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飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
--- (2019/3/23 19:03:46)
「今日これが人生最後の二人の会話だと思え。
俺は大学に進学して親元を離れてから、親父とじっくり話し合う機会は
親父の癌がわかって見舞いに行った一昨年の12月末までなかった。
親父息子なんてそんなもんだ。」
そう息子に言って、この機会に聞きたい事を尋ねた。
(とは言ったものの、よく考えて見たら、私と対照的に寡黙だった親父。
一昨年の年末、生まれて初めて親父とじっくり話しをした。)
日本人とは、なんと真面目なことか。
ホームステイ先のオーナーも息子の礼儀正しさ、真面目さに驚いていた。
浴びせられる質問の数々。
「学生時代に一番やって良かったと思う事は?」
「ハングライダーに決まっているだろう。」
「ふーん、ハング・グライダーってそんなに面白いんだ。」
改めてネットで調べ出す息子。
大昔、FBにアップしていた参加した世界戦のU-Tubeを息子に見せる。
https://www.youtube.com/watch?v=f9lp9iaPHKM&feature=youtu.be
「ハングは面白いけど、人による。好き好きだな。
お薦めはダイビング。あれは楽しい。」
「お姉が死にかけたと言う奴?」(操作を誤って急浮上した)
「あの時は本当に決死の覚悟で助けに行ったけど、
まああれはアホなだけ。普通はそんな事は起こりえない。
車の運手の方が余程危ない。」
「学生時代にもっとやっておけば良かったと思う事は?」
「物理学かな。もうちょっと勉強したかった。
でも、人生、ずっと勉強。お前はもっと本を読むように。」
「出会った中国や台湾のビジネスマンは、皆大学で相当勉強していた。
勉強した事を活用して、ビジネスをしている。
日本人の弱さの一つはそこにある。空白の4年間。
大学での勉強を怠らない様に。」
「人生で一番ほっとした時。一番何かをやり遂げたと思った瞬間は?」
「そんなもん、今日この日に決まってるやろう。
こうしてお前を送り出すことができて、これ程ほっとした事はない。
これからもまだ暫く経済的な援助はするが、基本的にはもう独り立ちや。」
「私の人生でやるべき事はこれで大半が終わったも同然。
後は今まで以上に好き勝手にするからな。」
「よく歳と共に時間の経過が早くなり、また人生はつまらなくなると言うが
決してそんなことはない。
私はどんどん時間が流れるのが遅くなるように感じる。
このままでは時間が止まりそうだ。
この1年だけでも、どれだけ多くのことがあったか。」
「自分自身で、この一年の成長度合は、昔の1年より大きく感じられる。
ブログで何度も書いているけど、努力と喜びは指数関数的に伸びていく。
人生はどんどん面白くなっていく。」
更に(株)トミハラの事。「遠隔経営」の話。「Project SCRATCH」の話。
そして「宇宙戦艦ヤマト」から始まって「神の種族の進化論」まで。
話は尽きない。
一時過ぎまで語り合う。好きだけど、苦手なワインを飲みながら。
「私は親父や先輩から多くのことを学び、自分なりに消化し、変革して来た。
何か新しい事をやる。それが大事だと思う。
また、若い頃はまず自分が自分がで構わないが、この歳になると
どうやって次世代に繋いでいくかと言う事をよく考えるものだ。
「生きる意味は」という命題があるが、「神の種族の進化論」によると
「次世代につなぐこと」が一番大事なことだ。
それは決して自分の子だけとは限らない。
そうやってお前も次世代につないで行って欲しい。
17日朝食。締めの話。
ここ3回のブログ「幸せ追求学」のプレゼン1,2を見せて講義する。
そもそもプレゼン2は、会う日の朝、言い残している事がないか、再考し、
待ち合わせに30分遅れながらも、さっと書いてブログにアップしたものだ。
この二日間で何を伝えたいか。頭の中は整理されていた。
2月2日からアップしたブログ全15話。
実は息子の大学受験での最初の不合格通知から、第一志望合格、
大学進学決定、そして親元を離れる事になる中で、状況に右往左往されながら
間接的に息子へのメッセージとして書き綴ったものである。
また、二カ月前に行ったお陰で勝手知ったる場所。
イベント毎の時間配分は完璧。言いたいことは整理済み。
「冨原塾春期集中講座」これにて終了である。
「伝えたい事は伝えた。後は自分で判断して勝手に前に進んでくれ。
そしてまた、次世代にタスキを繋いでくれ。」
出社前、帰りはちゃんと空港まで送り届ける。
「頑張れよ。」
固い握手をして送り出した。
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「今日これが人生最後の二人の会話だと思え。
俺は大学に進学して親元を離れてから、親父とじっくり話し合う機会は
親父の癌がわかって見舞いに行った一昨年の12月末までなかった。
親父息子なんてそんなもんだ。」
そう息子に言って、この機会に聞きたい事を尋ねた。
(とは言ったものの、よく考えて見たら、私と対照的に寡黙だった親父。
一昨年の年末、生まれて初めて親父とじっくり話しをした。)
日本人とは、なんと真面目なことか。
ホームステイ先のオーナーも息子の礼儀正しさ、真面目さに驚いていた。
浴びせられる質問の数々。
「学生時代に一番やって良かったと思う事は?」
「ハングライダーに決まっているだろう。」
「ふーん、ハング・グライダーってそんなに面白いんだ。」
改めてネットで調べ出す息子。
大昔、FBにアップしていた参加した世界戦のU-Tubeを息子に見せる。
https://www.youtube.com/watch?v=f9lp9iaPHKM&feature=youtu.be
「ハングは面白いけど、人による。好き好きだな。
お薦めはダイビング。あれは楽しい。」
「お姉が死にかけたと言う奴?」(操作を誤って急浮上した)
「あの時は本当に決死の覚悟で助けに行ったけど、
まああれはアホなだけ。普通はそんな事は起こりえない。
車の運手の方が余程危ない。」
「学生時代にもっとやっておけば良かったと思う事は?」
「物理学かな。もうちょっと勉強したかった。
でも、人生、ずっと勉強。お前はもっと本を読むように。」
「出会った中国や台湾のビジネスマンは、皆大学で相当勉強していた。
勉強した事を活用して、ビジネスをしている。
日本人の弱さの一つはそこにある。空白の4年間。
大学での勉強を怠らない様に。」
「人生で一番ほっとした時。一番何かをやり遂げたと思った瞬間は?」
「そんなもん、今日この日に決まってるやろう。
こうしてお前を送り出すことができて、これ程ほっとした事はない。
これからもまだ暫く経済的な援助はするが、基本的にはもう独り立ちや。」
「私の人生でやるべき事はこれで大半が終わったも同然。
後は今まで以上に好き勝手にするからな。」
「よく歳と共に時間の経過が早くなり、また人生はつまらなくなると言うが
決してそんなことはない。
私はどんどん時間が流れるのが遅くなるように感じる。
このままでは時間が止まりそうだ。
この1年だけでも、どれだけ多くのことがあったか。」
「自分自身で、この一年の成長度合は、昔の1年より大きく感じられる。
ブログで何度も書いているけど、努力と喜びは指数関数的に伸びていく。
人生はどんどん面白くなっていく。」
更に(株)トミハラの事。「遠隔経営」の話。「Project SCRATCH」の話。
そして「宇宙戦艦ヤマト」から始まって「神の種族の進化論」まで。
話は尽きない。
一時過ぎまで語り合う。好きだけど、苦手なワインを飲みながら。
「私は親父や先輩から多くのことを学び、自分なりに消化し、変革して来た。
何か新しい事をやる。それが大事だと思う。
また、若い頃はまず自分が自分がで構わないが、この歳になると
どうやって次世代に繋いでいくかと言う事をよく考えるものだ。
「生きる意味は」という命題があるが、「神の種族の進化論」によると
「次世代につなぐこと」が一番大事なことだ。
それは決して自分の子だけとは限らない。
そうやってお前も次世代につないで行って欲しい。
17日朝食。締めの話。
ここ3回のブログ「幸せ追求学」のプレゼン1,2を見せて講義する。
そもそもプレゼン2は、会う日の朝、言い残している事がないか、再考し、
待ち合わせに30分遅れながらも、さっと書いてブログにアップしたものだ。
この二日間で何を伝えたいか。頭の中は整理されていた。
2月2日からアップしたブログ全15話。
実は息子の大学受験での最初の不合格通知から、第一志望合格、
大学進学決定、そして親元を離れる事になる中で、状況に右往左往されながら
間接的に息子へのメッセージとして書き綴ったものである。
また、二カ月前に行ったお陰で勝手知ったる場所。
イベント毎の時間配分は完璧。言いたいことは整理済み。
「冨原塾春期集中講座」これにて終了である。
「伝えたい事は伝えた。後は自分で判断して勝手に前に進んでくれ。
そしてまた、次世代にタスキを繋いでくれ。」
出社前、帰りはちゃんと空港まで送り届ける。
「頑張れよ。」
固い握手をして送り出した。
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