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link 慶應義塾體育會航空部 活動ブログ 慶應義塾體育會航空部 活動ブログ (2024/5/15 22:21:07)

feed 三田祭合宿・慶應LSお披露目式 (2019/11/28 21:18:33)
11月19日から11月24日にかけて三田祭合宿が行われました。本格的に肌寒さが増し日の出前の薄暗がりの中、宿舎を出発する日もあり冬の到来を実感しました。


今合宿は代交代は正式には12月の主将交代式後ですが、それを前提とした初の訓練であり本格的に3年生を中心とした部活動運営に移行する合宿となりました。しかし、天候に恵まれず、強風や雨による待機時間も長かったうえ早期撤収となってしまい多くの成果を残すことは叶いませんでした。しかし3年杉森が23移行を果たしたほか、訓練待機中は宿舎にて学科を行い有意義な時間を過ごすことができました。

23移行を果たした杉森は、雨予報にも関わらず突然に教官から23移行を告げられ、実感の湧かないまま23に搭乗したそうですが、無事23による飛行を終えました。話に聞く通り、やはり23は舵感が軽く舵の効きの良さを感じたと話しており、教官の強い後押しを受けて23移行出来た事に改めて教官方に深く感謝しています。

今後どんどん単座機を乗り回してくれることと思います!



このほか1stソロ、2ndソロを目前に控えた1年生や自家用技能審査を間近に控えた部員もおり、今合宿でこそ成果は出なかったもののあと一歩というところまで来ています。

選手たちは慶早戦まで残り4合宿となりました。本年度は6冠達成が懸っており、1ヶ月後の12月下旬合宿では部としてベーシック面・滑翔面ともに数多くの成果を残せることに期待したいです。


そして、今合宿中の11月24日には新機体・慶應LS(LS-6 JA2516)のお披露目式が行われました!

慶應LSは塾航空部にとって四半世紀ぶりの新機材の導入となります。前日から格納庫の清掃を行い、宮司さんにお越しいただいて慶應LSの安全祈願を行いました。祈祷ののち、一同御神酒をいただきました。


日本学生航空連盟からは吉田専務理事、深田理事、江澤理事、日高理事、井上理事、中村訓練所長、慶應義塾体育会からは鈴木主事、三田航空クラブからは廣瀬理事、美輪OB、航空部からは栗山監督、小川助監督、正野助監督、茂木コーチ、そして熊谷三田会からは栗原会長様にご参列頂きました。皆様お忙しいお時間の合間を縫ってのご参加誠にありがとうございました。

栗山監督からは、日本が各種スポーツにおいて世界に通用する結果を残す一方でグライダーは実績が捗々しくないという現状の中で、塾航空部ではこれまで以上に人材育成に励み、世界を視野に入れた活動およびスポーツを通じた国際交流をしてゆきたいという旨のご挨拶がありました。

廣瀬理事からは、来年度の塾航空部90周年、ひいては2030年度の100周年に向けて学生教官を中心にが大いに活躍し、塾航空部が日本の学生航空界の先導者として活躍する展望期待したいとお話しいただきました。

吉田専務理事からは、グライダーの国境を越えた学生交流が、日本学生航空界の取り組むべき大きなテーマであるとのお話があり、

部員一同学生航空の道標を再認識し、改めて塾航空部が学生航空界を牽引し得る存在となるのだという自覚を再認識しました。



また、権田酒造様からは日本酒の差し入れを、梅林堂様からはお菓子の差し入れを、三田航空クラブ理事長・廣瀬様からは御祝い金一封をいただきました。誠にありがとうございます!


学生教官の4年手塚、3年山路は慶應LSで練習を積み、ジュニア世界大会出場を強く望まれているほか、フラップ機を乗りこなしたいと意気込む部員もおり、慶應LSは確実に部員の大きなモチベーションとなっております。

日本の学生航空の先導者となり、そして世界で戦うに相応しい部となれるよう、部員一同精進して参りますので、なお一層のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。



以下、今合宿の成果です。

田邊(3):タスク24km1p
杉森(3):23移行

23移行した杉森




待機中の学科の様子

慶應LSお披露目式


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