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薪ストーブって、本来はほとんど煙が出ないんです…。
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
薪ストーブって、本来はほとんど煙が出ないんです…。 (2020/3/2 21:55:15)
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薪ストーブって、本来はほとんど煙が出ないんです…。 (2020/3/2 21:55:15)
薪ストーブを導入したいんだけど、煙でご近所にご迷惑をかけそうだし…。
だから、ウチはあきらめているんです…。
そんな声をよく聞くのですが…。
本来、薪ストーブってちゃんと使えば、ほとんど煙は出ないはずなんです…。
例えば、我が家の例を見てみると…。
まず、焚きつけて、ストーブトップが100度程度に上がり、燃焼が安定したところ(我が家では火をつけてから10分くらい)でドアを閉めて追加
薪を1本入れたところで写真をパチリ!
この時の煙突からの煙を見てみると…。
写真では確認しずらいのですが、うっすらと薄茶色の煙が出ています。
…。と、説明を入れないといけないくらい…。
我が家では、これでも一番煙が出ているときなのです!
更にストーブの温度が上がり…。
ストーブトップが280度程度に上がり、いよいよ二次燃焼に入れる時が来ました。
ダンパーを締めると、「ゴー」っというこのストーブ特有の二次燃焼音をさせながら、巡航燃焼へと入ります。
その時の煙の状態は…。
ほぼ煙は出ておらず、陽炎だけが立ち上る状態です。
薪ストーブのドアを閉めてから、ここまで約15分ほどです。
我が家の場合ですが、このくらい煙が出ていないのです。
本来、薪ストーブって、このくらい煙が出ないものだといってよいと思うのです…。
…。
…。
残念ながら、近くで薪ストーブを使っている方で、何故だかいつも「煙」が出ている方を何人かお見受けします。
最初は、「薪の未乾燥」が原因かと思っていたのですが…。
2年以上、ちゃんと乾燥させた薪でも、いつも煙モクモクの方もいらっしゃるのです。
何故、このように、十分乾燥させているハズの薪でも煙モクモクになるのか考えてみたのですが…。
実は皆さん、煙突が「シングル管」という共通点があるのです!
シングル管とは、煙突が一枚板でできたもの。
つまり、煙突が冷めやすくドラフト(吸い上げ)が弱い状態で、薪ストーブを焚いているのです!
この状態では、十分に薪に酸素が供給されないため、炎が安定せず、十分な燃焼温度が確保できていない…。
だから、いつもくすぶった状態で焚いてしまうので、煙モクモクになるのではないか?と、思えるのです。
もちろん、たとえ煙突がシングル管でも、煙突が冷める隙を与えないくらいガンガンに焚いてやれば、「ドラフト」は得られるのですが…。
シングル管でそのようにガンガンに焚くと、熱で煙突の寿命が短くなり、何よりも、すぐに薪が燃え尽きてしまう
でしょう。
だから、シングル管を使用してしまうと、どうしても「煙モクモク」の焚き方を選択せざるを得ないようになってしまうのでしょう。
この、シングル管を使用した薪ストーブの煙モクモクのイメージが、薪ストーブ全体のイメージを支配してしまっ
ているのではないでしょうか?
私は決してシングル管を否定してはいません。
薪を食う。煙が出る。暖かくない。煙突掃除をしょっちゅうしなければいけない…。
この辺の問題がクリアできるのであれば、シングル管は「安価」という魅力的なものを持っています。
ただ…。
薪ストーブすべてがいつも煙を出してしまう…。
そんなイメージで、せっかくこれだけ素晴らしいものの導入を見合わせてしまうのは、非常にもったいないと思うのです…。
だから、ウチはあきらめているんです…。
そんな声をよく聞くのですが…。
本来、薪ストーブってちゃんと使えば、ほとんど煙は出ないはずなんです…。
例えば、我が家の例を見てみると…。
まず、焚きつけて、ストーブトップが100度程度に上がり、燃焼が安定したところ(我が家では火をつけてから10分くらい)でドアを閉めて追加
薪を1本入れたところで写真をパチリ!
この時の煙突からの煙を見てみると…。
写真では確認しずらいのですが、うっすらと薄茶色の煙が出ています。
…。と、説明を入れないといけないくらい…。
我が家では、これでも一番煙が出ているときなのです!
更にストーブの温度が上がり…。
ストーブトップが280度程度に上がり、いよいよ二次燃焼に入れる時が来ました。
ダンパーを締めると、「ゴー」っというこのストーブ特有の二次燃焼音をさせながら、巡航燃焼へと入ります。
その時の煙の状態は…。
ほぼ煙は出ておらず、陽炎だけが立ち上る状態です。
薪ストーブのドアを閉めてから、ここまで約15分ほどです。
我が家の場合ですが、このくらい煙が出ていないのです。
本来、薪ストーブって、このくらい煙が出ないものだといってよいと思うのです…。
…。
…。
残念ながら、近くで薪ストーブを使っている方で、何故だかいつも「煙」が出ている方を何人かお見受けします。
最初は、「薪の未乾燥」が原因かと思っていたのですが…。
2年以上、ちゃんと乾燥させた薪でも、いつも煙モクモクの方もいらっしゃるのです。
何故、このように、十分乾燥させているハズの薪でも煙モクモクになるのか考えてみたのですが…。
実は皆さん、煙突が「シングル管」という共通点があるのです!
シングル管とは、煙突が一枚板でできたもの。
つまり、煙突が冷めやすくドラフト(吸い上げ)が弱い状態で、薪ストーブを焚いているのです!
この状態では、十分に薪に酸素が供給されないため、炎が安定せず、十分な燃焼温度が確保できていない…。
だから、いつもくすぶった状態で焚いてしまうので、煙モクモクになるのではないか?と、思えるのです。
もちろん、たとえ煙突がシングル管でも、煙突が冷める隙を与えないくらいガンガンに焚いてやれば、「ドラフト」は得られるのですが…。
シングル管でそのようにガンガンに焚くと、熱で煙突の寿命が短くなり、何よりも、すぐに薪が燃え尽きてしまう
でしょう。
だから、シングル管を使用してしまうと、どうしても「煙モクモク」の焚き方を選択せざるを得ないようになってしまうのでしょう。
この、シングル管を使用した薪ストーブの煙モクモクのイメージが、薪ストーブ全体のイメージを支配してしまっ
ているのではないでしょうか?
私は決してシングル管を否定してはいません。
薪を食う。煙が出る。暖かくない。煙突掃除をしょっちゅうしなければいけない…。
この辺の問題がクリアできるのであれば、シングル管は「安価」という魅力的なものを持っています。
ただ…。
薪ストーブすべてがいつも煙を出してしまう…。
そんなイメージで、せっかくこれだけ素晴らしいものの導入を見合わせてしまうのは、非常にもったいないと思うのです…。
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