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以前のブログで、「ミリの日」「バンダルの日」「KBの日」と
自分の休日の過ごし方を記載した。
ブログというのは、Weblog
情報発信の場である前に、そもそも日記である。
帰任が近づく中、今日は記録の為に私の昼飯弁当を掲載。
月火水木金、毎日良くまあ、作り続けているものである。

「ブルネイの我が社」では、11月は大人事評価シーズン。
230人いる社員が組織図に従って順次評価され、
最後は役員会で全員の評価が検討される。
一人ひとり、全員である。

私自身が個別の面接をするのは数人足らず。
最後はお決まりのパターンで面接を終える。
「次は私を評価して下さい。批判、不満、大歓迎。お聞きします。
　目標は進歩すること。悪い点の自覚がないと進歩できない。
　後5ヶ月、これが最後の機会だから、言いたい事を言って下さい。」

これぞとばかりに繰り出される非難の数々。
「机が汚い。部屋が汚い。もっと整理せよ！」
「はい。仰る通り。因みに自分の家はもっとグチャグチャです。」

「最初は無愛想で取っ付き難い。
　新人には恐れられているのを知ってます？
　どんなに忙しくても、何時も笑顔を忘れずに！」
「はーい」

「5年間一緒に働いて、最初は何を目指しているのかわからなかった。
　途中からわかり出し、びっくりする成果もあった。
　でも、それまでは単なる仕事の増加でしかなく、不満だった。
　もっと、最初からゴールを示して欲しい。」
「んんん、わかり難い場合は、3つのケースがあるかな。
１．自分では　ゴールを示してつもりなんだけど、
　そんな夢物語は実現しないと周りが理解しないケース
２．走りながら状況の変化等でゴールを変えるケース
　ついて来る者が大変なのはよくわかります。
３．そもそもゴールがなくても走り出すケース
　　でもその結果、かなりの頻度で成果が得られる。
　　正しい努力をすれば、相応の見返りが得られるもの。
　　みんなはその経験があまりないから、立ち止まっている。」
「そんなの冨原さんがラッキーなだけ。」
「いや違う。ハンググライダーでは見えない上昇気流を探すのだが、
　見つけられるか否かは最後は運次第。
　どんなにうまい人も上昇気流に当たらない事もある。
　大事な事は、上昇気流が多い場所に行く事。
　上昇気流も幸運も同じものだ。幸運が訪れ易い場所に身を置くことだ。」
「ご趣味のお話ありがとうございます・・・。」

「数週間掛けてチームで進めて来た事を、土壇場でゴールを変えられた事がある。
　あれはひどかった。あの時は、チームみんなが騒然とした。
　何故、冨原さんがそうしたのか、後でわかったが
　もっときちんと説明しながら進めて欲しい。」
「仰る通り、でも上司と部下では見えている世界、
　持っている情報量が違うのは仕方無いこと。」

「Yes, But・・・ 」の議論は続く。