ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 2月3日> 「ミリの日」に思う。「ろうあ者との出会い」

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 2月3日> 「ミリの日」に思う。「ろうあ者との出会い」 (2019/2/11 21:58:33)
190203 KGM to Imperial Hotel
190203 KGM ミリ日本人会
190203 KGM ミリ日本人会2
この出会いが、将来私にどんな影響を与え、また何をもたらすのか、
今のところ分からない。
ただ、何かを感じた。「神様」がまた何かをささやいているのを。

2月3日。ミリ日本人会のゴルフ・コンペに参加する為、KGM Golf Clubに行く。
昨晩泊まったホテルと、川を挟んで真向かいにある。
ここでプレーする時の最大の特徴は、専属でキャディーさんがつく事である。
18ホール、手押し車でゴルフ・バックを運んでくれて、1500円弱。
物価の違いがありがたい限りである。

ミリに住む方々は、馴染みのキャディーさんがいるのだが、私は偶にしか来ない。
その度に、まだ客が見つからず、待っている人たちの集まりから、なんとなく指名する。
指名してみると、今回お願いした方は、偶々「ろうあ者」だった。
喋れない、聞こえない。
普段の私なら、お金を払ってお願いしているのに、これはないだろう等と考え
分かった時点で、お断りしていただろう。

その日は、何故か、そのまま受け入れた。
いや、自己分析の結果は簡単である。
丁度その数分前まで、昨日の大敗、進歩のなさに、自身の能力が如何に人に比べて劣るのか、
打ちひしがれていた。
いやそもそも人の能力とは何かを、考えていたところだった。
失礼ながら、自分と同じ境遇の方に、親近感を覚え、そのままお願いすることにしたのだ。

一緒に回ってみると、びっくり。
その心遣い。丁寧な対応。
今までのご苦労が、彼をそうさせたのであろうと推察されるのだが
ここまで来ると、もう立派な才能である。とても私には出来ない。

人の能力には差異がある。
しかし、それは星型の尖がっている部分がずれているだけで、必ず何か突出している。
自らそれを見つけ、伸ばす事。また互いにそこに着目し、高め合う事。
そして人の能力は、日々、移り変わる。
「男子三日あわざれば刮目して見よ。」
今時、「男子」と言うと、世の中の半分から批判を受けそうだが、
私の好きな言葉である。

ゴルフが終わると、向こうから握手を求められた。
連絡方法を確認する。
良し、これからKGMでゴルフをする時は、ずっと彼にお願いしよう。

昨日の結果にも関わらず、優勝するつもりで臨んだゴルフ・コンペ。
馬券は全て、自分から流す一点買い。

結果は55-58-113
また惨敗でした。

execution time : 0.005 sec