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feed (8月20日) マケドニア戦記 その5 「最高の観光日和」 (2015/8/21 9:13:35)
・毎日、新しいイベントを用意してくれる神様。今日は一体何を?
 そう思って望んだ今日、朝起きると空は真っ白。
 毎日9時半のBriefingでは、近くの観光地の説明。
  念の為11時半にもう一度集まる事になった。
・近場は来年来た時に行く可能性が高い。
隣国アルバニア、アドリア海を目指そう。片道4、5時間らしい。
 11時半まで待てない。役員にも告げて、⒑時半には出る準備。
・そこに「Master of Industry」と崇める高丸先輩と数年ぶりにFBでやり取り。
人生相談で時間が経つ。出発が出遅れたと思いきや、Cancel のCancel。
・しかも風向きの関係で30㎞離れた場所に大移動。Take Offは2時20分。
「気持が切り替えられなかった」「今日は集団について行こうと無理をした」
「ハーネスのチャックが閉まらなかった」「疲労困憊だった」
言い訳は一杯あるが、正に言い訳である。
・大会で最も避けたい状況。
「まだ天気が良いのに、上昇気流が見つけられず着陸」
 「見上げると遥か高くに他機」
 「自分は飛び立った場所が見える位置に着陸」
 「着陸失敗で、グライダーを一部破損」
 これ以上の屈辱があるであろうか。
 いや、幸い五体満足。「Still Alive」一番大事なことだ。
・気づくと携帯が充電されていない。連絡が取れない。
 どこかに降りていたら、どんなに困った事か。
 (後で発見。充電用のコードが断線していた。)
・近場に降りた人を頼りに、回収されてGoalに辿り着く。
 そこから思わぬイベント。
  4時間の格闘の末、Goalする世界選手権者のTIM。
 満面の喜び。如何にGoalが大変だったかを興奮して語る。
 Top Goalの瞬間を見て、着陸直後の興奮した話を聞くのは多分初めてだ。
 TOPも決して楽にGoalした訳ではない。
 苦労の連続、何とか勝ち得たGoal.
・二番目にGoalしたのは・・・ちょっと老骨。Patrick。
 フランスの名パイロットだ。初めて話す。聞いてみると私より3か月年下。
 新鮮だった。自分がもう50歳、なんて言ってられない。
・夜開かれた歓迎Party。やっとマケドニアNo.1と言われるビールに出会う。
 でも、私には美味しくなかった。
 Goalした日に役員から差し出されたNo.2のビールの方が美味しかった。
 いや、それよりも更に、不時着の地で、見知らぬマケドニア人にもらった
 No.3 のビールが如何に美味しかったことか。
・今日も一日、凄く刺激的な一日だった

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