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地震火災の対策をしてみませんか! (2019/12/27 11:01:49)
みなさん、年の瀬で大掃除をするかと思いますが、ついでに地震対策をしてみませんか。
地震火災の対策です。
阪神淡路大震災では、地震後285件の火災が発生し、火災で559名の方が亡くなっています。
原因が判明した231件のうち85件が電気によるものです。
通電火災といわれるものです。
地震後に電気が復旧した際に、ショートしたり、倒れている電気ストーブから引火したりなど火元となるケースです。
首都圏直下型地震では、死者はおよそ2万3,000人にのぼり、その7割にあたるおよそ1万6,000人は火災が原因で死亡するとされています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_05.html
日本最大の災害は、1923年大正12年に起きた関東大震災です。実に約9万2千人が火災で亡くなっています。実に死者の9割にのぼっています。
現在の首都圏でも木造住宅密集地域があり、山手線外周部を中心に広範に分布しています。そこで同時多発的に火災が発生することが予想されています。
私たちにもできる対策があります。
感電ブレーカーなどの通電火災を防ぐための対策です。
ブレーカーのレバーに重りをつけて、大きな揺れで重りが落ちてブレーカーが働くという単純なもの
ブレーカーのレバーに重りをつけて、大きな揺れが発生すると重りが落ちてブレーカーが働くというシンプルなもの。ホームセンターで1500円くらいです。
あとは、初期消化です。
地震火災は同時多発的に発生します。
消防車の数や人員が足りなくなることもあります。
阪神淡路大震災の時には、渋滞で消防車の到着が遅れています。
自分たちで消すしかないことが考えられます。
対策として消化器を買い換えました。
ホームセンターで3500円でした。
2016年(平成28年)12月22日に起きた糸魚川市で起きた、大規模火災は記憶に新しいです。
木造密集地域、強風などの条件が整ってしまえば、現代でも起こるということです。
時間を戻すことはできません。
「あの時ああしておけばよかった」とならぬように、備えましょう。