ホーム >> RSSセンター >> <TMC日記 8月11日> 「晴天の城巡り」 吉田城 (豊橋)

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feed <TMC日記 8月11日> 「晴天の城巡り」 吉田城 (豊橋) (2019/10/7 5:18:24)


「晴天の霹靂」とはまさにこういう事を言うのだろう。
全く予期しない事態。
お袋にとある病気が突然見つかる。
検査の度に深刻さが増す。ついには手術する事に。
「大丈夫だからわざわざ立会いには来なく良い」
立会いの一時帰国は見送るも、術後に叔父から帰国勧告。
翌日即刻帰国する。

帰国の機会に静岡の「我が社」に顔を出し、夕方、叔父と共に見舞いに行く。
金曜の夜行で帰国、月曜にブルネイに戻るという現地2日の強行軍。
「顔を見せて元気づけをしなけねば」と考えたのだが、
判断が誤っていたのではなかったのかと暫し考える破目に羽目に陥る。

お袋からは小言ばかり。
「あんたはいつも× × ×」
1時間も耐えられないマシンガン攻撃。
元気で何より、いやお袋には血圧が上がって悪かろう。
早々に退散する。

当日は病院のある浜松に宿泊。
翌日、攻撃に耐えられる時間は1時間と推定する。

浜松から東に約40km、菊川の河城なる田舎で育った私。
「街に出る」とは菊川の中心街へ行くこと。
更に用事がある場合、次に出る都会は掛川であり、その次は大都会の浜松。
そこから先は未知の世界である。
いや、ほんの数回行った事がある名古屋かな。
そんな私が、この機会に浜松から更に西、豊橋へと足を伸ばす。
吉田城を見学し、市電で終点まで。
そこから田園地帯を散歩し、丘陵地帯にある葦毛湿原へと足を伸ばす。
合計約17キロ踏破。

ブルネイで聞く日本のニュース、連日の猛暑日。
さぞかし暑いのだろうと思いきや、何の問題も感じない。
完全にブルネイ人化してしまった自分に驚く。

最後はライオンを見る為、動物園に向かう。
安全が確保された状態で、のんびりと眺めたいものだ。
ところがなんと3時半で閉演。思いは叶わず。

その後、浜松に戻り、わざわざ駆け付けてくれた娘と合流。
娘の後ろに隠れながら、二度目のお見舞い。
夜は娘と居酒屋に。
こうしてわざわざ来てくれる娘に感謝。
お陰で昨日よりはお袋の姿を垣間見る事が出来た。

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