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達成率420％
計画を打ち上げた時には、全く想像できなかった。
「友達5人呼ぶ計画」遂に20、21人目である。
今回は「青山の我が社」レディ、元直属の部下二人。
内、1名は二度目、ダブル・カウント。

「幸せ追求学」によると、「繋がり」は幸福を感じる１大要素。
まあ、友達が多いのは悪い事ではないだろう。
でも、これも程度問題。余りに多いと振り回される。
昔読んだ本によると人が維持できる友人の数は200人だと言う。
確かネット普及の前の本。今は400人位か？

この計画、改めて考えると　なかなか「当たり」である。
非日常を一緒に過ごした連帯感。
特に「海外」は程度の差こそあれ、危険を感じ、それなりに緊張感があるものだ。
ハングやダイビング、この友達を特別に感ずるのもうなずける。
今のところ、我が人生で人に薦められる数少ない処世術二つ。
「我が子とは、二人だけで毎年旅行をすること」
「駐在期間中は、日本から友達を呼ぶこと」

金土日の弾丸ツアー。長期出張中の後輩君とアテンド。
ご希望を確認すると「2日ともゴルフで良い」と。
でも、それでは私自身がつまらない。
駐在して丁度丸5年。
様々なところを行きつくし、目新しい所は見当たらない。
既に「ブルネイ・マスター」の称号は得たとは言えるだろう。
訪問する候補地は、以前のブログを送付して紹介。
とは言え「人を楽しませるには、先ず自分が楽しまなければならない。」
さて、どうしたものか。

到着初日の夜、「Welcome Dinner」のご招待。
「360度評価」を実施。昔話に花が咲く。
いや、予定通り、袋叩きに会う。
「新入社員の私に対し、あの時の冨原さんはひどかった。」
苦笑いしながら、何とか抗弁。
「世の中には、反面教師と言う言葉があるのです。」

二日目、ゴルフの後に「天狗ザル・ツアー」
折角来て頂いた方に、ここは外せない。
恐らく10回は来ているこの地。先ずはお決まりの料金交渉。
60ドルの吹っ掛けを20ドルまで値切って乗船。
交渉方法も大分確立した。
ポイントは交渉相手の選択、その為の観察力である。
そして天狗ザルと水上集落・ツアー。
驚きの展開。
今までで最も多い大群に出会う。そして最近完成した新たな橋への接近。
恐らくこれが最後かと思うと、中々感慨深いものがある。

その後、お決まりの「M社のK氏」宅での「ポーカー大会」
自称ブルネイ日本人会ポーカー部長として情けなや。初の敗退。
「M社のK氏」完勝。流石である。改めて、肝に銘ず。
「物事には波がある」「無理はしない。勝てる時に勝つ。」

三日目、ゴルフの後に最近出来た「ナイト・マーケット」と
これまた10回は来ている新モスクを訪問。
これまた驚きの展開。
始めてモスクの中心部まで行く機会を得る。荘厳さに感動。

出来るだけ、同じ事はしない。同じ場所には行かない。
新し物好きの私。違う道を走る為に、わざわざ遠回りすることも度々。
今回、学んだ事。
「噛めば噛むほど味が出る」とは正に言い得て妙。
物事、全く同じと言う事はあり得ない。
行けば行くだけ新たな発見、出会いがそこにあるものだ。
如何に新鮮さを保つのか。
全ては自分次第である。