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(8月23日
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
(8月23日 (2015/8/25 9:31:57)
「神様は、何時も傍にいてくれる訳ではない」
5時50分、自然起床。なかなか珍しい。今出れば同じルートでも間に合う。
荷造りをして6時過ぎ。朝食付きの宿なのに手配がまだ。
それではと、空港について、直ぐにチェックイン出来る様に、荷物の仕分け等を行う。
7時を過ぎる。朝食はまだ。ネットで調べると、違うルートで6時間7分。なんや、これならいける。
やっと朝食、聞いてみると別の世界遺産Butrintは25㎞先、近い。開館は9時かららしい。
暴走開始。
空港から逆方向に30分離れ、9時開門と同時に見学開始。
愛読書「地球の歩き方」によると15分も見れば十分だろう。
「見るのにどれ位掛かりますか?」「通常1時間半です」「えっ、1時間で見られませんか?」「お好きにどうぞ」・・・しまった、こんな所で交渉しても意味がない。思わず癖が出た。
それからきっちり1時間で見学を終え、10時に空港を目指して走り出す。
6時間半、560㎞。余裕1時間半。
直ぐに後悔。なんてアホなんや。これって有馬温泉から成田空港目指すようなもんや。
最初は峠越え。
平均時速 90Km、ありえんやろう。 地球の歩き方に騙された時点で、Google Map も 疑って掛かるべきだった。しかも、走り出して30㎞位のところで道に迷う。Google Mapを Surface ProのOne Noteにコピーした。それだけが頼り。
アルバニアからギリシアへの出入国で大ハプニング。
荷物を出せのボディランゲージによる指示。折角荷造りした荷物を一つづつ出させられる。
ハンググライダー用のハーネスも。 いきなり緊急パラシュートを引っ張りだそうとする。
思わず制止。それだけは止めてくれ。(・・・自分ではリパックできない!)
「お前自分がどういう立場かわかっているのか?」 ・・・なんや英語が通じるじゃないか?
「お前のパスポートには、アルバニア入国のスタンプがない。お前には密入国の疑いがある。」
「えっ! でもそんなん知らんがな。」
結局ありとあらゆる荷物を出させられた。
警察のおっちゃんは、代えたタイヤの上でピョンピョンしている。おーい。
結局、国境を抜けるのに1時間40分掛かった。
(その後の確認で、入国のスタンプと思われるものはあった。スタンプが多すぎて、単に探せなかった模様)
2時、ギリシャのイオアニアなる町のど真ん中に突っ込み、迷子に。4時間掛けて、まだ百キロちょっと。
あかん。・・・・久しぶりに無茶苦茶焦る。もはや絶望的か。
何度も道端で道を聞く。突然現れた高速道路。勘を頼りに走ると直ぐに入口をゲット。
そこからはびっくりの展開。
無茶苦茶整備された高速道路。一気にマケドニア国境まで300㎞を走る。
マケドニアへの入国も問題なし。マケドニアに入ってからも快適。結局、18時24分に空港着。
驚き。 GooGle Mapは 全く正しかった。
最高速度 157Km という表示が残っているが・・・
とは言え、流石に今日の展開はラッキー以外の何物でもない。
大反省。「神様は、何時も傍にいてくれる訳ではない。」
取り敢えず、経済が疲弊しているとは言え、素晴らしく高速道路が整備されたギリシアに感謝。
(これにてマケドニア戦記、完結かな。)
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(8月23日 (2015/8/25 9:31:57)
「神様は、何時も傍にいてくれる訳ではない」
5時50分、自然起床。なかなか珍しい。今出れば同じルートでも間に合う。
荷造りをして6時過ぎ。朝食付きの宿なのに手配がまだ。
それではと、空港について、直ぐにチェックイン出来る様に、荷物の仕分け等を行う。
7時を過ぎる。朝食はまだ。ネットで調べると、違うルートで6時間7分。なんや、これならいける。
やっと朝食、聞いてみると別の世界遺産Butrintは25㎞先、近い。開館は9時かららしい。
暴走開始。
空港から逆方向に30分離れ、9時開門と同時に見学開始。
愛読書「地球の歩き方」によると15分も見れば十分だろう。
「見るのにどれ位掛かりますか?」「通常1時間半です」「えっ、1時間で見られませんか?」「お好きにどうぞ」・・・しまった、こんな所で交渉しても意味がない。思わず癖が出た。
それからきっちり1時間で見学を終え、10時に空港を目指して走り出す。
6時間半、560㎞。余裕1時間半。
直ぐに後悔。なんてアホなんや。これって有馬温泉から成田空港目指すようなもんや。
最初は峠越え。
平均時速 90Km、ありえんやろう。 地球の歩き方に騙された時点で、Google Map も 疑って掛かるべきだった。しかも、走り出して30㎞位のところで道に迷う。Google Mapを Surface ProのOne Noteにコピーした。それだけが頼り。
アルバニアからギリシアへの出入国で大ハプニング。
荷物を出せのボディランゲージによる指示。折角荷造りした荷物を一つづつ出させられる。
ハンググライダー用のハーネスも。 いきなり緊急パラシュートを引っ張りだそうとする。
思わず制止。それだけは止めてくれ。(・・・自分ではリパックできない!)
「お前自分がどういう立場かわかっているのか?」 ・・・なんや英語が通じるじゃないか?
「お前のパスポートには、アルバニア入国のスタンプがない。お前には密入国の疑いがある。」
「えっ! でもそんなん知らんがな。」
結局ありとあらゆる荷物を出させられた。
警察のおっちゃんは、代えたタイヤの上でピョンピョンしている。おーい。
結局、国境を抜けるのに1時間40分掛かった。
(その後の確認で、入国のスタンプと思われるものはあった。スタンプが多すぎて、単に探せなかった模様)
2時、ギリシャのイオアニアなる町のど真ん中に突っ込み、迷子に。4時間掛けて、まだ百キロちょっと。
あかん。・・・・久しぶりに無茶苦茶焦る。もはや絶望的か。
何度も道端で道を聞く。突然現れた高速道路。勘を頼りに走ると直ぐに入口をゲット。
そこからはびっくりの展開。
無茶苦茶整備された高速道路。一気にマケドニア国境まで300㎞を走る。
マケドニアへの入国も問題なし。マケドニアに入ってからも快適。結局、18時24分に空港着。
驚き。 GooGle Mapは 全く正しかった。
最高速度 157Km という表示が残っているが・・・
とは言え、流石に今日の展開はラッキー以外の何物でもない。
大反省。「神様は、何時も傍にいてくれる訳ではない。」
取り敢えず、経済が疲弊しているとは言え、素晴らしく高速道路が整備されたギリシアに感謝。
(これにてマケドニア戦記、完結かな。)
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