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feed <飛丸日記 12月31日> 「ドリフト・ダイビング」 (2020/1/13 0:00:46)
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成程、私はこれが好きなんだ。
流されるままに一方行に移動する「ドリフト・ダイビング」

ダイビングの技術の一つに「Navigation」がある。
ダイビングは見通しが悪い海底を横這いで移動するので
地形を把握し難いのだが、コンパス等を頼りに
元の船の場所に戻って来る必要がある。
普段はガイドさんと潜るので基本的には不要なのだが、
全くガイドさん任せという訳にも行かず、それなりに注意がいる。

「ドリフト・ダイビング」はそんな事はお構いない。
流されるまま、移り行く景色を堪能する。
そう言えば、子供の頃は海でなく川で泳ぐのが好きだった。
行きっぱなしの気楽さ。

ハンググライダーの距離競技、私の好きなクロカンと同じである。
もう一つの競技、飛び出したところに戻って来る
「アウト&レターン」
何かをしたら、最後はちゃんと辻褄を合わせなければいけない。
まあ世の中そういうものではあるが、はっきり言って私は苦手である。

学んだ事。「ドリフト・ダイビング」はクロカンである。

因みに、一つだけ注意がいる。
ダイビングでは水平移動なら速くても問題ないのだが、
流れには上下に向かうものがある。これは拙い。
2,3m上にいた人が一瞬で下に行った事もある。
いや、逆だったのかも。
急激な上昇は血液中の窒素の気泡化があり、危ないとか。
大学1年の時に共に初めたダイビングとハング・グライダー。
実はダイビングの方が怖かった。
目に見えない危険、把握できない危険程、恐ろしいものはない。
玄人向けのこのエリア、注意して掛かろう。

それにしても流れというものは凄いものだ。
とても流れには抗えない。
「戦略の誤りは戦術では償えない」
これは少々意味が違うかもしれないが、身の置き所を誤ると
とても多少の努力で挽回できるものではない。
「徒労はするな」
失敗経験の塊の様な私だけに、この言葉は身に染みる。

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