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<飛丸日記 12月29日> 「耳抜き30回」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 12月29日> 「耳抜き30回」 (2020/1/10 20:29:23)
バリクパパンなる東ボルネオ島の街を経由して
MARATUAなる離れ小島に到着する。
更にボートに乗り、Nabucco島に。
昨日アップした写真の真ん中の島だ。
移動の度に回りに日本人が増え、最後は計6名に。
これから8日間を共に過ごすチームの結成だ。
例年年末はクルーズ船に宿泊してのダイビング三昧。
「潜って、食べて、寝る」を一日3回。
食べて寝ている間に次のポイントに移動してくれる。
楽ちんの極み。名付けて「極楽ダイビング」。
昨年の年末は趣向を変えて、ジュゴンの一発狙い。
「地獄のブスアンガ」を拠点にジュゴン・スポットに通い詰める。
さて今年。
今回はバラクーダの大群「バラクーダ・トルネード」の一発狙い。
的を絞ってこの地を選んだ。
島は思いの外小さく、こじんまりしている。
私のロッジはレストランや波止場に最も近いベスト・ポジション。
「良し、気合を入れて、ダイビングと読書に励もう。」
今回のダイビング・ツアーには、実は大きな懸念材料があった。
「Negative Entry」
海に入ると直ぐに急速潜行し、水面下10数mで集合する。
流れが強い、玄人向けのポイントで潜る時の必須テクである。
この時に問題になるのが「耳抜き」
水圧で押される鼓膜の外側と内側の気圧を同じにする必要がある。
これが出来ずに無理して潜ると鼓膜が破れんばかりの痛みとなる。
やる事は鼻をつまんで息を吐き、内側の圧を高めるだけなのだが
最近のダイビングでは何故かうまく行かない。
そこで今回思い付いたのが、事前の耳抜き30回練習。
潜る前に、鼻をつまんで 30回の耳抜き練習を行う。
これが効果てき面だった。急速潜行、1分以内に水深10数mへ。
危険が伴うアウトドア・スポーツは背伸びをしてはならない。
ほんのちょっと無理をして成長を求めるビジネスとは違うのだ。
常に「自分が出来る範囲」で行動しなければならない。
一方で、「なんちゃってダイバー」の私が玄人はだしの方々と
さり気なく同行するには努力がいる。
何事も、「始まる前に可能な限りの準備をすること。」
これまた一つ、勉強であった。
100回やって一人立ち。300回で半人前、500回で一人前。
普段と違う世界、私のアウトドア・スポーツに対する持論である。
丁度前回やっと300回のダイビングを迎えた、半人前の私。
ダイビング歴25,000回というツワモノもおられる中で
とても私のお粗末なダイビング歴は言い出せない。
私の商社マンとしてのポリシー行動指針。
「嘘はつかない、でも情報は統制する」
自分がド素人である事は、ここでは黙っておこう。
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<飛丸日記 12月29日> 「耳抜き30回」 (2020/1/10 20:29:23)
バリクパパンなる東ボルネオ島の街を経由して
MARATUAなる離れ小島に到着する。
更にボートに乗り、Nabucco島に。
昨日アップした写真の真ん中の島だ。
移動の度に回りに日本人が増え、最後は計6名に。
これから8日間を共に過ごすチームの結成だ。
例年年末はクルーズ船に宿泊してのダイビング三昧。
「潜って、食べて、寝る」を一日3回。
食べて寝ている間に次のポイントに移動してくれる。
楽ちんの極み。名付けて「極楽ダイビング」。
昨年の年末は趣向を変えて、ジュゴンの一発狙い。
「地獄のブスアンガ」を拠点にジュゴン・スポットに通い詰める。
さて今年。
今回はバラクーダの大群「バラクーダ・トルネード」の一発狙い。
的を絞ってこの地を選んだ。
島は思いの外小さく、こじんまりしている。
私のロッジはレストランや波止場に最も近いベスト・ポジション。
「良し、気合を入れて、ダイビングと読書に励もう。」
今回のダイビング・ツアーには、実は大きな懸念材料があった。
「Negative Entry」
海に入ると直ぐに急速潜行し、水面下10数mで集合する。
流れが強い、玄人向けのポイントで潜る時の必須テクである。
この時に問題になるのが「耳抜き」
水圧で押される鼓膜の外側と内側の気圧を同じにする必要がある。
これが出来ずに無理して潜ると鼓膜が破れんばかりの痛みとなる。
やる事は鼻をつまんで息を吐き、内側の圧を高めるだけなのだが
最近のダイビングでは何故かうまく行かない。
そこで今回思い付いたのが、事前の耳抜き30回練習。
潜る前に、鼻をつまんで 30回の耳抜き練習を行う。
これが効果てき面だった。急速潜行、1分以内に水深10数mへ。
危険が伴うアウトドア・スポーツは背伸びをしてはならない。
ほんのちょっと無理をして成長を求めるビジネスとは違うのだ。
常に「自分が出来る範囲」で行動しなければならない。
一方で、「なんちゃってダイバー」の私が玄人はだしの方々と
さり気なく同行するには努力がいる。
何事も、「始まる前に可能な限りの準備をすること。」
これまた一つ、勉強であった。
100回やって一人立ち。300回で半人前、500回で一人前。
普段と違う世界、私のアウトドア・スポーツに対する持論である。
丁度前回やっと300回のダイビングを迎えた、半人前の私。
ダイビング歴25,000回というツワモノもおられる中で
とても私のお粗末なダイビング歴は言い出せない。
私の商社マンとしてのポリシー行動指針。
「嘘はつかない、でも情報は統制する」
自分がド素人である事は、ここでは黙っておこう。
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