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feed <飛丸日記 5月6、7日> 祝 「ダイビング 300回記念」 (2019/6/4 21:02:29)
190506 Logbook x2
190507 油田プラットフォーム
190507 298回目 ダイビング
190507 300回目 ダイビング
190507 300回目 ダイビング 3
190507 300回目 ダイビング 2
190506 Oceanic Quest 2
中々感慨深いものがある。300回目のダイビング。
写真左が2011年、ドバイ駐在中、オマーン・ダイブ・センターで購入したログ・ブック。
右が、今回新たに購入したもの。共に1冊100ダイブ記入出来る。
オマーンでは2冊買ったので、その時から200ダイブしている事になる。
まさか3冊目がいるとは思わなかった。念の為に2冊買ったものだ。

ハング同様、大学のサークルに入って初めたダイビング。
最初の100ダイブは、26年掛けて。それから8年で200ダイブ。
我ながら自画自賛すべきはその「計画力」かな。
実はダイビングをやりたいと思ったのは、ハングより前だ。
確か中学時代、親父が好きで良く一緒に見ていた「クストーの海底世界」
その頃は、今の宇宙旅行の様に黎明期。
まだまだ夢の世界だった。

大学でダイビング部を見つけて、即入部を決断する。
とは言え、「メインはハング」という気持ちは変わらない。
何せ、ハングをする為に選んだ大学である。
紀伊半島や丹後半島に加えて、石垣と小笠原ツアーに参加。
当時はBCD(浮力調整器具)もダイブ・コンピューターも、高値の花だった。
「泡より早く浮上するな」、それがルールだ。
クラブ車のデリカで海岸線を走り、「面白そうだからここでエントリーしてみよう」と
勝手気ままに海に潜る。
ライセンスはPADIやNAUIが拡大競争中。失礼ながらライセンス乱発状態。
「関東で潜るには、ライセンスを持っていた方が良い。 好きなライセンスを選べ」
とあるショップの方に、4回と時にそう言われる。
「本当かなあ。関東ってめんどくさいところだなあ。」
半信半疑でライセンスを購入したのだが、財布と相談、申請料が一番安いものにした。
「あの時にダイブ・マスターを選んでおけば・・・。」
今でも思い起こされるあの時のやり取り。
いや、いや、それはあまりに宜しくないか。

大学卒業後はハングに注力。
ハングが一息ついたら、スクールに入り直し、
次は未だ見ぬ嫁さんと一緒にダビングをしよう。
そう考えて、ダイビングは一時中断した。

2005年、予定通り、再開。
全く思いもしなかった事は、そこにいたのは大学時代の同級生だった。
とは言え嫁さんは、耳抜きがうまく行かず、スクールを途中で断念。
その後は娘と沖縄やドバイで一緒に潜る。息子にもお勧め中。
現在までほぼ計画通り、いや、計画以上である。

昨今「人の評価は、その人が感じている幸福度」と考える私。
流されるのが好きな人もいるし、まあ、そこは人の好き好き。
振り返るに私。
108つある煩悩を、108歳しかない人生でやり切るには、相応の計画力が必要だ。

何をしたいか明確にし、その達成までの道のりを考え、そして大事な事は、
「今何をすべきか」を考え、実行すること。
単なる優先順位ではない。
刻々変わる置かれた環境の中、今何をするのが良いかを考える。
最近、どうもハング賛美の話になるが、これもハングから学んだ教訓だろう。
明確なゴール設定。そこまでの道のりの逆算。そして今、何をすべきか。
往々にして、やるべき事は、その場に留まり、気流を捉え、高度を稼ぐことである。
上昇気流が見つからない時には、変化を待ち、じわじわと下がりながらも
沈下率を最小にしてその場に留まる事もある。
まあ、等とスマートな事を言っても、そんな芸当を実際にやれるのは100回に0.5回位だ。
なかなかゴールはできないし、寧ろ途中で下りてしまう事の方が多い。
積み重ねられた失敗の数々。培われた経験。いや、山積みされた反省の数々。
「失敗の数だけは人に負けない自信がある」

3連休の三日目。
ブルネイでは雨が少なく、河の流れ込みが少ないこの時期に一番海が澄むと言う。
ブランク回避の目的からも、毎年5月には、1日をスキューバ・ダイビングに当てている。
「仕切り直し」、気持ちも新たに、新たなダイブ・ショップを訪ねる。

普段はしないのだが、力量チェックの為に、潜る前にログ・ブックを見せる。
自分自身が驚いたのだが、今回、丁度300回目を迎える。
「何か祝ってくれ」と、初めてお会いした方々にアピール。

沈船ダイビング等々を楽しむ。透明度は残念ながらの状態。
本日3本目、人生300回目は、80 分のダイビングだった。
潜る仲間全員に、ある程度の経験があり、空気の消費量が少なくないと出来ないことだ。
5人でのダイビング。流石、老舗ショップに海外から集ったダイバー達である。
「80分以上潜った事はあるか?」
「いや、初めて。今回が過去最長だ。」
成程、こういう祝い方をしてくれたのか。
思いも寄らぬ、二つの点で記録に残るダイビングとなった。

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