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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/5/15 22:21:52)

feed 世界選手権2019 in マケドニアー最終日 (2019/8/18 16:15:40)
世界選手権最終日は、雲底高度3000m、風は北風15km/hから20km/h。とってもいいコンディションです。マケドニア、すごいところです。タスクは風下の南にジグザグ南下していく96キロが組まれました。
スタート前の上がりはめちゃ良くて、簡単に2500mオーバー。前の日より10℃以上気温が下がってて、もう寒いのなんのってハンパありませんでした。

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スタートしてからは、ハイスピードレース。弱いサーマルでモタモタしているとすぐ置いていかれちゃいますので、アチコチに目を配って他のグライダーの動きを敏感に察知しながら進みました。東のターンポイント1とって、西のターンポイント2とって、としているうちに集団が別れ始めたので、大きいグループ大きいグルーぷを選んで追走し、やや遅れ気味ながらもまずまずの位置で推移。いい感じーとご機嫌で飛んでいました。そしていよいよ終盤、最後から2つ目のターンポイントまで380mだーとアクセルガン踏みしていましたら、突如メインでナビゲーションに使っていたCパイロットの画面が真っ黒になってご臨終!ヒーっ!なんでここでー?!サブにタブレットのXCTrackを持っていたのでそちらを見るように切り換えましたが、普段見慣れていないので、どの情報がどこに配置されてるか直感で分からない。今、高度何メーター?ターンポイントまで何キロ?ゴールまでのグライドレシオは??でも計器をじっと見ていたら他のグライダーの動きから遅れてしまうし、でも高度すら分からないと自分はどう動くべきか分からない、、、ともうプチパニック!!数字を見るのはやめて、矢印と周りのグライダーの動きだけで最後のターンポイントをとり、周りのグライダーが出たので自分もファイナルグライドへ・・・でもホントに届くのかしら???一緒にファイナルグライドに出たグループには、有名パイロットがテンコ盛り。データの裏付けがなく確証もないまま出たので、自分だけ届かなかったらどうしようと不安になり、半分もアクセル踏めずに遅れてしまいました。が、無事ゴォオール!!ふぅーーーー。アクセル踏めば、あと1分以上は早くゴールできたんですけどねー、なんてゴールに酔いしれていたら、最後に一緒にファイナルグライドに入ったグループの中に国別順位を競っていたスロベニアの選手が2人もいたらしく、もしかしてアクセル踏まなかったせいでも負けちゃうかも・・・ヒェーーー。

少しだけ巻返した成績はこちらから!

やはり2日前の失敗を取返すことができず、5位までしか上がれませんでした。遅くともゴールが身に染みた結果です。でもまだまだ世界で戦えると実感できました。
さて気になる国別順位ですが・・・じゃじゃーーん、なんと日本チーム3位です!!やりましたぁ!!初めてチームで表彰台に登ります!!

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