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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed (BMC日記 7月24日) (取り敢えずの完結編) 秘密兵器 (2015/8/15 3:28:02)
・私には秘密兵器がある。
 ビジネスで、話す内容、プレゼン等に窮した時、持ち出す秘密兵器。

・先日行われたブルネイの国有銀行との頭取さんとの会食。
 苦手なお固い話しが予想される中、さて、どうしたものかと思案。
 そこでこの秘密兵器を使う事にした。
 結果、最初の1時間は秘密兵器のプレゼンで割き、それから2時間は打ち解けた会話。

・ハンググライダーに絡めた私の人となりの紹介。
 ハンググライダーという目新しいスポーツと本音トーク。距離感はぐっと縮まるものである。

・2010年4月、伊藤忠中近東会社社長に任命された私。
 同じタイミングで伊藤忠商事社長に就任された岡藤社長。
 持ち時間15分で、着任の挨拶に伺う。
・「化学品部門は業界何位なんや。」 「一位は何処や」
 「一位との違いはなんや」「一位になるにはどうしたらええんや」
 矢継ぎ早の質問。応戦一方。

・自分の担当する商品、それに関連する分野なら幾らでも語れるが、
 化学品業界全体となると流石に語れない。いや、自分の考えが狭すぎた。断念。
 いい加減な返事をしても仕方がない。
 「わかりません。」白旗、降参。

・まだ5分ある。反撃。
 「社長はハング・グライダー経営を打ち出されていますが、どういうお考えなのでしょうか」
 「飛んでいる間にも、いろんな条件が変化する。そうした状況の変化に臨機応変に対応し、
  ゴールに辿り着く。環境の変化に関わらず、予算達成など、経営課題をこなしていく。
  会社経営も正にそうしたもんや。」

・成る程、私の「Duty, Management, Creation」のマネジメントは
 Manage to do , 何とか~する。状況の変化に対応して、何とか目標を達成する、だが、
 岡藤社長も似た考えの様だ。
 そこから自分のハング歴等を話し、会話が弾む。
 岡藤社長は丹那でハング・グライダーを見て、そう考えたらしい。
 面談時間、30分強、予定大幅超過。
  教訓そのXX「戦いは、自分のフィールドで行え」

・ドバイに着任後、年に3回、業務報告に日本に一時帰国することにした。
 化学品以外にも、エネルギー、食料、機械、財務関連等、各組織トップと面談する。
 さて、岡藤社長とは、どうしたものか。
 また質問攻めが予想される。正直、気が重い。
・とは言え、社長として、管下社員の頑張りを報告する責務もある。
 年に一回、3月の帰国時のみ面談することに決める。
 毎年、憂鬱な3月である。

・そうした中で、帰任が決まっていた、3度目の3月。
 通常の業務報告から逸脱し、この秘密兵器を使う事に決めた。
 更に内容を絞り込んだ、短縮版である。
・結果は・・・花粉症からか、体調不良の様で、反応は良く分からなかった。
 後で常務から一言「また、お前やらかしたんだって」
 「なんか、お前のとこに、変な奴がいるみたいだなぁ」って言われたぞ。

・さて、この秘密兵器、要は自己紹介のプレゼン資料。
 中近東会社社長に着任し、一か月後、管下社員に行った自己紹介。
 そこで使った資料である。
 ・自己紹介
 ・5つの夢
 ・新たなミッション「Contribution to create the optimum society」
 ・ハングで如何に実家まで飛ぶという夢を成し得たか。
 ・ハングから学んだ事。 
 
・パワーポイントをブログに載せる技術がないので、掲載出来ないが
 要は今までブログで話して来た内容そのものである。

・5月から書き出したブログ。
 相変わらず、集中するときはやる、やらない時はやらない。という性格。
 取り敢えず、家族宛のメッセ-ジを込めたブログは、これにて終了します。

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