい」という「やりたい事をやる。」
初志貫徹なんていらない。ただ一つ、遠くまで飛ぶ、という強い意志を除いて。

「着想1000m」
「友達15人呼ぶ計画」
「ハング・グライダー経営」
「Optimum Operation in collaboration」
「神の種族の進化論」
「どんな時にも‘Let’s enjoyね」
「バイブル『幸せのメカニズム』」
「友達の友達は友達」である
「天祐の祐」
「友達になろう」
ブログを書く事で、自分自身の頭の中を整理してきた。
ハング界の伝説トーマスの教えに基づき、この一年「Think More」を重ねてきた。
ブログを書く目的は、最初は娘へのメッセージだった。
その後は、実は、「遠隔経営」による社員とのコミュニケ―ション不足を補うツール」として。
そして息子へのメッセージ。
今は恐らく、自分の頭の整理が最大の目的であろう。

遠隔経営を続けながら、事業継承等、様々な問題に直面してきた。
ネットワークの必要性。進化の仕組み。(人類として!)目指すべき方向性。
人はどうしたら幸福になれるのか。

それらを踏まえ、「経営理念」なるものも策定した。

経営理念  「社会発展の一翼を担う」
 ・持続発展可能なシステムの構築
 ・最適化社会創出への貢献
 ・「関わりたい」と思う会社を目指す

54歳、人生の折り返し点を迎え、更に考察を進めた。
これを実現させる為にはどうしたら良いのか。具体的に実行する為の方策は何か。
考えた事を「地獄のブスアンガ」の地で、一つのプレゼンに纏めた。
名付けて「Project SCRATCH」 である。
ポイントは
「業務継承ビジネス」
「合従連衡ビジネス」
「遠隔経営ビジネス」
目指すは
「社員1万人の中小零細企業」

私のブレイン(?)、チーム・ムル、チーム・キナバル、チーム・バンコクらの皆さんに
出来上がったプレゼンを送る。アドバイスを受け、議論を重ね、推敲する。
テンブロンの約束の地でも、オーストラリア人の方に意見をお聞きした。
修正を重ね、やっとプレゼン資料が完成した。

「全社員集会」、新年会を兼ねた「幹部会」、「親族会議」、そして「家族会議」
新年会での席上、新規事業のアイデアを募る。意見が飛び交う。
そして、満を持して、私から「Project SCRATCH」のプレゼンを行う。
打ち出された「突拍子もないアイデア」に、最初は皆さん絶句。
「もっと目の前の現実を見て下さい」
「そんな夢ばかり追っ掛けてもらっても困ります」
批判の嵐。反論(開き直り?)
「私がブルネイ・メタノールで何と言われているか、ご存知ですか。
Dreamer(夢想家)です。トップが青臭く夢を追っ掛けないで、どうするの。
そんな会社、面白くもなんともない。」
この一年間のやり取りを通じて、今や私が親父以上の頑固者である事を
理解している社員さん。
「まあ。経営者がやりたいことを実現するのが会社だとは思ってますが。」
投げやりの一言。
いや、私にとっては、その一言が欲しかった。
「ご理解して頂き、ありがとうございます。私はこれを目指します。
 ついてきて下さい」
その後、具体的な行動計画を話し合い、具体的な指示を出す。

いよいよ「Project SCRATCH」始動である。

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