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feed <TMC日記 10月11~14日> 「大変な国、ニッポン」 (2019/10/26 19:44:21)
191014 NASA 2F

ブルネイでは「ガラポンTV」なるものを使って、
夕食を作りながら毎日19時のNHKニュースを見ている私。
お陰で日本の一般的なニュース、情報収集には事欠かない。

海外から日本を見て、改めて思う事。
「日本というのは、自然災害が非常に多い大変な国である。」
ブルネイの方が余程安全だ。

ジャングルには「突出木」というものがある。
森の中で、20~30mの木が、ポツンと一本だけ立っている。
日本では許されない光景だ。
何故か。
ブルネイには台風は来ないのである。
台風はブルネイの北で発生し、そのまま北に上がってゆく。
地震もなく、台風もない安らかな国なのだ。

「暑い」という只一点を除くと、遥かに日本より住みやすい。
難点は只一つ、飛べる場所がないこと。
この問題さえ解消されれば、更に5年の駐在でも問題ない。

ドバイ駐在時、一時帰国の翌日に発生した東日本大地震。
今回も何故か帰国翌日に台風19号の直撃を受ける。
前回は娘の安全確認ではらはらドキドキ。
今回も、神様に手に汗を握らされた。

1982年9月12日、ネットで調べると18号台風だったらしい。
高校三年の時、家の真横の土手が決壊した。
洪水の危険を察知して、工場の中にある製品を腰の高さまで上げる。
遂に水が溢れ出し、もう一度上げ直す。
更に水かさが増す。もう一度上げ記憶があるが、定かではない。
何れにせよ、無駄な抵抗である。
工場の二階に避難する。二階の窓から見る信じがたい光景。
目の前を車が流れて行く。
工場自体が押し流されるのではとの危険を感じ、高台に避難を考える。
工場を出ようとドアに触った瞬間、ドアが外れて濁流が建物の中に流れ込む。
水の中から親父に助け出された私。
床上1m浸水。
水が引いた時、標高が50㎝位上がっていた。
家の畳を剥がすと、いや、畳は既に土砂の上に乗っていた。
数日にわたり、近所の方々が土砂の取り除き作業を行って頂いた。
あの時の御恩は忘れてはならない。

「国土交通省ハザードマップ」素晴らしいものが出来たものである。
情報量も当時とは圧倒的に違う。
10月12日。
埼玉のマンションにいても、静岡の情報が刻一刻と入ってくる。
下流数キロの所で洪水発生。
37年前の教訓で、その後土手の工事がされたとは言え、
今回は「想定外の大雨」である。
いや、「地球温暖化」これからは毎年来るかもしれない。

「静岡の我が社」に新たに迎え入れた〇〇〇。
翌13日、日曜日。
電車が不通な事もあり、筑波山から一家揃って来て頂く。
冨原家、嫁さん、娘と計6名での会食。
その後、私が筑波山に向かい、一緒にラグビー観戦。
翌日は、エリアを目の前にして、お仕事。
その後、自ら自宅を作ったサポーターのお宅を見学。
驚愕の一言。
相変わらず盛り沢山のツアーである。

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