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feed <飛丸日記 1月24日> 「Last Second の男」 その1 (2020/2/9 17:30:47)
200127 KL

流石に今年はやり過ぎである。頻繁な海外旅行。これで5回目。
「駐在最後の年。今年しか、旅行に飛び回れる時はない。」
「今しかできない。」
経験的に言うと、これは殆ど自分を納得させる為の言い訳である。
振り返って見ると、実はそんなことは決してない。
とは言え、人は何かをするのに、自分を納得させる言い訳が必要だ。
以上、長い前置きの言い訳。

旧正月の三連休。この機会に行くべき所は?
東南アジアの国巡りは予定通り全ての国を制覇した。
まだ未完成なのは隣国マレーシアの探索。
かくてマレーシア半島中央部、高原地帯のツアーを企画する。
それにしても安い。マレーシアの首都KLまで飛行機代5000円強。
世の中、便利になったものである。

これだけ頻繁に旅行をすると、手配にも効率が求められる。
フライトの予約を固め、次にホテルを予約。最後に現地の手配。
PCT(手順書)に記載されたタイムラインに従い、手配を進める。
ところが今回はタイムラインの設定ミス。
読みが甘かった。何せ、旧正月の時期である。
一週間前、夜、自宅でレンタカーを予約する。
翌日メイルを受け取る。「空きがなく、手配出来ませんでした。」
また夜に別のレンタカー会社を探して予約する。
何とこれを5回繰り返した。

そして迎えた出発日当日。
朝一、「青山の我が社」のKL駐在員に連絡。「遊んでくれない?」
流石に直前過ぎて、二人共予定がある。
KLに実家があり、ブルネイに嫁いでいる社員さんに打診する。
「実家の車、空いてないか聞いてくれない?」
手当たり次第とは、この事である。
「こけたら三倍返し」今回は流石に詰んだかなあ。
昼休み、止む無く高原ツアーを諦め、KLのホテル探しを始める。
現地に行く方法がないのである。

「この手配で行ける筈です。後は自分でやって下さい。」
お昼過ぎ、見事な解決策の提案。流石、地元である。
退社後、国境までの車中、電波が繋がる間に手配を行う。
丁度、イミグレを越えたところでやり終えた。
ギリギリセーフ、手配完了。
なんとか無事、出発だ。

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