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<飛丸日記 2月23日> 「頑固で意思が弱い人」
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
<飛丸日記 2月23日> 「頑固で意思が弱い人」 (2020/4/19 12:58:43)
「私を評価して下さい。」
個人面接の最後によく社員さんにお願いするのだが、離任を控え、
最近は一方的にお聞きしている。そんな中でのコメント。
「頑固で意思が強い人」
自分が「頑固」なのはわかっている。
周りが「意思が強い」と思っているのも知っているが、それは誤解である。
自己評価は「頑固で、意思が弱い人」
「頑固」は、頭が固く、融通が利かない。人の意見を聞かない。
否定的なイメージ。
「意志が強い」は最後までやり抜く、初志貫徹の精神力の持ち主。
肯定的なイメージ。
「頑固で意思が強い」のはまあ、良し悪し合わせ技で目をつぶるとして
「頑固で意思が弱い」は、周りからすると単に困った奴である。
その事が分かっていても、何故「頑固」なスタイルを変えないのか。
種明かしをするのは得策ではないのだが、「性格的に頑固」であると共に
また「戦略的に頑固」なのである。
実は「頑固」な事は楽である。微妙な駆け引きが要求されない。
「世の中、何事も交渉である」と思っている私の様なうっとおしい輩に、
明確な一線を示す。
「これより先は、一歩も譲らない。」そのスタンスを明確にする。
結果、無用な交渉はなくなり、時間が取られない。
同じ事を何度も繰り返し考えさせられる必要がなくなる。
より重要な事、大切な事を考えるのに時間が割ける。
「幸せ追及学」において「戦略的頑固」は必要なのだ。
ある時点までは徹底的に話し合う。人の意見を参考にする。
そして決めたら動かない。
余程の事がない限り、「戦略的に思考を停止する。」
さて本題。
自転車によるブルネイ縦断計画。
帰任前にやり残した事を、改めて「Want to do List」で見直す。
見つけたのがこの計画。2017年2月以来、完全に埃を被っていた。
10回足らずしか乗っていない自転車。このままではあまりにもったいない。
先ずは2019年12月15日、前回の終点を起点に34㎞往復する。
前回の終点まで車で行き、往復して車に戻る。17㎞の前進。
拙い、このペースでは、ブルネイの北端ムアラ港に
辿り着くまで、後4回必要だ。
4月15日の帰任予定日まで、全週末の予定を決めている私。
「んんん、流石にこれは、あきらめかなあ。」
そこで、思いついた打開策。なんと悪賢い冨原淳。
「そうだ、次は空港まで行き、タクシーで車を取りに行こう」
国全体で50台しかタクシーがないブルネイ。
捕まえるのは至難の技だ。
でもこの作戦であれば、確実に捕まえられ、そして距離が倍になる。
次も予め空港でタクシーをお願いすれば、片道で済む。
そして迎えたこの日。37km前進。
あと一回で、5年越しの目標達成である。
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<飛丸日記 2月23日> 「頑固で意思が弱い人」 (2020/4/19 12:58:43)
「私を評価して下さい。」
個人面接の最後によく社員さんにお願いするのだが、離任を控え、
最近は一方的にお聞きしている。そんな中でのコメント。
「頑固で意思が強い人」
自分が「頑固」なのはわかっている。
周りが「意思が強い」と思っているのも知っているが、それは誤解である。
自己評価は「頑固で、意思が弱い人」
「頑固」は、頭が固く、融通が利かない。人の意見を聞かない。
否定的なイメージ。
「意志が強い」は最後までやり抜く、初志貫徹の精神力の持ち主。
肯定的なイメージ。
「頑固で意思が強い」のはまあ、良し悪し合わせ技で目をつぶるとして
「頑固で意思が弱い」は、周りからすると単に困った奴である。
その事が分かっていても、何故「頑固」なスタイルを変えないのか。
種明かしをするのは得策ではないのだが、「性格的に頑固」であると共に
また「戦略的に頑固」なのである。
実は「頑固」な事は楽である。微妙な駆け引きが要求されない。
「世の中、何事も交渉である」と思っている私の様なうっとおしい輩に、
明確な一線を示す。
「これより先は、一歩も譲らない。」そのスタンスを明確にする。
結果、無用な交渉はなくなり、時間が取られない。
同じ事を何度も繰り返し考えさせられる必要がなくなる。
より重要な事、大切な事を考えるのに時間が割ける。
「幸せ追及学」において「戦略的頑固」は必要なのだ。
ある時点までは徹底的に話し合う。人の意見を参考にする。
そして決めたら動かない。
余程の事がない限り、「戦略的に思考を停止する。」
さて本題。
自転車によるブルネイ縦断計画。
帰任前にやり残した事を、改めて「Want to do List」で見直す。
見つけたのがこの計画。2017年2月以来、完全に埃を被っていた。
10回足らずしか乗っていない自転車。このままではあまりにもったいない。
先ずは2019年12月15日、前回の終点を起点に34㎞往復する。
前回の終点まで車で行き、往復して車に戻る。17㎞の前進。
拙い、このペースでは、ブルネイの北端ムアラ港に
辿り着くまで、後4回必要だ。
4月15日の帰任予定日まで、全週末の予定を決めている私。
「んんん、流石にこれは、あきらめかなあ。」
そこで、思いついた打開策。なんと悪賢い冨原淳。
「そうだ、次は空港まで行き、タクシーで車を取りに行こう」
国全体で50台しかタクシーがないブルネイ。
捕まえるのは至難の技だ。
でもこの作戦であれば、確実に捕まえられ、そして距離が倍になる。
次も予め空港でタクシーをお願いすれば、片道で済む。
そして迎えたこの日。37km前進。
あと一回で、5年越しの目標達成である。
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