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ニュース速報
Seikoのちょっぴり大人なフライト生活
(2024/10/31 8:42:27)
ニュース速報 (2015/8/24 1:28:42)
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ニュース速報 (2015/8/24 1:28:42)
いつもこのブログを見てくれているひとの為にたまにはまだ公になっていないホットなニュースをお届けしようと思う。
《ブーメラン10はなぜ5kmもEnzo2より早いのか?》
今回はこの疑問に対する答えを御伝えしよう。
そもそもことの始まりはフライトテストパイロットを生業としている私がひょんなことで、ブーメラン9のSサイズの怪しい動きから、このグライダーが本来ならばEN-DもしくはCCCのどちらも通るはずの無いものだということを証明してしまったのだ。(グライダーのラインチェックをしたあと2機のブーメラン9を3人のテストパイロットでテストした結果)
グライダーのスピードをむやみやたらに上げることを防ぐためにあるテスト項目の一つ、
ピッチングスタビリティー 25パーセントブレーク という項目がテストで通らないのだ。
このグライダーはそもそも私の働いているエアートルコワーズでCCCに通らずジングライダーはDHVに持ち込んだところなんと1週間弱でテストに通ってしまったという曰く付き。
なので実際この結果にはだれも驚きをみせなかった。
しかし、この結果が出た時点ですでにブーメラン10は一気にS、M、Lと世界戦ギリギリでDHVによるテスト、しかも韓国でと通っていた。
今回は前回のテスト結果を知っている疑問を持ったテストパイロットがこのグライダーをテストしたところ、9よりも更に酷い結果となった。スピードが断然早いためである。
明らかにCCCを通ることができないテスト結果である。
さらにはこのテストシーンのビデオを確認すると、テストパイロットはフルアクセルではない状態でこのテストをしており、ブレークの引き白も全く十分ではないというテストとしては全く成立しないフライトであった。
いまのところ限られたパイロットのなかで議論がされているが、このままで良いはずはない。
なぜこのことが公にならないかというと、この事実を発見した私、そして確認作業をしたozoneのパイロットが再びエンゾ問題のときのような悲劇を起こしたくないからだ。
しかし、もちろんこのままで良いわけはなく、これからの進展が見物だ。
通常一度されたテスト結果を覆すことは難しが、ある種の機関にこの問題を報告することによってフランスからこの商品を認定された結果のものと認めないものにすることはできるらしい。
が、世界的にはどうなのだろう?
とりあえずこのグライダーに乗っているパイロットはこのグライダーの挙動はCCCグライダーではないことだけでも知っておいた方がいいだろう。
こういうことが起こるとメーカーだけでなく、テスト機関の信頼性も疑われるのが痛いところだ。
そしてこういうことが続くとコンペシーンに少なからず悪い影響が出ることも否めない。
なんだか毎年すっきりしないコンペシーン。。
いっそのことみんな同じグライダーで飛んだらいいんじゃない?
なにか良い案あったら教えてね。
《ブーメラン10はなぜ5kmもEnzo2より早いのか?》
今回はこの疑問に対する答えを御伝えしよう。
そもそもことの始まりはフライトテストパイロットを生業としている私がひょんなことで、ブーメラン9のSサイズの怪しい動きから、このグライダーが本来ならばEN-DもしくはCCCのどちらも通るはずの無いものだということを証明してしまったのだ。(グライダーのラインチェックをしたあと2機のブーメラン9を3人のテストパイロットでテストした結果)
グライダーのスピードをむやみやたらに上げることを防ぐためにあるテスト項目の一つ、
ピッチングスタビリティー 25パーセントブレーク という項目がテストで通らないのだ。
このグライダーはそもそも私の働いているエアートルコワーズでCCCに通らずジングライダーはDHVに持ち込んだところなんと1週間弱でテストに通ってしまったという曰く付き。
なので実際この結果にはだれも驚きをみせなかった。
しかし、この結果が出た時点ですでにブーメラン10は一気にS、M、Lと世界戦ギリギリでDHVによるテスト、しかも韓国でと通っていた。
今回は前回のテスト結果を知っている疑問を持ったテストパイロットがこのグライダーをテストしたところ、9よりも更に酷い結果となった。スピードが断然早いためである。
明らかにCCCを通ることができないテスト結果である。
さらにはこのテストシーンのビデオを確認すると、テストパイロットはフルアクセルではない状態でこのテストをしており、ブレークの引き白も全く十分ではないというテストとしては全く成立しないフライトであった。
いまのところ限られたパイロットのなかで議論がされているが、このままで良いはずはない。
なぜこのことが公にならないかというと、この事実を発見した私、そして確認作業をしたozoneのパイロットが再びエンゾ問題のときのような悲劇を起こしたくないからだ。
しかし、もちろんこのままで良いわけはなく、これからの進展が見物だ。
通常一度されたテスト結果を覆すことは難しが、ある種の機関にこの問題を報告することによってフランスからこの商品を認定された結果のものと認めないものにすることはできるらしい。
が、世界的にはどうなのだろう?
とりあえずこのグライダーに乗っているパイロットはこのグライダーの挙動はCCCグライダーではないことだけでも知っておいた方がいいだろう。
こういうことが起こるとメーカーだけでなく、テスト機関の信頼性も疑われるのが痛いところだ。
そしてこういうことが続くとコンペシーンに少なからず悪い影響が出ることも否めない。
なんだか毎年すっきりしないコンペシーン。。
いっそのことみんな同じグライダーで飛んだらいいんじゃない?
なにか良い案あったら教えてね。
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