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はじめての狩猟 (2019/12/26 20:14:07)
11月15日は狩猟解禁日です。
昨年狩猟免許を取得して、今年銃の所持許可が下り、狩猟者登録を群馬県でしました。
そもそも、エリアを荒らす猪どもをやっつける!ために狩猟免許を取ったわけです。
で、パラグライダー仲間が猟を一緒にしようと誘ってくれたので、ドキドキしながらもデビューです。
メンバーは8人。
半数は山の麓から犬を引き連れて追い込みをかけます。
ジブンは山を一つ越えた場所で、銃を持って待ち伏せします。
倒木に身を隠し、「わたしは森」と言い聞かせ同化します。
山の向こう側で追い込みをかけた30分後、すぐ目の前で物音がしたと思ったら、十数頭の鹿の群れが通過しています。
突然のことで大慌て。発砲するも致命傷を与えることができず、逃げられてしまいました。
無線でその旨を伝えると、何やってんだド新人!っ的な険悪な空気がヒシヒシと感じられます。
やばい。次があれば仕留めないとかなりまずい。変な緊張感が漂います。
ただそんな都合良く、自分の前に獲物が現れるとは限りません。
ひたすら「わたしは森」と気配を消します。
猟も終了間近、2頭の雌鹿が目の前に現れました。先ほど撃ったラインでは逃げられてしまうと判断し、少し見送って斜め後方に差し掛かる瞬間に発砲。
当たった様で、鹿が1mほど飛び上がり、すぐさま斜面を駆け下りて逃げて行ってしまいました。
やばい。またやってしまった。。。
無線で状況を伝えると、めちゃくちゃ険悪な空気。しゃーないじゃん。初めてなんだもの。。。
会長の「解除」の掛け声とともに、下山をします。
狩猟終了です。
ですが、なにやら下でざわざわしています。
道路で雌鹿が倒れています。
ジブンが撃った場所から直下の道。逃げて行ったその場所で鹿は絶命していました。
首筋に散弾の痕。
ジブン以外は全員ライフル銃なので、間違いなく先ほど撃ったジブンの獲物でした。
なんだか可哀そうですが、畑を荒らす害獣なのです。
悲しいけれどこれは狩猟なのよね。しっかり食べてあげるからね。
道まで自走してくれたので、運ぶ手間も省けました。
誘ってくれたMさんが仕留めた猪と今回の成果。
解体作業をお手伝いし、肉のおすそ分けを頂きました。
普段スーパーで手軽に買える肉ですが、自分で全ての工程を体験すると見え方が変わってきます。
背ロースの部分をわさび醤油、刺身で頂きましたが、めちゃくちゃ美味かった。
で、次はいつ行こうかという気は正直起きませんが、とても良い勉強になりました。
しばらくはクレー射撃で良いかなぁ。